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日本人の生きづらさの原因

日本は相当に歴史が古いようです。


出雲の砂原(すなばら)遺跡では約12万年前とみられる石器が見つかっていますし、長野の飯田市では3万年以上前の磨製石器
が発見されています。

そして青森県の大平山元1遺跡では1万6500年前の縄文式土器が発見されています。


DNAの解析から、今の日本人は縄文人のDNAを(男系のDNAも含めて)受け継いでいることがわかっていて、ずっと文化が続いていることがわかります。


とすると、日本人は何万年もの智慧の積み重ねの上に生きていることになります。


しかし、明治になって諸外国に対抗するために、富国強兵のために西洋化を取り入れます。


そして、第二次大戦後、GHQの政策などにより、日本人のアイデンティティが失われます。

長い智慧の積み重ねに蓋をするように、西洋的な考えが取り入れられます。


それは、「ハードが日本」で「ソフトが西洋」、とか「首から下が日本人」で「頭が西洋人」、とか「下半身が日本人」で「上半身が西洋人」、とか色々と例えられるかと思います。


明治は富国強兵のために西洋化を取り入れたので、アイデンティティは失われなかったのではないかと思います。

あくまでも日本がベースで、そこに西洋化を取り入れた形ではないかと思います。


しかし、第二次大戦後の西洋化は智慧の断絶に近いように感じます。


その自己不一致が、日本人の自己否定や生きづらさの原因になっているのではないかと思います。


とはいえ、日本には何万年もの歴史があるわけで、そこからすると、戦後の75年は僅かとも言えます。

75年/120,000年(石器時代〜)=0.06%
75年/16,500年(縄文時代〜)=0.45%


潜在意識やDNAには圧倒的に長い日本の智慧の蓄積があるはずなので、頭(顕在意識)を日本に戻していくことで、智慧の蓄積の上に力を発揮していけるのではないかと思います。


メディアや教育はいまだにGHQの流れを引き継いでいますが、現代はネットや本などで、様々な情報を得ることが可能です。


自主的に勉強していくことで、日本の長い智慧の蓄積を活用し、日本人らしく生きていくことが可能なのではないかと思います。


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