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KabuK Style COO兼CTO / ex-mercari / http://hidenorigoto.com

最近の記事

推進力の源泉

課題解決やプロジェクトにおける「推進力」というものについて考えてみます。 私が所属する会社では、プロダクトとビジネスがまだまだ完成形にはなっていません。プロダクトの機能やその打ち出し方、連携するサードパーティ、それらを繋いだ中心に作られるビジネスモデル、などなど。それぞれを次のステップへ進めていくために、会社内には常に大小様々なプロジェクトが存在します。それと同時に、プロダクトとビジネスの成長を支える組織自体のケイパビリティを高めるためのプロジェクトというのも存在します。会

    • マネージャーのスキルとしての、新しい役割をでっち上げる力

      マネージャーのみなさん、自身で組織内に新しい役割を作ったことはありますか? プロダクトやシステムの機能を担当する「チーム」として役割を定義することは普通に多くあると思います。また、エンジニアリングマネージャーやテックリードといった、他社で使われているタイトルに基づく役割を導入するといったこともあるでしょう。今回取り上げたいのは、そのようなある種既製の役割を導入するのとは異なる、カスタマイズされた役割を作る話です。 人と向き合う責務を持つマネージャーであれば、程度の差はあれど

      • ポッドキャスト『エンジニアリングマネージャーの問題集』001公開

        前回の記事でお知らせしたポッドキャストの、第1回目のエピソードが公開されました。 今回は株式会社カミナシ エンジニアリングマネージャーの宮本大嗣さんがゲスト。番組ホストで株式会社KabuK Style COO兼CTOの後藤秀宣が「宮本さんのキャリアとカミナシの事業」「組織の観点からの問題」といったメインテーマで宮本さんとお話ししています。 カミナシの事業内容とカルチャー 30代で経営企画からエンジニアに転身した宮本さんのキャリア 宮本さんのEMとしての仕事のスタイル

        • エンジニアリングマネージャーのオンボーディング

          twitterにて、「エンジニアリングマネージャーのオンボーディングってどうしてる?」というつぶやきを見かけたので、私がやっていることをざっくり書いてみます。 以下、「自分が新しい会社に入社した際に、自分がオンボードされるためにやること」という目線で書きますが、私が実際に転職して使ったのは現職への1回くらいのものです。しかし、前職で多くの中途入社EMをオンボードしてきており、基本的には同じ考え方をベースに、入社者の特性・期待値に合わせてアレンジしていました。その経験からは、

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          ポッドキャスト はじめました

          唐突ですが、ポッドキャストを始めてみました。タイトルは『エンジニアリングマネージャーの問題集』です。ゲストをお招きして、現場で起こっているソフトウェアエンジニアリングの周辺にうずまく諸問題を、観点を変えながら見ていくといった内容です。現在 #0 のトレーラのみ公開されています。少しでも興味を持たれたら、是非トレーラーをお聴きください。 トレーラーでも話していることですが、ソフトウェアエンジニアリングの現場で起きる問題(ソフトウェアエンジニアリングにも限らないのですが)は、純

          ポッドキャスト はじめました

          KabuK Styleのプロダクト開発をとりまくチームのトポロジー

          KabuK StyleのCOO兼CTO 後藤です。前回の記事で、CTO直属のチームDigital Service Unitについて簡単に紹介しました。 今回の記事では、KabuK StyleにおいてHafHというプロダクト開発を担っているProduct Unitと、Digital Service Unitとの役割分担の設計や、ワークさせるための方針を紹介します。この設計は将来のための一手ではありますが、あくまで今の事業・組織のフェーズにフィットする設計に過ぎません。チーム設

          KabuK Styleのプロダクト開発をとりまくチームのトポロジー

          KabuK Styleの社内デジタル庁「Digital Service Unit」創設について

          KabuK StyleのCOO兼CTOの後藤です。2022年5月に就任と同時に、CTO直轄の組織「Digital Service Unit」を創設しました。このnoteでは、ユニットのミッションや、そこに込める思いを紹介します。 私の考える最強のエンジニアチームとしてのDigital Service Unitタイトルで「社内デジタル庁」と格好良い書き方をしてみましたが、ぶっちゃけた言い方をすると「自分の考える最強のエンジニアチーム」を作ったということなんです。私は、ビジネス

          KabuK Styleの社内デジタル庁「Digital Service Unit」創設について

          My New Journey at KabuK Style

          約3年半勤めた株式会社メルカリを退職します。4月15日が最終出社でした。退職の理由は至ってシンプルで、私が魂を燃やせる新たな会社が見つかったからです。 メルカリでは多くの方にお世話になりました。是非、私のチャレンジを見守り、また応援頂けましたら幸いです。 KabuK Style - トラベルフィンテックカンパニー私が次のチャレンジに選んだのは、株式会社KabuK Style(カブクスタイル)です。2019年創業、現在は旅のサブスクHafHというサービスを開発・提供しているス

          My New Journey at KabuK Style

          Meetyでエンジニアリングマネージャーの雑談会をやっています

          EM同士で1時間、ノーアジェンダ、ノー準備であれこれ話をする会を、2回ほど開催しました。どちらもMeetyで募集、運営2名(私と、カミナシEMの宮本さん)以外に5名の参加者というスタイルで2回とも満席でした。今後も継続して開催する予定です。 なぜやっているのか?「ふらっと立ち寄るとエンジニアリングマネジメントの悩みを話せる人がいる、そんなバーや居酒屋的な場があったら。そこに来る人たちは、一瞬でコンテキストを共有して話し合える。」 こんなノリで始めた活動です。 きっかけは、

          Meetyでエンジニアリングマネージャーの雑談会をやっています

          エンジニアリングマネージャーはMeetyでいろいろな方と話すと良いよという話

          メルカリJPで主にバックエンド領域のEMをやっている後藤です。この記事は、Engineering Manager Advent Calendar 2021(その2) の5日目のものです。 みなさん、Meetyをすでに使っていますか? この数ヶ月で、いろいろな会社さんがMeetyでカジュアル面談を公開し賑わってきていますね。私自身も、自社で担当している募集ポジションに関するMeetyを作り、そこでお話させていただいた方から採用につながったケースがあり、企業目線で有効活用してい

          エンジニアリングマネージャーはMeetyでいろいろな方と話すと良いよという話

          ミンツバーグのマネジメントプレーンを使った振り返り

          メルカリJPで主にバックエンド領域のEMをやっている後藤です。この記事は、Engineering Manager Advent Calendar 2021(その1) の1日目のものです。 エンジニアリングマネージャーのみなさんなら、チームの活動に対する振り返りは様々なプラクティスも含めて経験をお持ちかと思います。では、自分自身の仕事の振り返りは、どうやっていますか? エンジニアリングマネージャーの仕事は、雑に言えば「チームや組織のためのなんでも屋」のようなもので、チームや

          ミンツバーグのマネジメントプレーンを使った振り返り

          本:Engineers in VOYAGE - 事業をエンジニアリングする技術者たち

          ソフトウェアエンジニアのモチベーションの源泉というのは人によって様々ですが、「事業に貢献する」ことに強くモチベートされる方が、偶然私の周りには多くいます。「Engineers in VOYAGE - 事業をエンジニアリングする技術者たち」は、そういう種類のソフトウェアエンジニアが読むと、この会社で仕事したら楽しいだろうな!と思わせてくれる本だと思います。 この本でエピソードを語るソフトウェアエンジニアたちは、すべからくVOYAGE GROUPの企業理念として掲げられたSOU

          本:Engineers in VOYAGE - 事業をエンジニアリングする技術者たち

          本:エラスティックリーダーシップ 自己組織化チームの育て方

          Roy Osherove著。本書の内容はサブタイトルにあるように「自己組織化チームを育てるための考え方と処方箋」だ。"エラスティック"というあまり馴染みのない言葉がタイトルに使われているのは、チームの状態に合わせてリーダーシップのスタイルを変えていくということに由来する。なお、基本的には、自己組織化されたチームを理想としていることが前提であり、この前提の理解がない場合は、先にアジャイル関連の書籍を読むことをお勧めする。 ※ 本書の後半には多くのエッセイが掲載されており、どれ

          本:エラスティックリーダーシップ 自己組織化チームの育て方

          本:スクラム 仕事が4倍速くなる"世界標準"のチーム戦術

          スクラムの考案者であるジェフ・サザーランドによって書かれた、スクラムをソフトウェア開発者だけでなく、より広い読者を対象とした本。スクラムが生まれたエピソードに始まり、スクラムを支える基本概念・ルールについて、いくつものエピソードからどのようにそこに到達したのかを知ることができる。 スクラムは、ある理想状態を目指すフレームワークだ。その理想状態を知る一つのエピソードが、「目指す方向性と、適応力」だけで迅速に成果を挙げる、MITで人工知能を研究していた、ロドニー・ブルックスの開

          本:スクラム 仕事が4倍速くなる"世界標準"のチーム戦術