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☑2022年に読んだ本を振り返る

明けましておめでとうございます。
更新がのびのびになってしまったが、昨年の1年の読んだ本を振り返るところから始めたい。

毎度のことだが、それぞれにコメント入れると膨大になるので、星5段階でよかったか判断する。

基準としては下記の通り。
好みなのであくまでご参考までに。

★★★★★:絶対おすすめ!
★★★★☆:読んで損なし
★★★☆☆:あんま覚えてないけどそれなりに面白かった
★★☆☆☆:読まなくていい
★☆☆☆☆:不快

おととしはこんな感じ

◆1~3月

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆


★★☆☆☆


★★★★★


★★★☆☆


★★★★☆


★★☆☆☆


★★★★☆



◆4~6月


★★★☆☆


★★★★☆


★★★★★


★★★☆☆


★★★★☆


★★★★☆


★★☆☆☆


★★★☆☆


★★★☆☆



◆7~9月


★☆☆☆☆


★★★★☆


★★★☆☆


★★★★☆


★★★★☆


★★★★☆


★★★☆☆


★★★☆☆


★★★★★


★★☆☆☆



◆10~12月


★★★★★


★★★★★


★★★★★

★★★★☆


★★★★☆


★★★★☆



◆まとめ

今年は42冊読んだ。遅読なのはいつも通りだが、例年よりも本が読めなかった。特に11月からはくたびれて文字を目で追うだけの日が続いてしまった。決して時間がないわけではないので、今年は積読本を消化していきたい。

読んだ本は当たりが多かった。
柄谷行人の初期の批評は小林秀雄の正当な後継者のような文体と迫力だった。柄谷本人はそれが嫌で文芸批評から西洋哲学に転回していくが、個人的には圧倒的に初期のほうが面白い。ちなみに『探求』も『内省と遡行』も買って積んでいる。

ぼくは編集者で雑誌をつくっている。将来の夢の1つが若い読者に向けて、小林秀雄の面白さを伝える本をつくることだ。そんなぼくにとって別冊太陽の小林秀雄特集はある意味衝撃的だった。小林の愛した骨董、小林の友人の証言、なにより作り手の小林への熱意が伝わり、これ以上ないほど充実した特集なのだが面白くないのだ。作り手の熱意はわかるんだが「これは当然知っているでしょ?」感が誌面全体ににじみ出て、小林の熱狂的ファンしか楽しめない構成になっている。少なくとも小林を全く知らない読者がこれを読んでも、小林の本を読もうとは思わないだろう。ではどうすればよいのか。それをずっと考えている。

長年敬遠していた塩野七海大先生の本にも挑戦した。
ずっとマキャベリに興味があり、主著『ディスコルシ』を読み切るため、塩野の本をふと手に取ったのだが想像以上に面白かった。司馬遼太郎より学術書っぽく、中公新書より小説っぽい感じか。

以上、これからも更新は随時していきたいのでチェックしていただけると嬉しいです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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