アニメに詳しくない中年が2022年秋アニメを総括してみた【一言感想52連発】

ようやく2022年秋アニメを全部見終わったので
2023年冬アニメがどんどん始まってますが
ここでいっちょ総括してみようと思います。

完全に個人的な好みが入った一言レビューになりますので
是非反論・同意等あれば教えて下さいませ！

序盤の感想はこちらにまとまっています↓

ではいってみましょう！
※★の数は満足度です。5点満点。

面白かったです

まずは個人的に面白かったものをまとめております。
以下の作品にワクワクしました！

【アイドリッシュセブン Third BEAT!】★★★★★

超王道男性アイドル群像劇。

昔ながらのドラマ仕掛けでいろんな困難が矢継ぎ早に襲ってくる構成で
今回の3期目第２シーズンはライバルユニットが最大の窮地に立たされる。
敵がまたベッタベタに嫌なヤツなんだけど、実際いるのよねこういうの……
だが汚い策略で地に落ちたライバルを、みんなで再起させる展開が胸アツ。

元マネージャーとしては、共感できるところがめちゃめちゃ多いです。
ちょいちょい泣きそうになるいいアニメ。
残り4話ほどは2月から放送再開です。

【アキバ冥途戦争】★★★★☆

秋葉原メイド任侠抗争活劇。

萌え萌えキュンな皮を被った完全なるVシネマ的展開で
メイドによる恐喝、強盗、そして殺人が日常的に行われる世界観。
初見の衝撃そのままに真顔で狂ったシリアスギャグのまま
動物モチーフのコンセプトカフェゆえ文字通り縄張り争いを貫徹。

メインヒロイン的立ち位置のキャラが退場して主人公が覚醒した後半が
特に激アツ展開、まさに予測不能で面白かったです。

【悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました】★★★☆☆

悪役令嬢としてハッピーエンドを目指す女性向けゲームキャラ転生モノ。

初回からバッドエンディングを回避する爽快感が味わえ
以降も作中ゲームの続編に進出し同様に攻略していく展開。
主人公の男装や恋心のベクトルによる嫉妬比べとか
女性向け作品の王道をしっかり踏襲し、堅実に地位を確立した。

主人公の意思がまったくぶれないのがかなり好感。
ラスボスも一途で視聴者に可愛がられてたのが印象深い。

【異世界おじさん】★★★★★

異世界転生から帰還した中年男性の懐古主義ドタバタコメディ。

後半は特におじさんとツンデレエルフと他女性キャラをとりまく
恋愛偏差値が壊滅的なおじさんのラブコメを覗き見る形になる。
異世界転生モノに於ける美少女ハーレム展開は王道なのだが
そのすべてのフラグを折る性悪さを突っ込んで楽しむ作品だ。

最終話が三度延期になってますが
取り上げるのは今回を最後にしようと思います。

【宇崎ちゃんは遊びたい！ω（だぶる）】★★★☆☆

ウザかわ女子と朴念仁のラブラブコメ。

母を巻き込んだ第一期に続き、妹・弟・父と
続々とヒロインの家族にも気に入られる主人公が何気にすごい。
ヒロインも主人公以外に眼中なく、なのに頑なに認めず
そのいじらしさがウザさを越えて超かわいい。

視聴者の声を常に的確に周囲のキャラに言わせているので
ストレスなく気軽に見られるのが強みです。

【うたわれるもの 二人の白皇】★★★★☆

神との千年戦争アイヌ風亜人大河活劇。

ついに大河活劇長編完結。
無印とあわせてこれまでのメインキャスト勢揃いでの大戦争。
世界観が太古に見せかけての近未来SF設定なので、
巨大生物VS超常兵器の大戦が大迫力でかっこいい。

美少女ゲーム基準で造形がケモミミやシッポ、羽等を蓄えているので
そもそもかわいいのも強い。ただ主人公が居なくなるエンドは避けてほしいなぁ。それも無印基準ではあるんだけど。似たような終わり方で良き。

【うちの師匠はしっぽがない】★★★★☆

狐と狸による大正美少女落語コメディ。

序盤は人間社会に疎すぎる主人公の危なっかしさが展開を引っ張るが
中盤以降からしっかり改心して、でも向こう見ずなところは変わらず
困難を自分で乗り越えようとするところがアツい。
主題に沿って落語的展開になる辺りが巧妙で見ごたえもあった。

前半で提示されたセリフの疑問も後半で言及され解決するし
そういう伏線回収も落語的。一本取られる快感がありました。

【陰の実力者になりたくて！】★★★★☆

異世界転生シリアスギャグバトルアクション。

真顔で発する邪気眼中二病発言、モブキャラに徹するズレた思考回路、
大袈裟に言ったことが現実になる、大真面目だけど圧倒的戦力差による戦闘
すべてがB級な雰囲気をまとっていて良質なシリアスギャグである。
主人公がまったく美少女になびかないのもこの手の作品にしては珍しい。

まともなファンタジーだと思うと肩透かしを食らうが
【オーバーロード】や【幼女戦記】のようなものと思うのが吉である。
継続2クールで続きも楽しみ。

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】★★★★★

伝統的アニメ、ガンダムシリーズ最新作。

無知だけど行動的でカリスマのある主人公、付かず離れずのパートナー、
覆面、強化人間。戦争、親との確執、などなど様々な伝統を踏襲しつつ
百合要素という新機軸で圧倒的話題を振りまいた本作は
第1クール終幕にもう一つの伝統である大爆弾を投下した――

【コードギアス】が伝説と化したあの当時の瞬間を思い起こしました。
【Vガンダム】との比較も散見されますね。そのくらいの衝撃。
絶対に予定調和にならない展開を是非、3ヶ月後一緒に楽しみましょう。

【クールドジ男子】★★★★☆

ローテンション、美形だらけのあるあるドジっこ劇場。

類が友を呼びまくり、4者1様のイケメンドジが一堂に会す。
ドジというかあるある……と思ってしまうのは自分にも素養があるのか
ただ、まぁ不注意と言い換えられる程度のものが揃っている。
それぞれのストーリーも多少進むのでそこも楽しめてお得感。

登場キャラが絵柄だけじゃなく作中でもイケメン扱いされており
そのへんが視聴層を絞ってしまってる感はある。
新キャラ登場で2クール目に突入。

【後宮の烏】★★★☆☆

摩訶不思議推理系中国奇譚。

何らかの殺傷事件が起きる度に王子がやってきて解決を依頼する構図で、
言うなれば后がホームズの役割を果たす心霊探偵もの。
かなり小説的で状況説明の会話部分が非常に多いため脳内整理が必要。
現象は霊的だが物語は理論的に完結されていく。

ツンデレというかクーデレ的な主人公が餌付けされたりでとてもかわいい。
”烏”部分はまだ序の口辺りなので続編を期待したいが……あるのかな。

【ゴールデンカムイ 第四期】★★★★☆

北海道アイヌ明治金獲浪漫譚。

捨てキャラが居ないくらい過去登場キャラが現行に関わってくる相関図で
それぞれの思惑が交錯する物語が最高。
緊迫と弛緩のバランスが半々で題材の割にはとても見やすい。
ヒロインの出生も徐々に明らかになりこれからが最高潮！

……というところで残念ながらクール半ばで放送延期。残念。
期待して続きを待とう。

【SPY×FAMILY】★★★★★

シリアスギャグファミリーコメディ。

ド安定の面白さ。
一歩ずれれば破綻してしまうほどかなりギリギリで事件を解決しつつ
あくまで本筋はコメディで規模の大きいファミリードラマである。
前半は娘、後半は母がフューチャーされていて、父はずっとしんどそう。

母中心回は非常にベタでお約束だが、だから2クール目初回が成立してたのかと納得できたり、ほんとに細部まで計算されつくされた作品である。

【チェンソーマン】★★★★★

猟奇的グロテスクバトルアクション。

人がバッタバッタと死んでいく過激なバトルと
味方チームですらあまり正義感に溢れていない倫理観が魅力。
そもそも悪魔と契約してる時点で正攻法を望むはお門違い。
期待通りのスプラッタなシーンが超美麗作画で描かれている。

私怨や我儘がすぎるきらいもあるが、正直フィクションはこのくらい尖ってたほうが個人的にはエンターテインメントとして楽しめます。

【転生したら剣でした】★★★★★

剣に転生した主人公と低階級ネコミミ少女の成長譚。

圧倒的魔力でオレツエー主人公と純真無垢な少女な近代王道ファンタジーで
展開等はそのまんま【転生したらスライムだった件】と酷似。
ギルドシステムや腐れ王族と敵対等、特にこれと行った個性はないが
「こういうのでいんだよ」という感想に尽きる。

とにかく素直クールなヒロインが可愛く主人公同様父親目線で見られる。
物語の意外性は皆無だが第2期も決定したようなので続きが楽しみだ。

【ヒューマンバグ大学】★★★☆☆

とある死刑囚の海外逃亡録アドヴェンチャー。

死刑執行から生き延びてしまった男性が博士とのカウンセングから始まり
てっきり会話劇だけで回想していくものかと思ったら
あれよあれよと持ち前の悪運で不本意なトンデモ逃避行へと発展。
海外を転々として各地でヒューマンドラマを展開した。

やっぱり冒頭の殺人事件は冤罪で想像通り。
それにしても主人公が強靭すぎて、
結局は絵柄が伴わない普通の現代ファンタジー作品とも言える。

【不徳のギルド】★★★★★

絶対にギルドを辞めたい優秀な青年とへっぽこ女性陣のエロコメディ。

ギルド側が問題児たちを主人公に託し強化に勤しみ
その女性陣がことごとくモンスターに辱められる展開がメインだが
ちゃんと必然性のある設定があったことが後半で明らかになる。
まともにエロく視聴層は男性に限られるだろうがしっかり面白い。

かっちりした設定の上でコメディをやってるのでとても好感。
ツッコミワードも秀逸で終始楽しませてもらった。
エロに耐性があるならこれは超おすすめです。

【ブルーロック】★★★★★

アンチスポ根、サッカーの皮を被ったサバイバルゲーム。

最初はぶっ飛んだキャラばかりのデスゲームで度肝を抜かれたが
第1クールのメインどこであるチーム戦は意外とまともにサッカーしていて
ちゃんとスポ根としての試合をアツく展開した。
同じオフェンスながら様々な特性があって、個性あるキャラ造形が好感。

だがやはり"いいやつ"が活躍する他の作品と違って
エゴの強さが勝利を導くものと描かれているのが最大の特徴。
主人公がミッドフィルダーの能力に長けているというのも面白い。

【ベルセルク 黄金時代篇】★★★★★

憧憬と怨嗟と愛憎その他諸々をごった煮にしたダークファンタジー。

超重要人物の栄光と落日、そして悪魔として覚醒、復活するまで。
当作品における人気部分を余すところなく濃縮して表現されていて圧巻。

過激な表現も情事さえも遺憾なく描写しており、
見たかった部分を見せてほしい通りにアニメーションに落とし込んでいて
満足感は非常に高い。
特に豊崎愛生の体当たり演技は素直に感心した。

【ぼっち・ざ・ろっく！】★★★★★

一人ぼっち引きこもり女子学生ギタリストの奮闘記。

【けいおん！】並の評価を得た、間違いなく今季覇権候補のひとつ。
何事にもネガティブで自己否定の権化である主人公が
最終話の学園祭でのトラブルもとっさのパフォーマンスで凌いだ辺りとか
しっかり成長している姿に感銘を受けた人も多いのではないだろうか。

それでも日常パートは基本主人公の過度な思い込み行動等をゆるく楽しむ作風で、日常系きららアニメの面目躍如といった感じ。
胸を張っておすすめできるアニメである。困ったらこちらを見よう。

【虫かぶり姫】★★★★★

書物をこよなく愛する箱入り令嬢を取り巻くラブストーリー。

本にしか興味を示さなかったヒロインが
徐々にちゃんと王子に惹かれていくのがとても微笑ましい作品。
自己肯定感が極端に低いので余計な心配や嫉妬心が芽生えて
それに戸惑う姿も可愛いが、王子のまったく動じない洗練潔白具合が最高。

「見る糖分」と称されるほど砂を吐く描写が非常に多く
第三者が介入する隙がまったくないほどラブラブなのが超好感。
やっぱり一途が一番。ぐらぐらしすぎるラブコメは見習ってほしい。

【メガトン級ムサシ シーズン2】★★★★★

異星人との異文化交流ロボットアクション。

子供向けと侮るなかれ。
家族愛、仲間との信頼、異種間交流、そして恋愛と、
人間関係における相関図が絡み合いかなりドラマティック。
ロボの戦闘シーンも重厚感溢れまくりでアツく満足度は高い。

噂によるとSeason4くらいまであるらしいので
まだまだこの物語が視聴できると思うと嬉しい。

【モブサイコ100 III】★★★★☆

一般通過超サイキッカーとインチキ霊能力者のバトルコメディ。

もはやお家芸となった無知な霊能力者と超絶ハイキッカーの平凡主人公
そのやりとりが展開されるが、
後半はその主人公の暴走モードを留めるために脇キャラが奮闘する構図で
周囲の活躍が見られる新展開となった。

最後は一番身近な二人が結託し終演を迎えるという一番熱い展開。
原作が素晴らしいし100％アニメに落とし込む構成がお見事。

【弱虫ペダル LIMIT BREAK】★★★☆☆

ロードレーサースポ根バトル。

相変わらずの回想バトルでストーリーは遅々として進まないが
むしろそこがこの作品の醍醐味なのでそこを突っ込むのは野暮。
過剰なエフェクトでまるでファンタジーのようなレースも併せて
そういうもんだと割り切って視聴するのが吉である。

実際登場キャラ全員に感情移入できる作りなので
結果自体は誰が勝っても納得できる作りではないだろうか。

【ロマンティック・キラー】★★★★★

これまで恋愛とは無縁の非モテ女性奮闘記。

天使の策略で強制的にイケメンと結ばせられる状況下に置かれて尚
ほんとにロマンスに興味がない主人公に最高に共感。
そして最初はむしろ恋愛を嫌がってたフシのある男性も
もうひとりの男性との同居や主人公の男気ある行動で
徐々に主人公に惹かれていくという流れがスムーズで素敵。

主人公の友達も、男性側の友達もいい子で
むしろその二人の今後の進展がものすごく気になるほど
個人的にはその二人が魅力的に映ってます。

完走はしました・辛口御免

続きまして、
完走はしたけど個人的評価はいまいちなものをまとめています。
完走してるということは
そこそこは面白かったということを念頭に置いて読んでいただければ……

【アークナイツ】★★☆☆☆

流行り病でディストピアのシリアスバトルアクション。

とにかく作画が圧倒的美麗。
亜人設定でケモミミを蓄えたかわいいキャラが映える。
ストーリーはおおまかに二つの敵対する勢力がぶつかり合う抗争で
明確にではないがいちおう主人公側が正義のような見え方ではある。

シリアスで好きな世界観ではあるがわかりやすくはなく、
感情移入もしづらい設定ではあった。
物語は序盤も序盤なので次回作以降も制作されるなら見ようと思う。

【ある朝、ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生】★☆☆☆☆

バイノーラルで女子高生の生活を覗き見るASMRアニメ。

主題であるダミーヘッドマイクは初回と最終話でのみの視点。
自転車のサドルやお菓子等、節操なく色んな静止物に入り込んでは
ただただ女子高生の会話を盗み訊いたり
直で接触して肌を感じる変態アニメである。

アニメの特質上、別にカメラアングルで済む情景なので
転生した要素は蛇足以外でもなんでもなく、うん、まぁ、普通……
最初の恋バナしていた二人のうちの片方が実は百合でしたというオチ。

【うまゆる】★☆☆☆☆

社会現象にもなっているソーシャルゲームアニメの外伝ショートアニメ。

題字の通り3頭身のウマ娘の日常コメディがゆるく描かれている。
くらいしか特に言うことはなく、まぁ、それ以上でも以下でもない。
かわいいを気軽に摂取したい人向け。

最終話はラップバトルでまるまる一話消化。
ラップが嫌いなので後味は個人的に良くはなかったです。

【うる星やつら】★☆☆☆☆

伝説的ラブコメのリバイバルアニメ。

どこを切り取っても昔ながらの価値観で
原作の再現度は非常に高かったのではないだろうか。
ゆえに、原作にハマってない自分にはこれっぽっちも刺さらなく
1クール追いかけただけで以降は見なくてもいいかな、と思っている。
個人的に好きなキャラが一人も居ないし、とにかく主人公に共感できない。

逆に原作ファンは当時の面白さを最新版のグレードアップした作画で見られるので、好きな人は今後も期待通りなものを視聴できると思います。

【永久少年 Eternal Boys】★★☆☆☆

アラフォー限定男性アイドルの奮闘記。

まさかの連続2クールで未完。これ続くのか……
ぜんぜん華やかじゃないところが逆にシリアスギャグになっていて
セリフや感情も同年代なら思ってそうなところを突いてくるいいセンス。
そこそこ面白いとは思う。

ただ一緒に【アイドリッシュセブン】が放送されたせいもあって
どうしても比較してしまった。
アイドルじゃなく他の趣味に置き換えると共感部分は多いのでは。

【「艦これ」いつかあの海で】★☆☆☆☆

戦艦擬人化ゲームのアニメ化作品。

美少女が未知の生物と対戦する超シリアスバトルアクション。
静止画のデザインとしては秀逸なんだけど、重機を背負っての戦闘は
実際アニメとして動かすとなると少々チグハグな印象は前作と変わらず
重い話なんだろうけどギャグに見えて仕方がない……

ファンが求めているのは多分美少女が和気藹々としているものなので
前作以上にシリアスに寄っているのが需要と合っていない気がする。
そして途中放送も延期になってるのでまだ未完。チグハグだなぁ。

【サイバーパンク エッジランナーズ】★★★☆☆

サイバーパンクな近未来バトルアクション。

完全に洋画的な展開だなと思ったら、ちゃんと洋ゲー原作らしい。道理で。
人体に超常因子を注入してそれを薬物で制御するという
ある意味で実は超王道な展開。歌う要素のない【シンフォギア】感。
裏切りは始末されるしヒロインのために主人公は奔走するし、ほんと王道。

銃アクションやカーチェイスも圧倒的作画で表現されており
洋画好きならハマると思う。どっちも自分は趣味じゃないので
個人的にハマらなかっただけでちゃんと面白かったというのが素直な感想。

【忍の一時】★☆☆☆☆

現代に潜伏する忍者一族の縄張り争いバトルアクション。

「裏切り者は誰だ」というキャッチコピーで
「実は操られてました」という一番しらけるオチでゲンナリ。
敵側の目的もしょうもなく闘う理由がマジでなにもないただの小競り合い。
うーん、ストーリーが一昔前のラノベ感でした。

とりあえず無表情マスクヒロインは可愛かった。

【新米錬金術師の店舗経営】★★☆☆☆

新米錬金術師の田舎興行奮闘記。

戦闘でも圧倒的戦力だし、そこにへの理由付けも特になく
結局主人公一人いればなんとでもなる力技運営。
錬金術とか経営とかはあくまで個性付の一つでしかなく
ファンタジーな世界観での日常系百合アニメと割り切って見ればよかった。

お金にがめつい感じがあったのがちょっとだけ個性かな。
暗い過去とか伝説の師匠の弟子という設定が
もっと活きるストーリーを期待してしまったのが失敗。

【聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-】★★★☆☆

超大作で大人気RPGのメディアミックス作品。

期待を裏切らないハイファンタジーな世界観は圧巻の一言。
人外や複雑な髪型も細かく描写されていて作画はかなり丁寧。
「宝石泥棒編」のみに絞って展開したのもナイス脚本。
世界観の説明がなくても見てれば分かってくる構成が良かった。

ただアニメとして消化するには少々古めかしく感じ惜しい。
普通に面白かったとは思います。

【Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-】★★★☆☆

美少女ゆるゆる工作コメディ。

かわいい美少女がDIYで工作に勤しむゆるゆる日常系。
作画がかなり独特でアニメによく似合っていて好感。
木の上に建てる新しい天空部室を作るのをクライマックスとして
主人公の幼馴染も加わる展開がアツい。

誰も傷つけない優しい世界。
傷ついたのは主人公の指先くらいかな。なんつって。

【女体化した僕を騎士様達がねらってます】★★★☆☆

TSハーレムラブコメのモーション＆ヴォイスコミック化作品。

ちゃんと面白ければモーションコミックでもいいな、と思ってしまった。
驚いたのは、調べてみたら主人公（ヒロイン）が男性声優だったこと。
すげー、まったく気づかなかった。
タイトル通りの作品なのでそもそも食指が動く人が限られてるけど。

ただ、まぁこういう作品で言うのも野暮だが、
主人公の感情に「そうはならんやろ」と思うとが多々。
まぁ、野暮ですが（2回目）

【農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。】★☆☆☆☆

タイトル詐欺の王道バトルファンタジー。

大方の予想通り主人公が強かったのは出生と経緯にあり、
農業関連のスキルばかり上げてたから強かったわけではないことが判明。
王子のマッチポンプや貴族の自作自演やらで展開は容易く予想できるもので
意外性はまったくなかったのが惜しい。

……っていう脇の甘さを突っ込んで楽しむアニメだったのかな。

【ハーレムきゃんぷっ！】★☆☆☆☆

キャンプ地を起点にしたハーレムラブコメ。

正直初対面の相手に同意無しで迫るとか犯罪以外の何物でもなく
相手も相手でそれを許しあまつさえ好きになるとかありえへん
……とか言ったら負けなんだろうなぁ。
と毎話で思ってました。ありえないことの応酬で共感性皆無。

うーん、微妙。

VAZZROCK THE ANIMATION】★☆☆☆☆

美青年ユニット自己紹介アニメ。

キャラの掘り下げもそこそこに中盤以降は劇中ドラマを演じてばかりで、
演じてないパーソナル部分も、会話不足のすれ違い一辺倒。
こんなに人数いるのにすべてそのワンパターンで
これを面白いと思って見てた人は居たのだろうか……

【万聖街】★★☆☆☆

亜人同居コメディ。

悪魔と吸血鬼と狼男と天使のひとつ屋根の下同居コメディ。
それぞれの文化の違いを楽しむ日常系で、
中国製特有の太い線と潤沢な動画制作資源が特徴。
ゆえにぬるぬる動く。

なぜか中盤妖怪大戦争に発展するが、そこが無駄に作画がすごい。
まぁでも基本ゆるゆるです。

【名探偵コナン 犯人の犯沢さん】★★☆☆☆

超有名作【名探偵コナン】の犯人視点のお話。

という触れ込みだったが、結局殺人事件は起こさずに
結果ただ殺人事件が頻発する街に引っ越してきただけの
一般人の日常コメディ。まぁ本編をフリにしたギャグ作品である。

本編の【名探偵コナン】の犯人視点を期待してたのは自分だけでしょうか。
そういう意味では肩透かしだったかなぁ。

【ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra】★★☆☆☆

ハーレムコメディ×ハイファンタジーギャグアニメ。

↑の通りでそれ以上に書くことがない。
ストレスなく見てたんだけど、
同様に今思い出してみても特に何も印象が残っていない……
あ、オープニングテーマはかっこよくて好きです。

【夫婦以上、恋人未満。】★★☆☆☆

清楚美少女とギャルに挟まれる三角関係ラブコメディ。

最初はあからさまに挑発＆バカにしてくるギャルヒロインにイライラし、
中盤は彼女と清楚系幼馴染に揺れ動く主人公にイライラし
最後はギャルヒロインの想い人が心身イケメンで感動した、という感触。
だからって主人公に鞍替えするギャルヒロインにまたイラっと来たわけだけど。

こういうのってやっぱり好かんなぁ。好きな人は好きなんだろうけど。
主人公もブレんなよ！幼馴染が好き、でいいじゃんよ！
ギャルに惚れる要素どこにあんのよ。

【BLEACH 千年血戦篇】★★★☆☆

死神の異能力バトルアクション金字塔。

まっっったく話がわからない！！！！
まぁ、ここからしか見てないので当然っちゃ当然なんだけど。
ただ圧倒的作画や構図のオシャレさはビシビシと伝わってきて圧巻。
原作ファンは満足だろうなというのは否応なく感じます。

【惑星のさみだれ】★★☆☆☆

異能力バトルアニメ、ヤングキング版。

結局最後まで作画のイマイチさは拭えなく
それ以上に脚本のせいか緊迫感も皆無。
ほんとに原作は面白いの……？と疑うしか出来ない内容だった。

2クールも眺めてきたので
各キャラの未来をエピローグで見られたのは良かったかな。

【ヤマノススメ Next Summit】★★☆☆☆

登山を楽しむ美少女4人による日常系萌えアニメ。

とりあえず背景が見事過ぎる作画で超キレイ。
実写と見紛うようなその景色は登山モノとしてかなり重要なので
ここにチカラを入れるのは正しいような気がする。
キャラクターもかわいく台詞も尊い。ゆるゆる日常系の看板に偽りなし。

ただ面白かった部分はどこかと言われたら困る。

【勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う】★★☆☆☆

悪徳勇者パーティから追放された善良魔術師の苦労譚。

最強種が何人も居て、それが画一的に順番に出会い仲間になり
全員が美少女で一様に主人公に好意を抱くという……
なんというかほんとにご都合主義なアニメ。
敵キャラも小物しか居ないし戦闘が拮抗することもない。

ただ作画はよく美少女もしっかりかわいい。
動物園を楽しむ感覚で眺めると精神衛生上いい、かもしれない。

【4人はそれぞれウソをつく】★★★☆☆

ちょっと普通じゃない女子高生4人が集まった日常系コメディ。

宇宙人、忍者、読心術、男子がそれぞれ正体を隠した上での友達関係。
終盤では宇宙人が忍者に賢さを与えてしまったことを発端に
全員が嘘を打ち明けるというクライマックスが待っている。

驚かされたのは、最終話がエンディングテーマの
あの一見まったく関係なさそうだったモーションにつながっていたこと。
これは脚本家が素晴らしかったアニメですね。

【令和のデ・ジ・キャラット】★☆☆☆☆

元祖萌え不条理ギャグショートアニメ。

実在する店舗、ゲーマーズのマスコットキャラが破茶滅茶する、
とてもノリが古い感じのするドタバタコメディ。
ネタが微塵もわからないので
常にスベっているように感じたのは自分だけだろうか……

【恋愛フロップス】★★★☆☆

近未来メタバースラブコメ。

特筆すべきところがなにもないドタバタラブコメ。
と書いてしまったがそれもそのはず、それ自体が作られた世界だったのだ！
無条件で揃えられた美少女5名は研究者が設定したプログラムで
主人公はそこにフルダイブで放り込まれたプレイヤーだったわけだ。

その主人公が入り込んでしまったがゆえに過去由来のバグが発生。
終盤にしてやっとこの設定が明かされ一気に面白くなりました。
序盤のくっそくだらないラブコメも後半の布石と思えば……

【羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来】★★☆☆☆

中国産亜人バトルアクション。

黒猫を主人公としたジブリ的な空気感のハイファンタジー。
ここでも中国産の特徴である太い線とぬるぬる作画が特徴で
とにかく動画のクオリティが段違いで高い。

ただ国特有の価値観が違うので、微妙に登場キャラに感情移入し難く
行動原理に「そうするかなぁ」と思わずにはいられない。
ただアニメとして見る分には見応え充分。

結局見てません↓（いつかは見るかもメモ）

【ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン】
【TIGER & BUNNY 2】
【トニカクカワイイ ～制服～】
【不滅のあなたへ Season2】
【僕のヒーローアカデミア第6期】
【ポプテピピック】第2期
【BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS】
【魔入りました！入間くん】
【マブラヴ オルタネイティヴ　第二期】

今後も見ないでしょう↓
【おばけずかん！】
【シャドウバースF】
【シルバニアファミリー フレアのハッピーダイアリー】
【チキップダンサーズ ２期】
【デュエル・マスターズ　ＷＩＮ】
【ニンジャラ】
【PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL】
【ぷにるんず】
【まめきちまめこニートの日常】
【遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!】
【妖怪ウォッチ♪】

総評

結局どれが一番面白かったかと言われれば【ブルーロック】でしょうか。
スポ根だけどスポ根らしくない、ともすれば
従来のサッカーファンから怒られそうな尖った内容だったと思います。
まったく想像したとおりに行かない、
予想の裏側を衝かれるのも快感ですね。

次点で【虫かぶり姫】【ロマンティック・キラー】の
ラブコメ勢が良かったです。
やっぱり二人以上の異性でグラグラする展開は好みでなく
このくらい一途orまったく興味ねーぜ、のほうが好感。
こうしてみてみると、
ラブコメは男性向けよりも女性向けのほうが性に合ってますね。

【転生したら剣でした】【不徳のギルド】も萌えファンタジーとして好き。
【転剣】はベタベタでしたがこういうので良かったし
【不徳】はギャグテイストなのにちゃんとエロく好感だったし
やはりしっかりした設定があると
その上で何やっても面白くなるという印象でした。
そういう意味では【陰の実力者になりたくて】も同様の感想。

【水星の魔女】【SPY×FAMILY】は
世間的評価とともに個人的にも盛り上がり。
この辺りは安心して話を合わせられそう。
逆に【ぼっちざろっく】と【チェンソーマン】は
もちろん大変面白かったのですが
世間ほどには熱量は持ってないです。いや超面白かったけど。

【異世界おじさん】と【ゴールデンカムイ】は残念でしたね。
引き続き楽しみにしてるので、中断に負けず完成してほしい。

「おもしろくない」のほうに入れてしまってますが
【恋愛フロップス】と【4人はそれぞれウソをつく】は
ちゃんとびっくりさせられました。印象には残ったかなぁ。

Afterword

というわけで一言感想52連発でした。

周りでアニメ見てる人少ないんで
いやこの作品はこう言うところが面白いんだよ！
え、それのどこが面白かったんですか！？
とか是非意見交換をコメントで残してほしいです。

あくまで個人的感想なので意見反論バッチコイ！
ぜひ語らいましょう。

ではちょっと間が空いてしまいましたが
また来週からはちょいちょい投稿すると思います。
よしなに。