【図解】1分でわかる!グラフィックファシリテーション基礎講座

こんにちは!今日は「グラフィック・ファシリテーション」を紹介します。
今回のメモは私が受講した山田夏子氏の「グラフィック・ファシリテーション基礎講座」を受講した際のメモです。

図 グラフィック・ファシリテーション基礎講座の受講メモ(マインドマップ)

グラフィック・ファシリテーションの定義は以下の通り。

対話(はなし)を見える化することで、
場の活性化や相互理解をうながし、
参加者の主体性を育むコミュニケーション手法です。

グラフィック・ファシリテーション協会のホームページより引用

議論の場を見える化することで、議論が活性化し、議論の納得感が上がるメリットがあります。理由は参加者の「主体性」を引き出し、「自分ごと化」するからです。

アーノルドミンデル博士の3つの「3つの現実」(メモの中央丈夫にある絵)によれば、人は3つの層を行き来しながら「現実」を作っているとのこと。
一番上の「合意的現実レベル」は目で見て合意できる普段現実と認識している層。真ん中の「ドリーミングレベル」は夢や気持ち(嬉しい、不安、怒りなどの感情)の層。一番下は「エッセンスレベル」という直感や雰囲気(ビジョンやひらめきといった言葉にしにくい行動のエネルギーになるもの)の層です。合意的現実レベルは言葉で表現しやすいですが、ドリーミングレベル、エッセンスレベルは言葉にしにくいためお互いに理解するのは難しいです。

グラフィック・ファシリテーションはこの言葉にしにくい場に潜む「感情」、「雰囲気」といったものを「グラフィック(絵)」で表現することで、参加メンバーの心に訴え、主体的な行動を促すのです。

私がグラフィック・ファシリテーションのすごいと思うところは、グラフィックがファシリテーションするための単なる道具ではなく、グラフィックがファシリテーションする(ファシリテーターではなくグラフィックが参加者の主体性を引き出す)というところです。
ファシリテーターは、議論の合間にグラフィックを観ることを促すだけで、参加者がファシリテートされる(議論に主体的に参加することを促される)のです!!(言い過ぎ?)

ファシリテーターの方、参加メンバーの主体性を引き出す最高の相棒として活用してみてはいかがでしょうか?(ファシグラ芸術・美術ではないので、練習すればできるバズですね)。


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