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日常からはじめる自己成長10ステップ Step.10_やりたいことをやってみよう

テーマ: 冒険することを習慣化しよう




「Step.9_インナーチャイルドに意識を向けてみよう」はいかがでしたでしょうか?



今までより心が満たされた感覚を味わえたり、自己肯定感が高まったり、少しでも今までの自分より進歩があれば十分です。



過去に満たされなかった欲求を満たすことも自己成長のベースになりますので、これからもゆるく、じわじわと、続けていって頂けたらと思います。



また、インナーチャイルドに関してさらに理解を深めたい、という方は、以下の記事もご参照ください。

心の傷(バーストラウマ・インナーチャイルド)に気づき、癒す




それでは早速、今回のステップに入っていきたいと思います。




Step.10_やりたいことをやってみよう


これまでのステップで、好きなことをやったり、欲求を満たす、ということをやってきました。



今回は、やりたいことをやっていきます。



やりたいことと言っても、これまでより一歩踏み出した、ずっとやりたかったことや、やりたいことをやっていきます。


つまり、自分の枠の外へ踏み出すようなやりたいことです。



ところで、自分の枠とは、どこから来ているのでしょうか?



それは、エゴ(自己防衛本能)の影響と考えられます。



エゴは元々、自己の身体を守る防衛本能です。



例えば、アフリカのサバンナにいたとしたら、ライオンなどの動物の危険を察知し、死の危険から身を守る必要があるでしょう。



しかし、現代はそのような死の危険がほとんどありません。


そのため、ちょっとしたことまで危険として、誤って学習しています。



例えば、「親に怒られる」とか、「親が反応して不機嫌になる」などです。



エゴがそういったことを危険として学習していった結果、この範囲であれば安全、というコンフォートゾーンが出来上がります。


これが、自分の枠と言えるかと思います。



その外に出ようとすると、エゴが死の危険のテンションで出ることを止めるため、自分の枠の中に留まりがちです。



これは、「瓶の中のノミの話」がイメージしやすいかと思います。



ある衝撃的な実験の映像がある。

昆虫のノミは体長2ミリ程度なのだが、実は30センチも跳ぶことができるという。

高さ20センチほどの瓶にノミを大量に入れると、ノミたちは当然のように、その瓶からはみ出すジャンプを繰り返す。
だが、瓶にフタをしてしばらく置いておくと、フタの存在があることにより、ノミたちは次第にフタのところまでしかジャンプをしなくなる。
そして驚くべきことに、フタを外してみても、どのノミもフタの高さまでしかジャンプをしなくなり、瓶をはみ出してジャンプするノミはいなくなってしまうのだそうだ。

さらに恐ろしいのは、瓶の筒の部分を外してみると、ノミの集団はまるでそこに瓶があるかのように、瓶の形に沿うような高さでジャンプし続けるのだ。
もうそこに瓶やフタは存在していないのに、「見えない枠」があるという思い込みによって、ノミたちは本来の力を失ってしまうのだ。

(引用:「日本の組織と働く人たちのような、跳べなくなるノミの実験」)



成長過程でフタにぶつかってしまった結果、本当は跳べるのに、跳べないノミ、ならぬ、跳べないヒトになってしまっている、と考えられます。



そのため、意識的・意図的に、この枠を超えていく必要があります。



しかし、元々死の危険から身を守る防衛本能ですので、かなり強い力でストップがかかります。


しかも、トラウマ、固定観念と連動して作用するため、かなり強力です。



そのため、トラウマ、固定観念、エゴをそれぞれ出来るところから切り崩していく必要があります。



これまでのステップで、固定観念、トラウマは扱って来ましたので、今回はエゴを扱っていきます。



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