【嘘じゃろ…?】ウチのお嬢様がネット中毒になってしまったんじゃがwwwwwwww
「セバスチャン、今日のお紅茶も大変素晴らしかったですわ」
「光栄でございますお嬢様。」
「見て、セバスチャンお庭の花に小鳥が…。ふふふ、私お話してくるわ。」
「行ってらっしゃいませ、お嬢様。」
なんとお美しい心をお持ちなんでしょうか…。このセバスチャン、死ぬまでお仕えさせていただきます!
「ねぇ、セバスチャン」
「いかがいたしましたかお嬢様」
「私、でっけえ1本糞がしてえですわ」
「…お嬢様、今なんと?」
「ですから」
でっけえ1本糞をぶっ捻り出してえんですわ!!!!
セバスチャンの全身に電撃が走る
で、でっけえ1本糞…!?
セバスチャンの脳裏にはお嬢様と過ごした美しい思い出の数々が蘇っていた。
『セバスチャン!見てください私、モーツァルトが弾けるようになったんですのよ!』
『セバスチャン!聞いてください!隣家のセリーナからとても面白いニコニコ?という動画サイトを教えてもらったのよ!』
『セバスチャン!ティーダのちんぽ気持ちよすぎだろ♪えっよく聞こえなかったからもう1回?ふふっ、また今度ですわ!』
『セバスチャン!イキすぎーっ!!ふふふ、言ってみたかっただけですわ!』
!!!!
膝から崩れ落ち、唇を噛みちぎり目が血走る。
ね、ネットミーム末期患者お嬢様……!!
ワタクシがあの時清廉潔白なお嬢様から沸き立つ地獄の香りに気づいてさえいれば………!!!!
なんてことだ…よりにもよってクソみてえなコンテンツばっか吸収してしまわれて…!!もっとキヨとか歌い手とか見ろよ!!(セバスチャンは2010年くらいで時が止まっている)
なんとか美しいものを見て綺麗な心を取り戻して貰わねば!!
「わぁ…大きなキリンさん!ち●ぽみてえですわ!!」
「すごく綺麗な毛並みのお馬さんですわ!ち●ぽもクソでかいですわね!!」
「サルのオ●ニーくっそ早くて草ですわぁ〜!!!」
「お嬢様ああああああ!!!」
「お嬢様、ほら、モルモットの お触りコーナーですよ」
ぐぽっぐぽっ
無言でケツ穴をほじくり絶頂させる
「お嬢様ああああああ!!!」
「おーほっほっほっ!!!権力というドレスに守られてめちゃくちゃをやるのがたまんねーですわあ〜〜!!!!!!」
お嬢様(毒)…
タチの悪い自覚のし方までされているとは…
「お嬢様!見てください!あの頃の思い出の浜辺です!ここで美しい夕焼けに思いを馳せましょう!」
「ねえねえ、2人は何回セッ●スしたんですの?」
千鳥とかがやってる深夜番組のインタビューみたいな事まで…とほほ…
「ふふふ、マジイケメンに囲まれてち●ぽの殲景・千本桜景厳されたいですわ」
お嬢様(黒崎一護)…
もうお嬢様の目を醒まさせるにはこの方法しか…!!
「うおおおおおおおおお!!!!」
ボロンッ!!!
「セ、セバスチャン…様」
「ええ、今まで隠しておりましたが、このセバスチャン、黒縄天譴明王でございます…!」
「かっ……(絶句)」
……それから
お嬢様は元のお嬢様に戻られた。
ただ1つ変わったことといえば……
「セバスチャン様、失礼致します。」
バナナを一切噛まずに丸呑みする
「うごごごごごっ!!!!」
「はぁ…はぁ…どうですの??」
嗚咽しながらセバスチャンのセバスチャンを確認するが、ズボンはシワひとつついていない。
「くっ(血眼)!!出直してきますわ〜!!!!」
またセクシー女優youtuberみたいな方向性の努力を…しかしそれでは無理なのです。
「もっとつぼみみたいな純新無垢なのじゃないと…ね…(ボソッ)」
「おい、行くぞ。」
数人の警察官に包囲され、連行されるセバスチャン。
「ふふふ…あれ?なんで?」
私はセバスチャンの背中を見送りましたわ。いつかアナタが振り向く…いや、反り立つような女になってみせますわ…!!そのためには…
数年後…
「お嬢様、お時間です」
「はい、スチュアート。ただいま参りますわ。」
「ところでお嬢様、この発表会が終わったら何でも欲しいものをと旦那様が。またインターネット用のパソコンをご所望ですか?」
「いいえ、もうアレは必要ありませんの。欲しいものですか…そうですわね、強いて言うのであれば…大切な人に会いたいですわ。」
『それではご登場いただきましょう!ソフィアお嬢様によるピアノ演奏でございます…!』
喝采の中、幕が上がると
暗闇のステージに1粒の星が煌めいていた。
光り輝く白いドレスを纏ったソフィアは、鍵盤に手を置くと、幼かったあの日の思い出が蘇ってくる。
『もっと純新無垢なのじゃないとね…ボソッ』
ああ、そうでしたわ、私はあの日の、あの人との記憶を糧にここまで生きてこれたんですわね。
見ていてください、
わたくしは……
必ず立派な"お嬢様"になって見せますわ。
静寂の中、お嬢様の息遣いだけが響いた次の瞬間、美しいメロディが人々の心を掴んだのだった。
一方その頃、 独房からいつにも増して暴れだす様な音が騒がしく、看守は激しい鞭打を浴びせた。
「静かにしろ!!852番!!!」
しかし、激しい痛みなどこれっぽっちも視座にないといった表情で鎖に繋がれた男は恍惚の笑みを浮かべた。
「必ずやまたお会いしましょう…お嬢様。」
〜完〜
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