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【不定期連載】 #在宅勤務制度 始まったので、2年ほど使ってみた結果(見える化編)

「#在宅勤務制度 始まったので使ってみた」シリーズ

このシリーズは、全社員対象の在宅勤務制度が利用可能になったある企業のサラリーマンが使ってみた結果を不定期に書いていくシリーズです。

3ヶ月使ってみた
4ヶ月使ってみた
6ヶ月使ってみた
・2年使ってみた(今ここ)

はじめに

私の勤める会社に在宅勤務制度がありまして、本日でちょうど使い始めてから丸2年経ちました。これまで何度か「使ってみた結果」をnoteにしてきました。

今回はこの2年間の在宅勤務利用日数を見える化してみました。一目瞭然、明らかにBeforeコロナ/Afterコロナで利用状況が違います

在宅勤務利用日数

Beforeコロナ:一時は利用日数0にも

制度が始まったのが2018年10月。最初の頃は月3日程度利用していますが、そのうち利用日数0の月もありました(当人としては、使わない月があったことすら忘れていました)。

振り返って考えてみると、いっとき利用しなくなった最大の要因は「周りに利用者がほとんどいなかったこと」だと考えています。何事もそうですが、(私のような鈍感な人間でさえ)周りの目の影響はとても大きく、目新しい制度を利用するには強い意志が必要になるのだと改めて感じました。

Afterコロナ:制度の強制利用

2020年に入り、いわゆるコロナショックによる外出の自粛・在宅勤務が推奨される事態となりました。

不幸中の幸いか、私個人でいえば、コロナショック以前から在宅勤務制度を活用していたおかげで特に違和感なく利用が進みました。Beforeコロナの節で書いた通り、「在宅勤務で働きたいが周りの目があり、思うように利用が進まない」と思ってたわけですが、逆に「コロナ禍では周りの目があるので在宅勤務を利用しなければならない」という状況になったわけです。

会社としても割とスムーズにコロナショックが発生した際の制度設計は最小限で済んだようです。当初の在宅勤務制度は月当たりの利用上限日数などがありましたが、緊急措置として上限なしとなりました。月の半分以上が在宅勤務(1ヶ月の営業日が約20日に対して、10日以上の利用)という実績もあります。これは「在宅勤務の強制」という状況が実現させたことは明らかです。

まとめ

どんなに有用な制度があっても、それを使わせるためにはある程度の強制力が必要だということが改めてわかりました。わかりやすくたとえるなら「キャズム」を越えていくイメージでしょうか。この制度に関して言えばウィルス対策というネガティブなものだったということのようです。

では、制度が広く受け入れられたいま、どのように働き方が変わったのか?
それはまたいずれ日を改めて考察したいと思います。

(つづく)

2021/04/23追記

在宅勤務を2年6ヶ月行い、「在宅勤務でいかに歩かなくなったか、またウォーキングに取り組むようになったか」の歩数の見える化をやってみました。合わせてご覧ください。


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