仕事2.0 人生100年時代の変身力

NewsPicks副編集長 佐藤 留美さんの著書。


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LIFE SHIFTを仕事2.0と現代の生涯現役時代について記されている。

「ちょっと“働く”を考えてみませんか?」

と問いかけられているような読みやすい内容。


「昭和の人生すごろく」の教育→仕事→引退という3ステージの「仕事1.0」からアップデートしなければいけない時代。

1.0を脱却し、2.0になるために、本書では3つのポイントが挙げられている。

 1.専門性の更新と、領域の拡大、テクノロジーへの対応

 2.生息するコミュニティを広げて、ときには副業に挑む

 3.(家族がいる場合は)、夫婦で働いて、収入源を増やす


中でも、2の「コミュニティ・デザイン力」は必要。

閉じたコミュニティ(例えば、一つの会社内)の人脈は作ることができても、他に広げる勇気が足りない人が多い。


また、日本型雇用への指摘や人生100年時代のメッセージが的確。

コンフォートゾーンを抜け出し、人生のサバイブを楽しむため、まず本書を手に取ってほしい。

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書評を書く時に読み返しましたが、改めてLIFE SHIFTを非常にわかりやすく身近にしてくれている本だと思いました。


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