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「嫌な過去」に向き合うと自分を好きになる


自己分析に関する連載9日目。


今日は、昨日の続きです。もしよかったら読んでみてください→ ♯14 「嫌な過去」に向き合うメリット2つ



早速ですが、嫌な記憶を思い返すことを積極的にしたいとは思いませんよね。



でも、それをやることで自分をもっと好きになれるんです。


大きく2つの理由にわけて説明していきます。




自分を好きになる理由①:「事実」は変わらなくても「解釈」は変えられるから

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嫌な過去はどうやっても変えられない過去です。


そこで起きた「事実」はそれ以上でもそれ以下でもなく、ただ存在します。



でもその「事実」の「解釈」の仕方はいくらでも変えることができます。


例えば飲み会の席で、仕事でやらかしてしまったミスを、面白おかしく失敗談として話している人がいますよね。



まさにそれも解釈を変えたということです。


きっと仕事でミスをした瞬間はすごく焦ったでしょうし、上司に怒られた時は落ち込んだと思います。



その失敗してしまったという「事実」を、最悪なものだと「解釈」していたら、「嫌な過去」として記憶に残ります。



でもその「事実」を、飲みの席でのネタになると「解釈」したら、「笑い話」として記憶に残ります。


この差はかなり大きなものですよね?


くれぐれもここで言いたいことは、「傷ついた過去の出来事を全て笑い話にしよう」というわけではありません。



自分にとってその出来事が、どのようなプラスの効果をもたらしてくれたのかを捉えて、解釈の仕方を変えていくということです。



今まで何年もの間「嫌な記憶」として定着してきたものを、一瞬で変えることは難しいです。



でも、何度も自分との対話を繰り返し、徐々に人生の一部として受け入れていくんです。



僕自身、「思い出したくないなぁ」という過去に真正面から向き合いました。


(まじで嫌でした、ほんと辛かった、、、)



でも、何度もその過去と向き合っていくうちに、


「あ、もしかしたら今の自分の長所って、この出来事からきているのかな」

「この出来事がなかったら、周りの人を傷つけるような人だったかもしれない」


と解釈できるようになっていったんです。



「都合の良いように後付けしているだけだろ!!」


って言われることもあるかもしれませんが、上等です。


それで良いんです。



そもそも自分の人生をどう捉えようが自分の勝手ですし、後付けでもそのように捉えられるのであれば、それは本物です。


決して嘘なんかではありません。



「嫌な過去」に向き合うのは辛いですが、そこからどんな良いことがあっただろうか?と想像すると、貴重な発見に出会うことができます。



まもなく、「嫌な過去」は「自分を好きになる1つの側面」に変わっていきます。



自分を好きになる理由②:「過去に向き合うことができた」こと自体が自信になるから

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このようにして、「嫌な記憶」に向き合い「解釈」を変えることができたら、そのこと自体が自分の自信につながっていきます。


例えば、こんな感情になることができます↓


「自分は過去の思い出したくもない経験から学びを得ることができた」

「あの経験をもとに、自分の大切にしたい価値観が生まれたんだ」

「これからは同じことを繰り返さないようにできる」



これはとてつもなく大きな自信となります。


過去に向き合っていなければ、絶対に手に入らない自信です。



どんなに嫌な過去から目を背けていても、結局自分の頭の中の片隅に残っています。


そして、とある場所や、とある時間や、とある人をきっかけに、不意に思い出されては、「はぁ、また思い出しちまった、、」と嫌な感情が芽生えるわけです。


逃げれば逃げるほど、自分を苦しめるものになってしまいます。



真正面から向き合うことはとんでもなく怖いことかもしれませんが、自己分析をする際にはここを避けない方がいいと思います。


せっかくのこの機会、得られるもんは得まくって、次のステージにつなげましょう!!!!




そんなこんなで今日はここでキリがいいので、明日続きを書きます。


明日は、「過去と今が未来を作る」というくそかっこいいテーマを話していきたいと思います。



ではまた!








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