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2%のがんばりで、一年で売上を2倍にする方法

「どうやったら 今より売上が2倍になりますか?」

こんな相談を受けました。


まず、「売れない」といっても
どんなレベルなのか。

どこの何を見て売れないと
言っているのか?

ここを探ることが大事です。

例えば、売上の金額のことを
いっているのであれば、

売上金額を作っている要素を
まず分解します。

売上を計測する上で、基本中の
基本ですが、大事なところなので
ちゃんと書きます。

売上=__×____×_____

アパレル店舗をやっている
人には釈迦に説法かと思いますが

売上というのは、この
3つに分解されます。

売上=

客単価 × 客数 × 来店頻度

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この公式を初めて見たという人は、
データ分析はここからやっていきましょう。

例えば、
月間売上300万円のお店があるとしましょう。

この売上300万円を3つに分解すると、

月間売上300万円=

客単価10000円 × 客数300人 ×来店頻度 1.0回

スクリーンショット 2021-03-30 15.45.56

になりました。

この店舗の売上を2倍の600万円まで
伸ばそうとしたら、あなたはどんな施策をうちますか?

客単価を20000円にするか、客数600人、
来店頻度を2回にすれば単純に売上は2倍です。

しかし、そんなに簡単に客単価を2倍に
できるなら苦労はいりません。

客単価を大きく上げれば、セオリーでは
客数はさがります。

大規模な広告を打って客数を2倍。

全員に再来店してもらって、来店頻度を2倍。

というのも、ちょっと現実的ではありません。

では、どうやって売上を600万円に
するのでしょうか。

世界No.1マーケッターの
ジェイ・エイブラハムから教えてもらった考え方で、

「オプティマイゼーション(最適化)」
という方法をお伝えします。

ちょっとをちょっとずつ改善

どうやって売上2倍にするのか?

それは、全部をちょっとずつ上げていきます。

例えば、
客単価 13000円 × 客数 390人 × 来店頻度1.2回
(30%増)    (30%増)  (20%増)

これで売上608万円になります。

スクリーンショット 2021-03-30 15.46.02

どれかひとつを2倍にするというのは現実的では
なかったかもしれませんが、

毎月2~3%増加させて、一年かければ
30%増し
くらいいけそうじゃないですか。

そうなんです、3つの要素を少しずつ上げていけば、
一年後に2倍の売上にすることは、決して夢物語ではありません。


一言で売上を上げたいといっても、

「客単価」が低いのか、
「客数」が少ないのか、
「来店頻度」が少ないのか、

これによって、打つべき解決策も
大きく変わります。

せっかくなので、あなたのブランドや会社で
できそうな施策を考えてみましょう。

次の3つの質問に対して、できるだけ
多く書き出してみてください。

いきなりホームランを狙うのではなく、
一ヶ月で1〜2%アップする施策でよいのです。

ポイントは、できそうかなではなくて、
出てきたアイディアをどんどん書くことです。

ーーーーーーーーーーー
・客単価を上げる施策はなにか?


ーーーーーーーーーーー
・客数を上げる施策はなにか?


ーーーーーーーーーーー
・来店頻度を上げる施策はなにか?


ーーーーーーーーーーー

売上の要素を分解することで、
どこに弱点、改善点があるのか分かります。

解決方法は、ブランドの特性によって
鬼のようにあります。

ここには全部かけませんが、
一例を上げると

■客単価
・セット売り
・高額商品を作る
・〇〇円以上お買い上げノベルティ
・限定品にする
・単純に値上げする

など

■客数
・新規クーポン
・フロント商品作る
・試供品
・ニュース性のあるもの
・コラボ商品

など

■来店頻度
・ポイントつける
・DMだす
・リピートクーポン
・メルマガ
・会員割引

など

もちろんこの他にもあなたがすでに
やっていることもあるかと思います。

ブランドの目的によって、
やり方はいくつでも出てきます。

上記はリアル店舗でもEC店舗
でも考え方は一緒です。


購買率を上げるにも万能なSNS

D2Cブランドの作り方を
書いているので、

もう少し、ECでの売上アップに
ついて突っ込んでみましょう。

ウチの場合、ECでの売上金額は「購入頻度」
よりも「購買率」に重きをおいています。

売上金額=
客単価 × 客数 × 購買率

最後の「来店頻度」「購買率」
に変わってます。

「ホンマさん、購買率ってなんですか?」

はい、購買率とはこれです。

例えば、あなたのECに100人やってきました。
その100名のうち何名が買ってくれたかの比率です。

100名中一人が買ってくれたら、購買率1%
三人が買ってくれたら3%となります。

じゃあなぜ、リアル店舗とECで売上金額の
分解が違っているのか?

それはECの場合、立地は購入に対して障害に
ならないので、ひと月に何度も来てもらうことが
可能になります。

仕事中でも帰りの電車でも、寝る前でも
お客さんはいつでもあなたの店をチェックできます。

なので、何人が来ているのかも大事ですが、
100人中何人が買っているのかを
知ることのほうが大事だと考えます。

そして再来店よりも購入率を上げる
施策のほうがECとしてはやりやすい。

「購買率」はカタカナでコンバージョン率
ともいわれ、通称「CV」とも言われます。

横文字にするとカッコいい感じになりますが、
結局のところ「お買い上げ率」です。

ちなみにリアル店舗の中でも「購買率」を
出して、接客を改善しているところもあります。

さて、D2CブランドのECでの

「客単価 × 客数 × 購買率」

を上げるときにもっとも
役立つものといえば、

やっぱり、それは「SNS」

客数を上げるときにも
効果がテキメン。

リピート施策にも新規訪問数を
上げるにも使えます。

次回は具体的にインスタを使った
新規集客とリピートの施策について
書いていきますね。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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ホンマヒデ


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#D2Cブランド

#2 %のがんばりで、一年で売上を2倍にする方法

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