CITY POP🎶　雨の日に聴きたい曲　1980年代　女性ボーカル編

こんにちは、Hideです☔️

みちのく杜の都も朝からシトシトと冷たい雨が降っています。

梅雨の季節が近いと感じさせてくれます。

若く楽しかった頃のシティーポップの雨にまつわる曲を紹介したいと思います。

女性ボーカル編の今回は、いつもベタな選曲なところを、当時知らなくて聴いていなかった曲もネットからチョイスしました。

掘り起こしてみると…
当時も良い曲あったのですね〜（笑）

改めて昭和後期80年代のトレンドだったシティーポップの高いセンスには感銘しますね。

では、80年代にタイムスリップしてお届けします。

冷たい雨　/　松任谷由実　1979年7月20日リリースLP『OLIVE』収録

ユーミン７枚目のオリジナルアルバム　お洒落なファッション雑誌風のジャケット

作詞作曲：松任谷由実

このLPは当時聴いたことありませんでしたが、「冷たい雨」って曲は知っていましたし、ユーミンがパーソナリティーを務めるFM番組内で聴いたことはありました。

古い曲で1975年にバンバンに提供した曲で、76年にはハイファイセットもカバーしています。

荒井由実時代に制作された曲で、洒落たちょっと海外の匂いも感じさてくれる曲です。

＊ユーミン歌唱の映像が見つからず、’76のハイファイセットバージョンでお楽しみ下さい

イタリアのファッション雑誌風のジャケットも印象的なアルバム『OLIVE』でした。

やはりユーミンは音楽だけでなく昭和のファッションリーダーだったのですね〜

雨のリゾート　/　松田聖子　1981年10月21日リリースLP『風立ちぬ』収録

聖子４枚目のオリジナルアルバム「風立ちぬ」

作詞：松本隆　作曲：杉真理

松田聖子がシティーポップ路線で発表した名盤「風立ちぬ」内の1曲。

恋人同士のせっかくのドライブ雨になってしまったというちょっと悲しげな曲だが、作曲を担当した杉真理が明るいメロディーで女性の切なさを上手く表現している。

高校時代によく聴いた曲ですね〜

自分も車の免許を取ったら彼女とドライブしたいなぁ〜なんて思って聴いてましたよ。

ふたりのRainy day　/　中原めいこ　1983年9月1日リリースLP『mint』収録

中原めいこ３枚目のオリジナルアルバム「mint」

作詞作曲：中原めいこ

この人も昭和後期を代表するシティーポップシンガーです。

ブレイク曲「君たちキウィ・パパイア・マンゴーだね。」発表の前年にリリースされたLP「mint」に収録され、84年4月に発売された「君たちキウィ〜」のB面に収録された曲です。

当時流行のラテン風でダンサブルなナンバーを得意としている中原だが、この曲は軽快なリズムに乗って切ない声で歌い上げている。

やはり雨がテーマというとどうしても歌詞の内容がセンチメンタルになるのはお約束なのか。

中原の声と歌い方は唯一無二で他に真似のできない味のあるボーカルで好きなタイプのボーカリストです。

雨音はショパンの調べ　/　小林麻美 with C-POINT　1984年4月21日リリース

小林麻美８年振りのシングル

作詞：パウル・マッツォリーニ（ガゼボ本人）日本語詩：松任谷由実　作曲はピェールルイジ・ジョンビーニ

原曲は「I Like Chopin」1983年にイタリアの男性歌手Gazebo が歌唱し、全世界で800万枚以上のヒットを記録したイタロディスコの最も夢いな楽曲の一つ。

モデル業などで活躍していた小林麻美が歌手として8年ぶりに発表したシングル曲でカバーした。

C-POINTというコーラスグループがレコーディングに参加している。

オリコンで１位を獲得し、TBSザ・ベストテンでも３位にチャートインした。

後にユーミンもセルフカバーして、アルバムに収録しライブでも歌唱している。

シンセサイザーの幻想的なサウンドで始まりピアノの切ないイントロが印象的な曲だ。

＊ロング・バージョンを収録している12インチシングル盤から　　　　　　小林麻美さんって綺麗な人ですね〜

同年11月、当時流行だったLONG VERSIONの12インチシングルも再発されこちらもヒットした。

80年代では原曲ガゼボも含め雨の曲としてインパクトの強い曲だ。

曲中の「気休めは麻薬」の歌詞からNHKの放送上問題があった可能性が指摘され、民放の歌番組にも出演して歌うことはなかった。

当時、この曲が発売されていたレコード会社でバイトしていた私は、この大ヒットが業界内で大騒ぎになったのを目の当たりにしている。

イタリア発の曲ということもあり、話題性にも富んでいて、特に小林麻美の淡々と歌う雰囲気が良かったですね。

EVENING RAIN　/　杏里　1986年6月5日リリースシングル「モーニングスコール」のB面

2011年にリマスターCDとして再発されたアルバム「MYSTIQUE」にボーナストラックとして収録

作詞：園部和範　 作曲：小田裕一郎

アメリカナイズされた夏の浜辺をイメージさせるダンサブルナンバー。

爽やかなサウンドとリズミカルな曲調がバブル期の夏によく似合っている。

80年代を代表するシティーポップシンガーの一人だ。

プロデューサーの角松敏生との出会いから彼女の音楽性が開花した。

その角松氏から独り立ちして制作されたこの曲は、彼女のセンスの良さを垣間見れる作品となっている。

私も当時は杏里のアルバムを車の中でよく聴いたものだ。

彼女の透き通った声が夏によく合っていて心地良かった。

さよならと同じRain　/　大橋純子　1988年11月21日リリースLP「QUESTION」収録

13枚目のオリジナルアルバム

作詞：従然草　作曲：佐藤健

力強い声から抜群の歌唱力と大人の色気を感じさせてくれます。

都会の大人の恋をドラマチックに描かれていてとても素敵なシティーポップに仕上がっていますね。

雨にキッスの花束を　/　今井美樹　1990年8月29日リリース アルバム「Retour」収録

5枚目のオリジナルアルバム

日テレアニメ「YAWARA！」2代目オープニングテーマ。

アルバム「Retour」収録されていてシングルカットはされていない。

この曲はアニメの為に書き下ろしたわけではなく、番組プロデューサーが今井のアルバムを聴いて選曲したという。KANにより楽曲提供された。

＊テレビの音楽番組で、作曲者のKANと共演

アニメで使用されたバージョンは１コーラスと２コーラスの詩をミックスしたもの。

私もアニメを観て知っていて、聴いていると楽しくなる曲ですね。

優しい雨　/　小泉今日子　1993年2月3日リリース　34枚目のシングル

７インチシングルCDシングル　当時は縦長のジャケットだった

作詞：小泉今日子　作曲：鈴木祥子

キョンキョン自身も出演したドラマの主題歌で「あなたに会えてよかった」に次ぐヒット曲となった。

90年代に入りサウンドもより洗練された様に感じる。

大人になったキョンキョンが切ない恋を歌っています。

小泉節とも言える少しうなるような歌唱法で、ため息の様に歌うこのバラードは雨が優しいものと表現されていて、私も好きな雨の曲です。

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございます。

昭和後期80年代のシティPOP女性ボーカル編いかがでしたでしょうか？

彩鮮やかに80年代に煌めいていたシティポップの歌姫達が歌う雨の曲でした。

明るくポップな中にゴージャスさが溢れていた80年代でした。

あの時代を懐かしみながら振り返りました。

次は男性ボーカル編をお送りします。

では、またよろしく🎵