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7/14に新刊をKindleで出版します&書籍の反省点

私は今年の4月にベトナムと台湾を旅しました。その旅行記を7/14にKindleで出版します。タイトルは安直ですが「海外旅行記 ベトナム&台湾」です。センスあるタイトルが思いついたら変えるかもしれません。

私はこれまで何回か海外旅をしましたが、今回は本を出版する前提で旅をしました。そのため出版用のネタや写真を意識しながら各地を歩き回りました。

ですが、いざ出版するとなると、反省点が多かったです。今回はその反省点を紹介する記事です。これから旅行記を出版しようと思う人の参考になると嬉しいです。


写真の画質と写りが悪い

改めて言うまでもないことですが、写真や動画の素材は合ったほうが良いです。現代社会はコンテンツが膨大なので、文章だけの旅行記をわざわざ読んでくれる人は一握りですし、それが素人出版ならなおさらです。それに写真や動画があれば、文章で説明しなくとも一発で読者に状況を説明できます。
あとページ数も稼げます。

そのため私はなるべく写真や動画を撮ったのですが、いざ出版に使う画像を選別し始めたら、ロクな素材がありませんでした。そもそも撮影機材が格安スマホなので画質が悪いですし、撮り方も下手くそなのでギリギリ使える素材は数えるほどです。

この経験を踏まえて、私はちゃんとしたカメラないしは最低でも最新のiPhoneを購入し、実用できる写真や動画を撮ることに決めました。

なお私は当初撮ってきた素材で動画を作成し、youtubeに旅行記をアップしあわよくば副業にしようと考えていましたが、素材がゴミだったのでその土俵に上がることすら出来ませんでした。ですがいつかは動画を作るつもりです。

取材をしなかった

私のような素人の本を読んでくれる人が時々いるのですが、その理由はネットや本屋にはない珍しい情報が書いてあるからだと思います。

これまで「遺伝子の本」、「寿司学校の本」、「リゾートバイトの本」などを書いてきましたが、これらはAIやネットで適当に調べた情報で書いたものではなく、実際に体験したものばかりです。

つまり素人の本であるからこそ、一般にない情報や怪しい内容の本が売れるための活路であると思っていますし、そういった本を書いてきました。

現在インターネットやYoutubeやSNSにはいくらでも情報が転がっていますが、その中で実際に現地を訪れ、体験し、自分なりの言葉でまとめてあるものは意外と少ないです。

だからこそ私は実際にベトナムと台湾を訪れ、ネットの情報は最低限しか取り入れず、自分の感じたことを書籍にまとめました。その点においてはインターネットの情報の中では上澄みだと自負しています。

しかし反省点としては、実際に現地を訪れているのだからこそ、もっと現地人や旅行者に取材して、生の声を聞くべきでした。そういった現地での取材こそが、このAI社会で最も強力な方法であるはずなのにです。なぜならAIは現地に行って取材が出来ないからです。

つまり私はせっかくのチャンスを棒に振り、自らの頭で考えることが多かったわけですが、理由はハッキリしています。私は取材をするのが怖かったのもあるし、面倒だったのです。

私は英語がペラペラではありませんが、全く話せないわけではありません。だから勇気をもって取材することは出来たはずです。ですがその勇気がなく、また自分の頭で考えようと言い訳もしました。

次の旅行記を書くときは、絶対に取材するつもりです。そのほうが面白い本になりますし、自分の成長にも繋がります。

写真が多い本はWordかInDesignで出版物を作ったほうが良い

私はこれまでPagesを利用してKindle出版をしてきました。理由はPagesがカッコいいから、それだけです。Apple信者なら分かってくれるでしょう。

これまでの書籍は文章がメインだったのでPagesでも特に問題はなかったのですが、今回は写真を多めに使っています。そうすると問題が起きました。改ページをしても写真がページごと移動してくれなくて、レイアウトがグチャグチャになるのです。

調べた限りWordだとこの問題は簡単に直せるようなのですが、Pagesでは情報が出てきませんでした。当然私の調べ方が悪いだけで、直し方はあるのでしょうが、Pagesはそもそも情報が少ないのが問題です。そのため今後はWordで原稿を書くつもりです。

そしてもっと言うならば、文章メインでない本はInDesignで作りたいと考えています。やはりInDesignを使って書かれた本はカッコいいですし、素人感はなくなり書店で売っているような本になります。何よりDTPのスキルがあれば仕事が来るかもしれません。

特に旅行記など写真が多めの書籍ではInDesignで作られたイケてるレイアウトが重要だと感じています。WordやPagesのみで作られた本はダサいと最近感じ始めたので、私も成長したのでしょう。

表紙とタイトルがダサい

すでにお気づきかもしれませんが、私の書籍は表紙とタイトルがダサいものばかりです。

そもそも素人関係なく、書籍において表紙とタイトルは超重要です。まず読者が見る部分であり、ここがダサいと思われればページをクリックしてあらすじを読むことすらしてくれません。

そのことは重々承知しているのですが、私は面倒くさがりでいまだに表紙とタイトルがその場しのぎのものとなっています。

デザイナーに書いてもらえば良いのでしょうが、「自分の本なのだから全て自分でコントロールしたい」という謎のプライドが私にはあるので、自分で作るつもりでいるのです。だったらとっとと作業してほしいのですが⋯⋯。

皆さんは表紙とタイトルはちゃんと考えてください。どんなに良い本でも、ここが悪ければ人は読んでくれません。私の本もポテンシャルはもう少しあると思うのですが、見た目の悪さが全てを台無しにしています。

出版に時間がかかりすぎ

4月末まで旅をしていたため、出版までに2ヶ月半もかかった計算になります。その間に1ヶ月ほど仕事をしていましたが、それは言い訳です。出版しようと思えばもっと早く出来たはずです。

正直なところ、文章は1ヶ月も経たずに完成していました。ですがその後の校正や画像選びを後回しにした結果、ズルズルと時間がかかってしまいました。

思えば子供の頃もそうでした。夏休みの宿題は開幕3日ほどで8~9割終わらせていましたが、残りをゆっくりやろうと思ったら、やらないまま夏休みが終わり教師に怒られていたのです。そういう性格なのでしょうね。

皆さんはやる気のあるうちに速攻で出版してください。

まとめ

ここまで戒めとして今回出版する書籍の問題点を書いてきましたが、内容は手を抜いていません。いつもその時にできる全力で書いていますし、余計な内容でカサ増しとかもしていません。

もちろんKindle Unlimitedの方は無料で読めますし、出版後は無料キャンペーンで配るつもりです。

感想文を書いていただけるとありがたいです。もちろん星1で「ゴミ」という感想でも、それは事実なので受けとめますが、星1があるとAmazonのレコメンドが悪くなるらしいので、その点においては泣きます。

今後も出版は続けるつもりなので、よろしくお願いします。

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