SEKAI NO OWARI

とでも言いたくなるような宿にいる

老婆とその孫?たちで経営されている

人の気配がない

宿が手入れされている気配も

いや、タオルは使えたから、最低限は手入れされているのだろう

時折よく日に焼けた6歳くらいの幼女が通りかかる

何をしているのかはわからない

朝、港に行ったが、今日はもう船は行ってしまったよ!と言われて、マッサージをして時間つぶししていた

そしたら、15時くらいに宿で知り合った方から乗れるわよ〜と連絡きて速攻で行ったら乗れた

エグザイルのヤバいやつみたいな男からチケットを買った

もうチケットはないぞ!俺から買うしかねぇ!と言われて、絶対ぼったくりやろなーと思いながら750ペソ(1500円)だったので買ってしまった

あとで日本人に聞いたら、本来半額で買えるらしい

画像を掲載

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彼である

パスポート一瞬預けたのでなんかされてるかもしれん。みんなは気をつけような

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それからボホール島へ渡って、500ペソの宿に泊まっている

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WiFiもあるし水もあるしシャワーはお湯も出る

なのになんだかしらんが不気味な雰囲気が宿に立ち込めている

ゾンビが出てきても死体が出てきても多分驚かない

一泊1000円なのだからこんなものだろう

皆が息をひそめている

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ちょっとずつ冒険感が出てきた

気分は悪くない

蟻が足に集ってきて噛む

これはウザすぎる

明日はシキホールへ行く

黒魔術の島

別にすることはない

それでいい

別に自分を探そうとしているわけでもない

ただ世界から距離を置くための旅

一回くらいはそういう旅もいいでしょう?

余談だが

この宿に1ヶ月くらいいたら何か別人になるかもしれない

そんな磁場を感じさせてくれる

シキホールまでのフェリーは一日一本しか出ないらしい

あしたは早い

今日は寝よう

魘されるかもしれんが、この宿なら許せる

いい夢を見たら逆に不気味だ

皆さんには、良い夢を

わたしにはどうか良質な眠りを

おやすみ

P.S.
玄関の椅子でこの日記を書いていたら、わたしの他に唯一泊まっているらしい台湾女性のリンちゃんが話しかけてきてくれた

2ヶ月一人でフィリピンを旅行しているらしい

見かけ的に若い

金持ちか?

聞けず

エグザイルだったらガンガン口説き落とすんだろうが、出来ず笑

そして適当に会話して別れた

そんな夜

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