地震は起きる 心構えと備えが重要
こんにちは、Hideですm(_ _)m
今年に入ってから、日本各地で大きな地震が起こっています。
今日の朝も台湾でマグニチュード7.5の大きな地震が起こり、一時沖縄地方に津波警報が出て、実際に津波を観測しました。
私達が住む日本は、島国ですから地震は必ず起きるわけですから、日頃から地震に対しての心構えと備えをしておくべきでしょう。
地震が起こらない、に越したことはありませんが、起きない事は絶対に無いのです。
プレートが入り組んでいる上に島の土地としてあるわけですから、地震は絶対に起こるのです。
歴史を遡ってみても、定期的に各地で周期的に地震が発生しています。
専門家からも、次は首都直下地震なのか、南海トラフが起こるのかは不明ですが、どちらも高い確率で起こると言われています。
私も地震県である宮城県で生まれ育ちましたので、大きな地震を何度となく経験しました。
ブロック塀が倒れて大勢の人達が亡くなったり、津波で集落の方々が流され犠牲になってきたのを、目の当たりにしてきました。
建物も崩壊したり津波に流されたりしたのをリアルタイムではありませんが、実際この目でその現場を見てきました。想像を絶する衝撃でした。
自然災害の怖さを現実に見ると本当に怖さを感じます。
今回は、大きな地震を何度となく経験した者として、地震への心構えや備えについてお話ししたいと思います。
少しでも地震について知識があれば、いざという時身を守れますから、是非参考になさっていただければ幸いです。
地震はいつ来るかわからない 頭の片隅にでも、地震が来たら…どうするかを入れておきましょう
私も大きな地震を何回か経験しましたが、突然発生するので本当にびっくりしますし、恐怖が先に来てどうしたら良いかわからなくなるものです。
2011年の東日本大震災の時も、近い将来90%の確率で宮城県に大地震が発生すると、その何年か前から言われてましたので、大きく揺れを感じたあの日、「遂に来たか…」と思いましたが、想像していたより凄いエネルギーを感じるくらいの揺れで、正直びっくりしました。
それまでには経験したことのない大きなうねりというか、地面が回る様に物凄い力で揺れました。
通常それまで経験した地震って、瞬間的に大きな衝撃とともに地面が揺れ起れて、びっくりしているうちに発生し終了といった感じでしたが、あの日の揺れだけはそれとは全く違うものでした。
5分位、ゆっくりとしたうねりのような揺れで、それが地面が回るように大きな力で動くのです。
すぐ収るどころか、どんどん揺れるエネルギーを増しながら大きくなっていきました。
私は、ショッピングモールの駐車場にいたので、建物内にいるよりは、まだ恐怖が少なかったはずなのですが、駐車場のアスファルトがうねって回っているように見えましたよ。真面目に…今でも思い出すと怖くなります。
多少、心には大地震への覚悟はできていたはずですが、実際起こると自分にはどうすることも出来ません。
最初下から突き上げるような縦揺れを感じて、ラーメン屋にいた私は、すぐに店の外へと出ました。
上から物が落ちてこない広い場所に逃げたのです。
あとは立ってられない状態だったので、地面に手をついて四つん這いになり揺れが収まるのを待つしかありませんでした。
3月11日14時46分宮城県の南部で仕事中だった私は被災しました。
いつか来るとはわかっていても、発生時間までは予測出来ませんので、どこで何をしている時に起こるか想定できないのが地震なのです。
発生後、間も無く海沿いには大津波が押し寄せてくるのですが、まさかあそこまでの巨大津波が来るなんて思っても見ませんでした。
あの時つくづく感じたのは、人間の予測なんんてものは当てにならないという事。
予想値よりも大き狗なる事も想定に入れておいた方が良いと感じましたね。
東日本大震災とは違って、南海トラフが起こる名古屋や大阪といった人口が密集している大都市に、あのレベルの地震や津波が来たらと考える思、相当な被害が出ると予想できます。
まして大阪市内は、いくつもの河が街中に流れているので、大都市で起こる地震による火事と河から襲ってくる津波の両方に注意しなければなりません。
首都直下地震も、南海トラフも必ず来るものとして、心の中で認識しておいた方が良いと思います。
いつ何時来るかもわからないので、家庭や職場、学校などで、地震が起きたら、どこに避難するとか、発生後に逃げる避難経路なども、事前に確認しておく事が重要です。
地震が来たら、その後どうする 避難経路と避難場所を常に確認しておく事が大切
大きな地震を感じたら、とりあえず安全な場所に避難する、急でそれが難しければ鞄などで頭を守ることです。
職場によっては、デスクに一つヘルメットが用意されてたりしますので、日頃からそういった備品を確認しておき、いざという時にすぐ使えるようにしておきましょう。
自宅にいたら、すぐやるべき事はコンロや暖房の火を止める。
そして机やテーブルの下に潜るとかして、体を守る事です。
揺れが収まったら、次に起こるのが火災と津波です。
海や川が近ければ、すぐに内陸側に急いで逃げましょう。
それが難しければ、近くにあるできるだけ高い建物の上の階へ向かいましょう。
宮城県内の海沿いの地域には、津波タワーといって遠くまで逃げられない場合などに利用できる建物があり、非常食や毛布なども装備されています。
他県にも津波タワーが作られたのをテレビで見た事があります。
自宅で被災して、海や川が近ければ、避難経路に従って早めに避難所に避難しましょう。
火災は、密集した地域なら次々と火が燃え移りますので、そのような場所で被災したら、安全な経路で早めに広い土地に逃げるのが良いでしょう。
公園など、東日本大震災後は避難場所として、指定された避難場所が設けられましたので、自宅や職場などではちゃんとどこにあるかを確認しておきましょう。
大きな地震が起きたら、即行うべきなのは、身を守る為に、火を消す、頭を守る、そして海や川から離れて高台に逃げる。
いつ何時どこで起こるかわからないので、上記の起こった際にするべき事は、必ず頭に入れておきましょう。
地震発生後、避難場所になっている学校に集まるとか、私の家庭では家族内で話し合って決めています。
地震が起きても、少しでも慌てず落ち着いて行動できるように、心構えをしっかりしておくことが、各自の生命を守る為に重要な事なのですよ。
災害においても心構えが大事ですから。
地震への備えを怠らない
いつ来るかわからないのが、自然災害なので、日頃から災害時に必要なものなどの準備はしておきましょう。
そういう私の家庭もあの震災から13年も経過すると、非常食などの備えが疎かになっています。
あれだけ大変な思いをしたのに…人間って駄目ですね。
東北にはもうしばらくこないと思っているのでしょうか、いざという時の備えをすることを忘れてしまっています。
非常食やすぐ持ち出せるものなど緊急時に必要な物資などをもう一度確認して準備したいと思います。
まずは、非常時に凌ぐ為の食料や水等、懐中電灯や停電時に使用する照明や電池、携帯電話の充電などに利用するモバイルバッテリーや情報を得る為のラジオも必要です。
乾電池なども常日頃から常備しているか確認しておきましょう。
あと、銀行の通帳やキャッシュカード、健康保険証やマイナンバーカードなどは、一つの入れ物にまとめておいた方が良いでしょう。
意外と震災時に利用できるのが、アウトドアグッズです。
火を使ってお湯を沸かしたり、簡単な調理が出来たり出来るし、寝袋があればどこでも眠ることが出来ますし。
アルコールや炭などの燃料も非常時には利用できますので、うちにあるアウトドアグッズを震災時には大いに活用できます。
携帯電話は、緊急時の連絡手段として必須ですし、情報を得るのにも活用できますので、バッテリーは切れないようにしておきたいものです。
そこでモバイルバッテリーが重要になってくるわけです。
まとめ 地震についての心構えと備え
地震が発生したら、すぐ安全な場所に逃げる、頭をヘルメットや鞄などで守る。
地震が収まったら、火災に巻き込まれないように広い場所に逃げる。
海や川から離れ、高台へ避難する。
緊急避難場所を家族や会社などで決めておく。連絡体制なども確認しておく。
とにかく、地震が起きたら、各自、自分の身は自分で守る。
ちなみに、津波から逃げる時は、「津波が来るぞ〜」と叫びながら、周りの人にも知らせる意味で叫びながら逃げるのが、三陸地方(宮城県〜岩手県の海岸部)の鉄則だそうです。
常日頃から、非常食や災害時に必要な物質は確認して常備しておく。
地震だけではありませんが、災害は心構えと備えをしてるとしてないでは、全然違ってくることは確かです。
地震国日本に住む住民として、しっかりと心構えと備えをしておきましょう。
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