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3/1からbosyu社の働き方の制度を変えました

今日はbosyuというプロダクトの話ではなく、それを運営する株式会社bosyuの働き方の制度を3/1に変更したのでそれについて書いてみようと思います。

これまでもフルリモートワーク、フレックスタイムでしたが、3/1〜多少変更しました。

変更点

1、フレックスタイムのコアタイムをなくしました
2、月間で契約時間の75%以上(フルタイムの契約の場合、120時間/月)働いていれば減給しないようにしました

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変わらない点**

3、フルリモートワーク
4、副業自由
5、雇用形態は選択可能
6、同じ役割、仕事であれば雇用形態による給与差はつけない
7、フルタイムじゃない働き方も可能(社員、業務委託ともに)


せっかくなので今回の変更点の意図をお話ししたいと思います。

副業の人や少しの時間働く人がもっと活躍しやすい会社にしたかった


bosyu社は2019/7の会社設立時から場所や時間、雇用形態にとらわれずに働けることを当たり前として運営してきました。
結果として社員の他に、週1〜1.5日程度力を貸してくれる副業メンバーも数名在籍しています。基本的にSlackはオープンチャンネルばかりですし、会社を運営する上で知ったら逆にリスクになってしまう情報(個人情報など)以外はほぼすべて開示してますので情報をキャッチアップするコストは低い会社ではあると思います。

それでも副業のメンバーは本業の勤務時間との兼ね合いもあるので、どうしても平日夜や土日での稼働になってしまうことがあります。
しかしそのタイミングだと社員はすでに退勤していたり休みだったりするのでどうしても副業メンバーは業務にとって必要なコミュニケーションが不足してしまいがちになりますし、単純にコミュニケーション少なく業務だけを実施するのは寂しいと思います。

それを解消するために今回社員のコアタイムをなくし、会社としての休みの曜日も固定せず、フルタイムであれば月間で160時間働いてくれればokといった制度に変更しました。(もちろん深夜残業が発生すれば支払いますし、週1日以上の休みがないのは法律的にダメなのでそこは厳守)

これによって平日休んで土日に働くといったこともできますし、出勤を午後からにして夜遅めまで働くなどもできるようになり、今まで以上に副業のメンバーと一緒にプロダクトを作っていける会社にしたいと思っています。
また今後、海外在住など働く時間が異なるメンバーが増えてきたとしてもなんの支障もなく会社を運営していくことも見据えています。

体調不良で休み=有休消化、をやめたかった。そして毎日働く時間は8時間である意味は別にない


今回、フレックスのコアタイムをなくしたことに加えて大きな変更が
月間で契約時間の75%以上(フルタイムの契約の場合、120時間/月)働いていれば減給しないように」したことです。

フルタイムでbosyu社で働いている人は月間160時間が所定労働時間ではあるのですが、この場合は月間120時間以上働いていれば160時間に満たなくても減額しないという制度です。

もともとは「Sick leave」制度の導入を考えていました。
日本ではない会社が多いのですが、病欠の時に使える制度でこれがあると病欠しても有給休暇を消化しなくてもよくなります。
有給休暇はいつでも理由なく使える権利ですが、なぜか病欠などで休む場合に使い消化してしまうことも多くあります。Sick leaveを入れることで病欠時は有給を使わずに済むようにしようと思っていました。

ただ制度設計をしていく中で、
シンプルに160時間働かなくていい制度にしてしまえばいいだけでは?と思い至りました。僕らは毎日8時間を週5日働くことを基本とされていますが、それ自体になんの意味もないなと。
日によって集中できる時は10時間頑張ってもいいし、今日はちょっと気が乗らないといった時は4時間だけ働く、それでも会社としてチームとしてやるべきGOALに迎えて前に進んでいるのであればいいのではないかと。

フルタイムの場合、120時間以上働けばいいので実質毎日6時間勤務にしてもいいですし、週休3日にしてもらっても構いません。もちろん有給休暇は別途取得できます。
週1日以上、体調不良になり続ける人はさすがにあまりいないかなと思うので、体調悪い場合休んでも問題ありません。
(それでも足らないくらい体調崩す方が出た場合は健康の問題があると思うので...会社として別の対処を考えます)

このような考えから今回この2つの変更を実施しました。
4月〜5月に向けて今度は給与評価制度も新しく予定ですので、それができましたらまた何かしら書きます。

人事や経営者の方の参考になる部分が少しでもあれば幸いです。


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