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†真夏に効くヴィジュアル系†

ヴィジュアル系といえば暗く冷たい音楽と思っていないだろうか。

……いや実際そのとおりなのだがそんな霊障みたく言わなくても!


というわけで今回はTwitterで相互フォローさせていただいている
こちらのツイートに期を発し作成したいと思います。


意外とある爽やかなかっこつけ音楽。
これを聴けばきっとあなたにも刺激的な夏がやってくる?
題して、真夏に効くヴィジュアル系!

個人的に所有している音源に限って紹介しておりますので
他にこんなのもあるよ!って方、是非教えて下さいませ。

※ネット上になかった楽曲は自前で動画にしてみました。
Spotifyにすらないものがほとんどだったもので……
一番だけで途中で切れますが、視聴用なので仕様です。


夏色V系 from570さん

THE SCENT / La'cryma christi

南国 / La'cryma Christi

ラクリマの音楽はどこか異国情緒を思わせるものが多いので
トロピカルや、もしくは砂の街を感じますよね。
だから夏っぽい単語はなくても夏に聴くのに適しています。

make love / PENICILLIN

こちらも夏っぽい単語は見当たりませんが
ジャケやPVで砂浜を感じられ爽やかです。
まぁただの子作りソングですが。個人的にとっても好きな曲。

夏恋 / シド

シドが大幅にJ-popへ舵を切ったあたりの曲。
『Sweet?』で一気にチャラさ全開のビジュアルに変化しましたが
不思議とこのあたりの曲もすんなり受け入れられました。
シドの夏は『青』も捨てがたいですね。

夏の憂鬱[time to say good-bye] / L'Arc~en~Ciel

おおよそラルクで夏といえばこの楽曲だと思われます。
今尚○○の憂鬱、という言葉が汎濫するほどの影響力。
このPV、突然現れるhydeにびっくりしたのは私だけじゃないはず。

STAY TUNED / GLAY

GLAYで指している曲は『Yes,Summerdays』辺りかと思われますが
個人的に最も夏らしいと感じている楽曲がこちら。
まぁGLAYも夏ソングむっちゃあるんで、特集してみるのも面白いかも。


夏といえばwyse

さて。
GLAYもそうなんですが、V系で数少ない夏と海が似合うバンド、
それがwyseです。
メインソングライターが毎年海へ行くのはファンの中でも周知で
たぶん毎年そこで曲を描き下ろしています。

BLUE DAYS / wyse

歌い出しから夏全開の歌詞で終始海辺に関連した内容で展開される、
まさに理想のザ・夏ソング。これを聴かないと夏が始まりません。
それこそPenicillinの『make love』を5%だけ慎ましくした感じです。

Speed / wyse

V系って気取ってるんで夏曲って変化球でしか使われないんですよね。
ですが彼らは初CDの一曲目にこちらを配置しています。なんて個性的。
サウンドがロックなだけで歌詞はJ-pop然としていて最高です。

19回目の夏に僕に見えたものと見えなくなったもの / wyse

みんな大好き無駄に長いタイトル。意味深です。
wyseの歌詞はノンフクションが多いのですが、こちらは19歳の頃の作品。
メロディは若干弱いですがライブで聴くと浸れるバラッドです。

Salt water / Wyse

メジャーデビューアルバムでも一曲差し込んでくる海へのこだわり。
おおよそヴィジュアル系に相応しくない日常的な言葉選びで
V系に耐性のない人にぜひ聴いていただきたいスローバラードです。

BLUE HEAVEN / TAKUMA

こちらはバンドが解散した翌年に作成されたソロ楽曲。
初期はまだ月森のvoを意識したキーで作曲してるのかな?と思うくらい
wyseでやってもおかしくないメロディです。

Sparkling Blue / TAKUMA

ソロとしてのキャリアを重ね徐々に自分のスタイルを確立していきました。
こちらはもう立派な"牧田琢磨"節の爽やかな楽曲です。
普通の方角好きにも刺さりそうな楽曲ではないでしょうか。


爽やか夏のV系

さぁ、本題です。
まずはそんなにびじゅびじゅしていないV系夏ソング集。
色眼鏡をとって聴いてみてください!

HEAVEN / JanneDaArc

他にも『seed』や『KISS ME』が該当。
実質Janne Da Arcのラストシングル。夏全開でPVもだいぶ遊んでいます
yasuが歌ってる部分がないので2番を録画しました。笑
チャラソングと思わせておいて歌詞は明らかに遺言なので深い一曲。

I miss you / DASEIN

デジポップの曲調に反して謎の竹林×赤幕PVが色鮮でかっこいい
歌いづらいけど歌うと「あいあいみすゆそあいみすゅー」が気持ちいい。
シリアスを豊富な語彙で面白く仕上げるのがまさにDASEIN節です。

summer emotion / FANATIC◇CRISIS

他にも『Rainy, Merry Go-Round』や『夏ノカケラ』等が該当。
この時期は歌メロ特化でとてもメロディアスな楽曲が聴き心地いいです。
summerで季語使っちゃってるのが逆にもったいないとすら思えるほど。

Raibow Blue / DaizyStripper

他にも『SUMMER VACATION』『Seaside Avenue』等が該当。
夕霧の声と歌詞が実に切な爽やか。
一応『BlackDROPPer』もだけど花火ソングと呼ぶには激しすぎる笑

夏風~endless love~ / ViViD

他にも『夏花』が該当。
間奏でアコギまで登場して切なさを演出。穏やかポップです。
ここはボーカルも演奏も安定してるので誰にでも薦められます。

BLUE AGAIN / Psycho le Cemu

見た目だけ奇抜で音楽は意外とまともなサイコ。
初期こそグロテスクを押し出していましたが早々にポップスが主流に。
『浪漫飛行』が有名ですがカップリングのこっちばっか聴いてました。

STRAWBERRY SUMMER / 砂月

砂月らしい美しい前奏が光る幻想夏曲。
個人的にリエント時代はそんなに刺さってないのでソロばっか聴いてます。
ゲームソングっぽい作りだよねぇと思ってたら
ほんとにゲーソンも担当するという。必然ですよね。

夏物語 / 彩冷える

他にもあるんだろうけどAYABIEは曲と曲名一致してないのでこちらで。
たまにあるアヤビエでエモい青春ぽい楽曲でこれは割と好みなのです。
というか、メンバーも名義も変わりすぎで追いかけられない。

Summer Time, Summer Love / Blu-Billion

ブルビリも歌声からして爽やか……だけどちょっと一般向けではないかな。
歌詞がちょっと夏っぽいだけで楽曲は他もこんな感じの白さです。
あまり楽曲の区別がついてないのが本音。(どれもそこそこ好き)

太陽 / 12012

ポップロック期の12012。←GLAYっぽいって言われてた頃。
(PVもちょっとGLAYの『Beautiful Dreamerっぽい』)
でも結局その時期が一番聴きやすくて好みです。
見た目はずっとロックで硬派だけど、それがまたいい。

Summer Day's Drive / e.mu

メジャーデビューシングルでいきなりこの爽やかさ。
【快感フレーズ】を知らなければ多分V系と認識していなかったです。
声が特徴的で大好きです。クセが強いとも言うけど。

真夏の結晶 / CLOSE

V系好きがみんな大好きCLOSEさん。楽曲もこんなに聴きやすいのに
一般層に全く知名度がないのがもったいないです。
やっぱり声かなぁ。好きな人が好きなのもそこなんだろうけど。

真夏の女神 / MASCHERA

V系好きがみんな大好きMASCHERAさん。曲はちょっとクセが強いかも。
彼らの楽曲聴いていつも思うんですけど、メロディはびっくりするくらいかっこいいのに歌詞が(偏執的な)恋愛に寄ってるのが残念なんですよね……。共感できない苦笑

メランコリック / Plastic Tree

他にも『シオン』『六月の雨』等多数該当。
単純にプラツリ楽曲の中でもトップクラスで好きな曲。
何気にサウンドも激しいんだけど
竜太郎の声でそれだけにとどまらない魅力を発揮しています。

夏色吐息 / IZAM

ちょっと変わり種。でも松任谷由実の『真夏の夜の夢』的な。
というかこのアルバムが全体的に歌謡っぽくておすすめです。
むしろIZAMさんそっちにふりきったカバー曲も需要ありそう。

真夏ノ恋人 / the FLARE

LAZY KNACKにもっと夏っぽい楽曲がありますがV系特集なのでこちら。
SUGIZOがどうして彼と組んだのか経緯が全くわかりません。
てかこれは正式なPVなのか……?

ギラギラ / 紫苑

私のカラオケの十八番です。とっても歌謡曲。ダサい。だがそれがいい。
歌詞もダサさの極みだけで構成されており一貫していて気持ちいいです。
このダサさが他にはない唯一の個性です。……ダサいしか言ってない←


ロックに夏のV系

ここからはちょっとV系好きな人でないと
ちょっと聴くのがしんどいかもしれないリストです。
色目なく聴いてくれればきっといい曲もあるんですけどね……!

Invisible Chaos / 摩天楼オペラ

サウンドもボーカルの歌声も一般層バイバイな摩天楼オペラ。
でも数少ないオールディーズV系ファンでも許容しうる稀有な存在。
楽曲も素晴らしいんですが特に歌詞が好き。超共感です。

夏の行方 / DIV

見た目と同期音のチャラさに反して割としっかりした演奏が特徴。
この曲も題材がチャラくなりそうなのに楽器陣がどっしり。イイネ!
ちょびさんは友人とガチの同級生とのことでフォローしてます。

夏一途 / heidi.

heidi.もギターと歌メロ・ボーカルの歌謡っぽさに反して
サウンドがゴリっとしてるんですよね。好き。
夏を題材にしても憂いがこびりついていてエモいです。

夏空花火 / FEST VAINQUEUR

ここもアー写によってチャラいビジュアルしますが演奏はタイトです。
ジャンヌに憧れてるだけあってメロディもとっても聴き馴染み深い。
でもフェスバンで一番夏っぽいのは大黒摩季『熱くなれ』のカバーかな笑

真夏の純情とRevolution / LEZARD

ビジュアルはぶっちゃけ大嫌いですが楽曲がかっこいいので不問です笑
Administratorのときはまだそんなにチャラくなかったんだけどな……
でもこの歌詞はLEZARDのほうが"らしい"ですね。

恋花火 / Royz

「ワッショイ」がちょっと鬱陶しいだけで素晴らしい和ロック。
Royzの中では珍しい曲調ですが自然にやってのけるのはさすが。
どの楽曲も派手なので近年ヴィジュアル系として非常に聴きやすいです。

恋花 SUMMER Line / Blitz

あまりに近年V系っぽくて没個性と言わざるを得ませんが
個人的には楽曲の平均点が高かったので集めてました。
この曲はちょと軽いけど、ほかもちゃんとメロディアスでかっこいいです。

夏儚 / バビロン

個性という意味では一つ抜けているバビロン。
特にこの時期はスキンヘッドいるわリーゼントいるわで悪目立ちます。
でも楽曲は素晴らしいのよなぁ。この曲もピコピコ歌謡。←なんだそれ。

青春ロールオーバー / ドレミ團

シド、メリーを聴くなら彼らも是非。いい歌謡ロックっぷりです。
シドより激しくてメリーよりメロディアスです。中間、とも言えるけど。
歌謡と季節情緒、って相性いいですよね。

Summer Breeze / ENDLESS

QUASARのときから存在しているので録り直し、でしょうか。
こちらのほうがボーカルがはっきり聴こえます。
歌詞以外に夏要素がないのですが、歌詞は最後まで夏たっぷりです。

Killed in summer / ナイトメア

タイトルがド直球で笑ける曲。まぁヴィジュアル系は夏嫌いよね。
よって夏らしさはなく普通にかっこいい曲。
夏要素なさすぎてここに入れるのも最後までちょっと悩みました。

Feelin’ the sky / Laputa

こちらも入れようか迷った曲。歌詞に夏という単語が出てくるだけで
別に夏を歌ったわけでも夏っぽさがあるわけでもありません。
ただ楽曲がむっちゃ好きというだけでここに入ってます。苦笑

真夏の夜のハイウェイスター / TRANSTIC NERVE

ゴリゴリの漢ロック。タイトルも意味がわかりません。
他が硬派なロックタイトルばかりなのでこの曲だけ浮いてます。
聴く分にはちょっとイキってる歌詞なだけでいつもの彼らなんですけどね。

こもれび / ムック

ムックは夏っぽい単語入ってる楽曲が多いので迷いましたがこちらで。
夏を題材に嘆く曲が多いだけで曲調が夏に寄ってるわけではないので
単純に好きな曲を選んでみました。
やっぱムックは恨みつらみを吐いてこそでしょう。


チャラい夏のV系

まぁ夏といえばこの要素もあるので選んでみました。
多分好きな層もいると思うので。
ぶっちゃけここに挙げているアーティストは好きですが
これらの楽曲を好いているかと言われれば……

SUMMER / LOST ASH

ほかがストレートにかっこいいV系ロックを奏でているので
この楽曲だけ浮いてるような気がします。
PVまで作っちゃって……この方向に落ち着かなくてよかったです。

SUMMER PARTY / BREAKERZ

ボーカルの特性上エンターテインメント性も求められる彼ら。
この楽曲で売れたときは、
他にもっといい曲あるのに……って思ってました。苦笑

super special summer / jealkb

普段ふざけている彼らなのに楽曲はガチ、が売りなはずなので
むしろこの曲はイメージ通り過ぎて逆に普通というか。
まぁ他の面白い楽曲に比べればまだ好きな部類です。メロディアス。

真夏のサマータイガー / サウイフモノ

Psycho le Cemuフォロワー(ですよね?)らしく
奇抜な格好な割にはまともにかっこいい楽曲の彼ら。
まぁ、でも歌詞はどれもちょっとおもしろが入ってるか。

夏の少年 / ストロボ

曲とかはまともなのに歌詞が超絶チャラくてPVもネタより。
……までは別にいいんですが、ジャケがとにかく好きじゃないんですよ。
当時(結局買いましたが)一回棚に戻しましたからね。無いわー。

おつかれサマー / DuelJewel

DuelJewelで唯一好きじゃない曲。笑
他がゴリゴリにかっこいいだけにこの歌詞は浮きすぎです。
いや普段の彼らが面白いのは百も承知でそこが好きまでありますけどね!
まぁ歌詞以外は結局かっこいいんだけど。
(ちなみに、同タイトルで有名なのがありますが
でんぱ組より先に彼らが出してます。)


切なさ夏のV系

気を取り直しまして、しっとりと郷愁の夏ソングで〆ますね。

様々サマー / CUNE

上述のDuelJewelとよく似たタイトルですが
逆にこちらはふざけたタイトルに反して重たい切なバラード。
なんでこんなタイトルつけたのさ。まっとうに良曲です。

八月の君 / Dear Loving

ヴィジュアル系どころかロックのカケラもなくし始めた辺りの楽曲。
表題曲が嫌いすぎますがそれでもこの曲が大好きで手放しませんでした。
近年はちゃんとポジポックしてて聴き続けててよかったなとしみじみ……

Shooting star / Alice Nine

恥ずかしげもなく夏の大三角形を歌うヴィジュアル系。
キザを絵に書いたような歌詞が多いので全然自然です。
歌声もキザったらしくて最高に似合ってますね。かっこいい。

太陽の碧 / Dir en grey

最初聴いたときは、ディルが普通の曲歌ってる!?と驚いたものです。
歌詞もそんなに猟奇的ではないです。(当社比)
こんなに「真夏の太陽」が似合わないアーティストも居ないですね。笑

螺旋 / JILS

JILSで唯一?夏という単語が出てくる楽曲。
表題曲にもなっているのに人気がないと言われていますが
実際は『衝動』が強すぎて薄まってるだけかなと思ってます。

みずいろ / Waive

V系では珍しくバラードに名曲が多いWaive。
こちらはデモテープからのリバイバルで、テンポが落ちてますが音質向上が嬉しい一曲ですね。何回聴いても田澤のボーカルが心地いい。

Hurry Up Boy / Vogus Image

初めて彼らのビジュアルが拝める映像作品ということで印象が強いです。
バンド名も相まってほろ苦い青春な歌詞で名詞っぽい曲とも思ってました。
反抗期の素直になれない感じとかが滲み出てて個性的な表現ですよね。

Evergreen / Raphael

青春感を感じる夏ソングV系部門第一位はこちら。
20歳に満たず急逝したメインライターというストーリーも相まってですが。
切なさ疾走メタルポップというのも他に例を知りません。
知ってたら教えて。

one summer days / SOPHIA

ラストは彼らで〆ましょう。
とにかく夏ソングが多い彼ら。wyseの先輩なだけあります。
その中でももっとも甘酸っぱさを感じるということでこちらを選びました。
大仰なストリングスもエンディングっぽくて良くないですか?


afterword

というわけで夏っぽい歌詞を含んだ楽曲まとめでした。

普段から聴き慣れているアーティストじゃないと
タイトルに夏とかSUMMERとか入ってないと気づけないので
その辺りは見逃してるかもですね……是非教えて下さい。

向日葵とかはあえて外したけど。
そっちはそっちで別の特集組めそうなので。

まぁざっと見ればわかると思いますが
やっぱり明るい曲はあまり好まないんですよねぇ。
夏は明るい曲多いんで一般曲でもそんなにハマる曲は多くないです。

一番好きな夏曲は相川七瀬の『Nostalgia』って答えてるくらいですから!
ヲタクなら黙ってliaの『鳥の詩』を聴きましょう。

次回はそろそろ8/22に備えた記事にしようかなと思います。
もう一個なにか挟むかもだけど。

よしなに。




最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!