「よい子にしか」 19.9.3


昭和の仮●ライダーは「改造人間である」とわざわざナレーションで説明していたが、平成→令和のシリーズは、不思議な力だったりアイテムで変身できるように。
時代の流れ?

昔の特撮モノは夏場に「怪談シリーズ」と題して、ホラーを放送するなど、ことさら子供を怖がらせ、トラウマを植え付けようとしていた。

たとえば

 
トラウマスポンサー
※個人ブログ 2009年9月19日


 突然ですが、大半のテレビ番組(NHKは除く)にはスポンサーがついていますね。よって、番組の最初と最後には、たいていこのようなシーンが挟まれます。

「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします(しました)」

 最近でこそ、このスポンサー読みをアニメの主人公やタレントがしたり、バックに流れる映像も番組の一部として違和感なく流れています。
 ですが、十数年前までこのスポンサー部分は、ブルーバックにアナウンサーが淡々とスポンサー名を読むという、かなり簡素な感じでした。

 で、これは、飛田流が子供のころ、実際に見た話なのですが。

 小学校低学年ぐらいのころでしょうか。僕は家で子供向け特撮ヒーロードラマの再放送を楽しく見ていました。
 そして番組が終わり、最後に渋い低音の男性アナウンサーが、スポンサー名を読み上げました。
 こんな感じで。

「この番組は、よい子にしか番組を見せない、おもちゃの●●の提供でお送りしました」

飛田「…………(ゾクゾクッ)」

 番組の余韻を一瞬で吹き飛ばすその一言に、当時の飛田は恐怖のズンドコに叩き落されたのでした。

 当時は、まだビデオが家になかったので(あったとしても操作方法がわからないでしょうけど)、証拠になるものは何もないのですが……。
 でも、常識的に言って、こんなスポンサー読みってありえないですし、ひょっとして白日夢だったんでしょうか……。

 それからもう、何十年も経ちますが、いまだに時々このときの恐怖を思い出します。
 きっとこの時のトラウマが原因で、僕は「この道」へと進んだのでしょう。

 ……か?

あ、これは違うね。

いただいたサポートは、飛田流の健全な育成のために有効に使わせていただきます。(一例 ごはん・おかず・おやつ・飲み物……)