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#3 高校野球はなぜ感動するのか

昨日から始まった高校野球。
猛暑に負けず、白球を追いかける球児の姿に感動する人は多くいます。

以前、職場で「高校野球とプロ野球では、どちらが好きか」という話題になりました。
その場では高校野球が好きという人が半分以上いました。高校野球にもプロ野球選手にも、それぞれ良さはあると思います。
そこで、人を感動させる高校野球の魅力は何なのかを考えました。

1番に思い浮かんだ魅力は
『目の前のことに打ち込む姿』
です。
何とかヒットを打とうと、ピッチャーを見つめる真剣な眼差し。
歯を食いしばり、必死に走る姿。
最後まで諦めずにボールを追いかける姿。
後先を考えず、目の前のことに没頭する姿に感動するのではないかと考えました。

数々の全力プレーを見せてくれる球児の姿に、
観ている人は、『野球が楽しい!』『野球が好きだ!』という球児の思いを感じるとともに、これまで地道に練習を重ねてきた姿も想像しているのだと思います。

私も元高校野球球児として、甲子園を目指していました。
自分たちが甲子園に出られると、本気で思い必死に練習をしていました。
だからこそ、各都道府県の代表として甲子園という場に立つことができていることの凄さが分かります。
甲子園には行けませんでしたが、夢の舞台を追い求め続けた3年間は、今では私にとって宝物です。


話は教育現場に移ります。
運動会においては、保護者が子供たちの表現運動を見て、感動する場面を見たり、聞いたりしたことがあります。
普段の授業でも同様です。授業参観などの参観日には、授業の表面上の上手さだけでなく、子どもたち自身の成長、子どもたちが抱えている背景を重ね、心の底から成長を喜ぶことで、感動を呼ぶのではないでしょうか。また、保護者自身の幼少期の自分と重ね、気持ちが高ぶることもあるでしょう。
子どもたちや保護者の感動をよぶ授業=良い授業とは限りませんが、そのような授業の中に必然的に感動をよぶ要素が含まれているはずです。

高校野球から授業へと、かなり派生してしまいましたが、少なからず繋がりはあると思います。


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