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心療内科は怖くないよ。(でも結局は――)[ニゼロ♯14]

精神を病んでどうしようもないときに
心療内科ってどういうところなんだろう、
という不安は少なからずあると思います。

まさに私がそうでした。

ちょうど病院行って帰ってきた本日。

まさに今も通院中ですが
とりあえず私と同じ気持ちの人の背中をそっと押してあげられれば……

という思いで少し書き残したいと思います。


最初に選んだ病院

最初はアニメを見ていたから、という単純な理由で
新宿にある「ゆうエンタルクリニック」を選びました。

やはりこの手の病院では最も有名かもしれません。
患者は待合室に大勢いらっしゃいまして
待ち時間も結構長いです。

ここで「こんなにいっぱいいるんだ、悩んでるのは自分だけじゃない
と思うか
「待ち時間が長くてイヤになる」の2種類の感情が生まれると思います。

できれば前者を選び、なおかつその間は
スマホを触るとか本を読むとかせずに
瞑想に勤しむのが健全かなと感じました。

何かをしてないと、という感情は病院に来てしまった時点で
それ以外のマルチタスクは避けたほうがいいためです。

ちなみに予定時間通りに来たのに待たされる理由としては
一人の患者に真摯に向き合っているため時間が伸びている可能性
と考えてますので、
多少時間がかかることは始めから覚悟しておきましょう。

理由が違ったとしてもそう思ったのほうが精神衛生上、タブンいいでしょ。


ここでは

●血液採取
●A4用紙2枚ほどのアンケート
●「木を書いてください」のブランクペーパー
●面談
●薬の処方

がありました。

憶測も含まれますがそれぞれの内容は以下のとおりです。


●血液採取

まず体調の不良が外的要因に寄るものか食生活によるものか
そして精神的なものかの指標になると思われます。

健康診断等で行われるものと同様ですね。


●A4用紙2枚ほどのアンケート

いつから不安を感じるようになったか
具体的にどういった悩みがあるのか
等といった、結構細かい項目が並んでいました。

こうして自分と見つめ合う時間も必要、というのもあったかもしれません。
自分では気づいてなかった部分もアラワになるので
なるべく詳しく書いていきましょう。
もちろん無理はせずで。


●「木をかいてください」のブランクペーパー

実はなにげにこれが一番効果あったんじゃないかなと思ってるのですが
木を描かされます。
いわゆる心理テストですね。

2回目に来診した際に
今自分がどういう状態で、今後どうしていきたいか
の診断の回答をもらえます。


●面談

いま別の病院に通院しているためよくわかります。
「ゆうメンタルクリニック」はめちゃくちゃちゃんと話を聞いてくれます

ここで実は随分前から躁鬱状態にあったのだとわかりました。

証書も貰いまして、それを代表に突きつけてやりました。
結果仕打ちが緩和されるどころかより重責を負わされたわけですが。
そういう上司がいる現場はクソなのでとっとと辞めたほうがいいですよ。


●薬の処方

実際通院した感触は良かったのですが
こちらの方はちょっと懐疑的。

とにかく「精神が落ち着く」処方なのですが
いかんせんそれ以上に眠くなりすぎて生活リズムが狂いまくりました。

私は睡眠には困っていない、
どちらかと言えば寝過ぎてしまう悩みがあったので
睡眠導入の成分は入ってないはずなのですが
それを考慮してくれたかのかは不明。

飲むと寝てしまうので
定職を探そうとまだ頑張ってた時期はあまり飲まなかったかな……
今はそれは諦めたのでちゃんと薬は飲んでます。
いつ眠くなってもいいように。


別の病院に行き始めた理由

上述しましたが、今は別の病院に通っています。

電車で10分のところ。
徒歩と併せても20分かからないです。

というのも、替えた理由は医療費が高かったからです。
借金苦があったので3ヶ月ほどで通院できなくなってしまったんですね。

あと障害者手帳?だったかの許可証の発行にも結構な額がかかります。
自分はそれを払えなくて最初区役所での申請を通せませんでした。


それでもっと安いところ。
ちゃんと無料で証書も発行してくれるところで。

ついでに、ここは待合室にいる人がいるのを殆ど見たことがありません。
たまに一人すれ違うかな、くらい。
今日なんてちょっと早め(といっても10分前だけど)に着いたら
予定時刻の5分前に呼び出されました。

そんなんでいいのか……


そこでやってくれるのは

●面談
●薬の処方

の2つのみ。


●面談

しかし、面談は5分ほどで毎回終わっています
打っても響かないような感触で、適当にさえ感じます。
問答で悩みが解決できるとは到底思えません。
もちろん口調や受け答えは優しいんですが

これはあってないようなものですね。
当たり障りないので、あまり事情を話したくない人には向いてるかも。

(私は元来おしゃべり好きなので
いっぱい話してくれる「ゆうメンタルクリニック」のほうが好感です)


●薬の処方

ほぼ一緒です。
いまは定職に就いていないので遠慮なく飲んでます。

効いてるのかなぁ。


ただ、処方箋の薬局の方がとても親切で。
薬を手渡すときに気にかけてくれるんですよ。
調子はどうですか、何か変わりませんか、
困ってることはありませんか、と。

寝すぎて困ってます、というものに
ようやく真摯に向き合ってくれる人と出会えた気がします。


通常鬱に蝕まれている人は、寝れない悩みを抱えていると思います。
ただ私の場合は平気で10時間12時間と寝てしまったり
出かけなきゃいけない時間の10分前に猛烈な睡魔に襲われるという
どちらかと過眠に関する悩みがあります

(実は先日の"疑似ラジオ"のときも
22時頃に超絶倦怠感に飲み込まれ22:20まで寝てました。)

具体的にどうすればいいかも提示してくれて
ちょっと明日からはそれを試してみようと思います。

新井薬師前駅近くのスギ薬局の男性の方、ありがとう!
心療内科の先生よりよっぽど的を得た質問してくれてるよ!!


結論

とりあえず何もしてないほうが精神的によくないので
結果的に”心療内科に行く”という用事を作って外に出るという意味でも
通ったほうがいいとは思われます。

あと値段による内容の違いは明確にある気がします。

「ゆうメンタルクリニック」は、
やはりそれなりの値段するだけあって手厚いですね。

私のように前職で負った借金があるとかの理由がなければ
ちゃんと大手の病院を選んだほうがいいでしょう。


薬は、眠れないことで悩んでいる場合は積極的に服用しましょう

睡眠薬に手を出すより100%安全だと思います。

私は薬を飲むことで平気で12時間以上寝てしまうこともザラなので
栄養ドリンクとかコーヒーと一緒に飲むことでなんとか耐えてる感じです。

逆に眠れなくなる薬とか無いかなぁ。
眠すぎて困ってます。


Afterword

というわけで、鬱で悩んでる同志へ向けて書いてみました。
一人で悩むよりは誰かと共有しましょう。

あんまり言い続けても煙たがられるだけなんでほどほどに。

むしろ私は今は一人になりたいので積極的に明かしてますが
"めんどくさいだろうからほっておいてくれていいよ"
という念を込めています。

お金がないので結局相手に奢ってもらうことになるから
あんまり人と会いたくないのです。
それに、ほんとに親しい人はこんな私にもかまってくるので。

でも結局は――私の場合は、
幸いそれでも気にかけてくれる人が存在していると実感できている
それ自体がかろうじて生きていける理由にさえなっています

あともっとも手軽に感情が動くのが音楽。

人波の中 孤独に溺れたんだね
君が望むなら 差し伸べ続けるよ
傷跡がまだ 痛くて泣いてたんだね
君が望むなら 呼びかけ続けるよ
誰かに会いたいのに 一人になりたかったんだね
望まないとしても 差し伸べ続けるよ

Janne Da Arcの『Love is Here』に泣きながらお届けしました。


次回の更新は2/26(土)です。

ちょっとこの曲について語ってみようかな。

よしなに。



最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!