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リスキリング→複業への船出-ライフシフトラボからの支援を得て実践したこと

キャリアの迷い(40歳代前半)

 私は、以後のキャリアで迷った40歳代の前半、リスキリングの必要性を強く感じていました。そこで、社会人大学院の門を叩き、MBAを取得しました。普段の生活、業務から離れた場所での学びで、貴重な体験ができ、また、問題解決手法など、本当に多くのものを得ることができました。まさに、人生が変わったような体験をさせていただきました。業務にも、私生活にも役に経っております。詳細は以下に記載しております。

 ただ、それでも物足りない感がありました。本当にこれで実践面で役に立てているのだろうか。キャリアアドバイザーや転職エージェントに相談もしました。確かに以前よりも、市場価値も上がっている感がありました。これは良いことです。

 でも、何かが違うという感がありました。確かに年収、キャリアアップも望めるかもしれない。そもそも、転職が出口なのだろうか。仮に転職がうまくいったとしても、会社員は、60歳なり、65歳なりでいつかは終わります。人生100年時代、その後のキャリアも考えた場合、もう少し考察する必要もありそうでした。

「ライフシフトラボ」との出会い

 そんな折、ある番組にて「ライフシフトラボ」の紹介がありました。「45歳以上に対し、複業支援プログラムを提供する」というもの。当時(今もそうですが)、複業自体を目的にしていたわけではないですが、何か新たなヒントが得られるかも知れないと思い、チャレンジしようと門を叩きました。

 事前説明会(これも分かりやすかったです)を経て、実際に始まると、経験豊富な専門のトレーナーがつき、これまでの人生、キャリアの棚卸を真剣にやっていくことがスタートでした。
 これまでの自己の棚卸(現状把握)までは自身でもできるものと思います。一方、そこから自身の問題点を見つけ、課題設定を行い、方向性を出す。さらに具体的「行動」をするということは、自分だけではなかなか難しいものです。この点は、実践者でもあるトレーナーに伴走支援いただけることは非常に大きいのです。ちなみに、ライフシフトラボのトレーナーは、狭き門とのことです。

 はじめは、「本当に自分に合うものがあるのだろうか。」と感じていました。しかし、「誰にでも必ずある」という通り、確かに見つけることができるのです。最終的に、自分がやるべきことを整理・行動、2ヶ月後にはこれまでの経験を活かして支援させていただく企業様のご縁をいただくことができました。通常はオンライン中心で支援を行い、必要に応じて訪問させていただくものです。これも、今回のチャレンジがなければ、できなかったことだと思います。

プログラムのおよその進め方

 プログラムのおよその流れを説明しておきます。先述のように、経験豊富な担当トレーナー1名がついて、オンラインで進めていくことになります。基本は60~90分/回、1回/週、トータル8回実施します。
 ただし、特に後半は、自身で考察の時間が必要な場合、あるいは、実際の案件ベースが進んできている場合には、実施間隔を空けることもあります。ここは、進捗度合いによって適宜調整が可能なところです。私も実際、棚卸後に少し考察の時間が必要なタイミング、また、実際の案件の進捗があったときには少し調整いただきました。
 オフラインの時にも、専用のLINEで質問もできるので安心です。私も、案件が進んできたときに、どのように対応していくかをLINEで相談、壁打ちもしてもらいました。

 およそのプログラムの進め方は以下の通りです。

1.現状把握
 今の「思い」などを共有化します。ここは原点なので、自分自身に向き合い、しっかりと「吐き出す」ことが重要になります。複業は一つの出口ですので、いったんそこも外して思考することも重要です。
(例)期待することは何か?、なぜ複業なのか?、人生後半のキャリアをどう考えているか?、複業を行う上で優先すべきこと、制約事項(時間・場所など)、現時点で考える専門性 等々

2.職務経験の棚卸し
 これまでの職務の経験を棚卸します。転職経験がある方は実践された方もいらっしゃると思います。必然的に、これまでの経験は複業に向かうにあたって、もっとも近いものになります。丁寧に棚卸しをして、自身の可能性を見出す必要があります。

3.人生経験の棚卸し
 これまでの人生の経験を棚卸します。あまり関係ないようですが、人生経験もまた、複業のヒントが隠されている、あるいは、もしかすると現状や職務経験よりも重要なものかも知れません。自身の趣味なども含め、「好き」「得意」を素直に吐き出します。実は、この「人生経験」の部分の内容が濃くなるのは、複業独特ではないかと思います。

4.方向性策定、複業計画書の作成、複業道具の準備
 1~3をそれぞれ、あるいは組み合わせて抽象化します。そうすると、自分自身の強み・弱み・その他問題点が抽出されます。ここが一番大切と思います。上記1~3までは自分自身でも何とかできるのですが、この部分は自分自身で実践するのは容易ではありません。経験豊富なトレーナーと議論しながら進めることで確度が上がってきます。また、今後の諸活動においての土台にもなります。「自己理解」をすることになります。ここは今後に向けての大きな資産になります。プログラムのアウトプットの1つとして重要なものの1つになります。

 自身の進む方向性を決め、複業計画書を作成、複業道具(自己紹介等)の準備を行います。ここからは、実践をしながら進めていくことになります。ただし、これまでで検討してきたのはあくまでも「過去」をベースとするもの。「未来」に向けて、自身は顧客にどんな価値を提供できるのかが重要です。顧客にとって、ある意味で、過去の実績は関係ありません。なお、実際の行動は、自身で自律的に行う必要がありますが、後押しはトレーナーに相談できます。

是非チャレンジを

 複業に限らず、キャリア選択に迷った方は、是非ライフシフトラボ社のプログラムにチャレンジされることをおすすめします。無料の個別説明会もあります。私もこの説明会を聴いた上で、安心して参加することができました。

 実践し、仮に最終出口が複業でないにしても、あるいはすぐに結果が出なくとも、今後のキャリアを「複線化」しておくことに、何かしらの成果が得られるものと思います。それは「資産」となり、人生100年時代ともいわれる、今後の人生の糧になるでしょう。早ければ早いほど複利効果で効いてきます。また、リスキリングの出口戦略としても、学んだことが「何か誰かの役に立つこと」が最も良いと思います。


テレビ東京の「週間ビジネス新書」で実践が取り上げられました

 2023年6月3日(土)テレビ東京の番組「週間ビジネス新書」は、「40~60代のリスキリング最前線」がテーマでした。その中で、私がライフシフトラボ社のプログラムに参加、リスキリングの実践をしたことが取り上げられました。以下は番組のアーカイブ・ダイジェストになります。


 以下は、私が企業支援をさせていただく場合にお尋ねする基本的事項です。

  以下は、ライフシフトラボ社のプログラムをもとに実践した、実際の実績例です。プログラムの学びが大いに活かせました。


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