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マスターズ水泳との出会い

社会人になり健康を乱してしまう

 私は1998年に大学を卒業し、企業に就職しました。職種は人事でした(ちなみに、今に至るまで約25年間、一貫して人事です)。
 当初は激務(長時間労働、ストレスの高い業務)で体重も大きく増え、また、健康診断でも多くの赤信号が点灯しました。医者からは「このままでは死ぬよ。」と言われたくらいです。当時はまだ、20歳代も後半に差しかかったところでした。

スポーツクラブに入会、水泳との出会い

 危険な状況でしたが、2003年に転機が訪れます。同年10月に、自宅の近隣に「大手スポーツクラブがオープン」ということになりました。私は、それまでは運動とは比較的無縁の人生でした。とはいえ、このような状況ですので、週1回程度強制的に通い、少しでも健康を取り戻そうと思い入会しました。

 最初はマシントレーニングやスタジオレッスンを中心に行っていました。あるとき、水中ウォーキングでもしようかとプールに行きました。その時、とても「気持ちよかった」のを鮮明に覚えています。その後、アクアビクスやスイムのショートレッスンで泳ぎ方を覚えて、だんだん楽しくなってきました。

 あるとき、マスターズレッスンに誘われました。恐る恐るでしたが、参加して一番後ろからついていきました。最初は、すべてのメニューをこなすことはできませんでした。それでも何回か参加すると、自分なりについていけるようになり、メニューもこなせるようになりました。

 練習を積み重ね、年が明けて、2004年からマスターズ水泳大会に出場することになりました。初めての大会は、25M自由形で13秒32、50M自由形で30秒13でした。メドレーリレー、フリーリレーにも参加させてもらいました。水泳の魅力にとりつかれました。

2006年末にマスターズスイムチーム「STEK」を設立

 年に数回大会に出場していましたが、2006年末に、自身で、マスターズスイムチーム「STEK」を設立しました。当初は15名程度のチームで、メンバーは全国に散らばって活動、年に数回大会を楽しんでいます。

健康があることが最優先事項

 コロナ禍もあり、大会出場は少なくなりました。しかし、週に数回、スポーツクラブでの練習は継続しています。

 運動習慣をつけることで、体力の維持にもつながります。特に水泳がいいのは、身体に無理な負荷がかかりにくいというのもあります。それ以上に、水の中ということで、「日常とは異なる空間」を味わうこともできます。普段はPC作業が多いため、このような時間はとても大切であると思っています。

 人生後半、いろいろな意味で負荷がかかる年代になります。そんな中、最も大切なのは、「健康を維持すること」と思います。マスターズ水泳をきっかけに、運動習慣を手に入れたのはとても大きかったです。一生ものとして、これからも継続していきたいと思います。

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