さくらインターネットへ転職、クラウド開発を強化して「やりたいこと」を「できる」に変えます!

2024年10月1日に、さくらインターネットへ入社しました。入社時点の配属はクラウド事業本部で、エンジニアリングマネジメントを軸足にしながら、事業推進や組織づくりに多方面で関わっていく予定です。

さくらインターネットへの転職のきっかけ

前職ではCOO兼CTOという大きな責任と役割を持ち、会社全体をスピーディに動かしていくという非常にチャレンジングな仕事をしてきました。他では得られなかったであろう経験をできましたし、今でもやってきたことに誇りを持っています。一方で、自分が年齢50に差し掛かろうとしているタイミングでもあり、リスクの大きなスタートアップとは異なる場での可能性というのは常に考え、探っていました。

今回の転職の直接的なきっかけは、前々職のメルカリでも一緒に仕事をしたkazeburoさんからカジュアル面談兼ランチに誘って頂いたことです。メルカリ時代には、どちらかといえばプレイヤーとしてSREチームをリードされており、その技術力には大きな尊敬を抱いていました。お話をうかがうと、そのkazeburoさんが、今はマネジメントに大きな力を注いでいるということで、私からはkazeburoさんが大きく変化したように見え素直にとても驚いたことを覚えています。マネジメントに関わってきた人間として、人は簡単には変わらないという前提で物事を考えるようになってしまっていますが、現に大きく変わった人を目の当たりにし、そこ(つまり、さくらインターネットという会社)には人を大きく変えうる何かがあるのだと感じました。

後に、bokkoさん(久保さん)tagomorisさんらもさくらインターネットに加わっていることを知り、「これは面白い流れがきている!」と私の目には映りました。

他にも経験豊富な方やスキルフルなエンジニアが多く所属しており、純粋にエンジニアとして刺激的な環境です!

選考の過程で

私自身、強みがソフトウェアエンジニアリングそのものというよりは、その周囲にある様々な事柄をかけ合わせることができるという点にあり、この強みを活かしてさらにチャレンジができるのか、またそういった動きを求めていたり受け入れられるような風土があるかどうかという点が、私から見た次のチャレンジを選択する基準でした。(ワガママとも言えます)

さくらインターネットでは、まずクラウド事業だけでも現在保有しているものや今後作らなければならないもの、作ろうとしているものは非常に多岐に渡ります。現在強い勢力となっている外資クラウドなどによってある程度デファクトになっている概念・要素や標準に合わせることをしながらも、さくらインターネットの哲学や、自前で垂直統合されたクラウドを提供できる技術力をベースにした「より使いやすい」クラウド基盤を開発・提供することを目指しており、これらを着実に開発していくというだけでもとても大きなパワーが必要です。加えて、新しく立ち上げている高性能GPUを使った基盤サービス側も強化が必要です。子会社もいくつかあり、どれも技術力をコアにしてさくらインターネットの価値をより多くのお客様へ届けるのに重要な事業を行っています。何が言いたいかというと、技術・ソフトウェアエンジニアリングを軸として事業や諸々に関わるという点で、グループ内にチャンスがとても多く存在しているということです。何でも自由にやってよいという立場では当然ありませんが、少なくともチャンスはあるということは、私にとって大きな魅力となりました。

事業のフェーズ

決算説明資料などにも書かれていますが、現在のさくらインターネットは事業体質の転換を図ろうとしており、コアビジネスへの集中(下の図ではクラウドサービス)を全社戦略として実行中です。2020年頃からこの全社戦略が提起され、トップラインを落としてでも次の10年の成長を支えるコアビジネスの構築にしっかり投資するという方針になっています。23年度以降人員数の大幅な増加とともにトップラインも上昇基調となっています。

2024年3月期決算説明資料 p.20
2024年3月期決算説明資料 p.25

このように再投資を行い事業と組織の中身を変えながら成長させていくフェーズでは、多くの変化、さらに言えば「変革」が必要です。単に組織が大きくなるからというだけでなく、このような変革を推進するという点でもマネジメントが重要な局面だと考えています。自分が何かできる場が多くありそうだ、むしろ自分だけでは手に負えないくらいだろうな、と期待が膨らみました!

働く人を大切にするカルチャー

これは入社後のオンボーディングを経てより理解が深まったことなのですが、さくらインターネットは、働く人一人ひとりの成功というのを第一に考えており、それを起点にして顧客への価値提供や事業成長を達成しよう、というロジックで制度を整えています。加えて、働く人の「働きやすさ」についても同列に重要視しています。個人の成功のためにその人の働きやすさを軽視したり、働きやすさだけを追求して成功を軽視したりということではなく、働きやすく、働きがいがあり、そこで個人の成功を実現していくという考え方です。
私個人で言えば、特に前職のスタートアップにおいて、フルリモートワークやフルフレックス勤務など多様な働き方を制度としてしっかり運用しつつも、どちらかといえば事業としての結果・成果に重きを置いてマネジメントを行ってきました。さくらインターネットのカルチャーの根幹にあるものは、私のこれまでのやり方とは異なるバランスの取り方であり、まずこのこと自体に大きな魅力を感じています。
バリューとして定義されている「肯定ファースト」「リード&フォロー」「伝わるまで話そう」については、私個人としては100%同意できる行動指針であり、これを経営含む全社レベルで中心に据えていることは、少なくとも私にとって仕事がやりやすそうだと感じるポイントです。

エンジニアを積極採用中!!

そのようなわけで、まだ入社して3日目ですが、今後待っているであろうチャレンジングな日々への期待がとても大きくなっています。

そして、エンジニアを中心に積極採用中です! さくらインターネットで、一緒にクラウドを作りませんか?

ちょっとだけ話を聞いてみたいという方、ぜひカジュアル面談(ランチ、晩ごはん)しましょう!!(XのDMなど開放していますので、お気軽にご連絡ください!)



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