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ひとは、こんなにも時が過ぎた後で (御礼/受賞に寄せて)
ドンドンドン〜〜〜!!!
💐💐💐
こちらのコンテストに応募した作品が
このたび、なんと、、
キリン特別賞を受賞しました!!!!!!!
くぅぅーーーーーーっ!!!!
( しばし、無の境地 )
はぁ。うれしい。うれしすぎる。
熱く語り散らした後書きにも記しましたが、
ここ数年のいろんな思い入れがあった分、入賞できることを願ってたので
堪らなく、すっごく、うれしいです。
11時の結果発表の後、さっそくTwitterでも溢れんばかりの祝福をいただきまして!!!
もうほんとにうれしさの最上級。祭りです。
ありきたりな流れですが、とはいえ、勝手ながら御礼を伝えたい方が数名いらっしゃるので、きっと長くなりますが思いの丈を綴らせてください。
💐
まずはじめに、何を隠そうこの特別賞は作品を読んでくださった皆様おひとりおひとりからの贈り物である、スキとサポートとシェアが獲らせてくださったものだと心から思っています。
100人にも満たない、ちいさなわたしのお家。
普通にしていたら見つかるはずなんてないようなそのドアを、あたたかく力強いパワーのある皆様が次々に外側からばーーんっ!と、陽の当たる世界に開け放ってくださって。
結果として、信じられないほどたくさんのゲストをお招きできることになりました。
わたし自身、人生でずっと接客業に携わってきたにも関わらず不特定多数に出会い過ぎたその反動からか、外ヅラをぜんぶ剥がした本当の中身はとても内向的で閉鎖的で気にしいで生きづらくて。ベリーインドアなんですよね。
noteの街にきて約5ヶ月経った今でもまだ、スキを押すこともフォローすることも何かの企画に参加することも、自ら輪を広げてゆく怖さから未だに躊躇ってしまうほどに。
ですが、そんなわたしがnoteをはじめたての頃に飛び込んだ「磨け感情解像度」というコンテストの中で、芽生え賞というおおきな一歩目のチャンスをくださった入谷さんとカエデさん。
まずは誰よりもおふたりに、感謝をたくさんお伝えしたいです。
今回の作品を投稿した後にも、いの一番にシェアしてくださったおふたりは(紛れもなくその瞬間から爆速でスキが増えて御二方の影響力に笑ってしまった)、わたしとの年齢差的には大変失礼な話になってしまうのですが、
あくまでも概念として!そう、概念として、
noteの世界で生まれたてほやほやだった当時のわたしにとって「育ての父と母」的な存在だと勝手ながら思っておりまして。。
お父さんお母さん!!
わたし、やりました!!!!
と、感謝と感動でいっぱいの気持ちを、尊敬してやまないおふたりに伝えさせてください。
いつも、本当に本当にありがとうございます。
これが少しでも、芽生え賞をいただいたことへの恩返しになっていれば、こんなにもうれしいことはありません。
それから、ささいな笹さん。
この作品が繋げてくれた最高にハッピーでピースフルなあたらしいご縁ナンバーワンは、間違いなく笹さんです。
コンテストに投稿した頃、ちょうどご自身がご結婚式を間近に控えていらっしゃったこともあり、特別な想いで受け取ってくださったこと。
「プランナーさんを抱きしめてしまいそう!」
そうシェアしてくださった言葉を見て、何故だかわたしはすっかり泣いてしまいました。
それは、かつてウェディングプランナーだったわたし自身が、今もまだ心と身体が健康だったならばお手伝いできていたはずのリアルな新婦様という存在にこのタイミングで出会えたことが、もうあまりにも大きくて。
「本当はもっと自分の手でしあわせのお手伝いがしたかった大切なひと」が時間と場所をびゅいんと飛び超えて目の前に奇跡的に現れてくださって、こんなにもうれしい言葉をくださって、
大げさでも何でもなく、これは神様からのギフトかもしれないと思ったんです。
わたしの大好きな漫画「3月のライオン」で、主人公の零はかつていじめを受けていた自分が時を経て、強くいじめに立ち向かってゆくひなたの姿に救われたことをこう語っています。
不思議だ ひとはこんなにも時が過ぎた後で
全く違う方向から嵐のように救われることがある
わたしは、noteには「こぼれたようなもの」が書きたいとずっと思っていて。それは、いつかどなたかの来たるべきタイミングでわたしがこぼしたものとふいに出会ってくださった時に心にぽろっと届くことがあったらしあわせだな、なんて考えていたからなのですが、
今回は笹さんに届いたことをきっかけに、2年前から心の片隅でじいっと蹲って悔し泣きをしていたままのわたし自身が、全く違う方向から嵐のように救われることになりました。
ほんとうにほんとうに、ありがとう。
そして、ご結婚おめでとうございます!!!
一緒にカラオケに行ったときには、ぜったいにハッピーサマーウェディングを捧げるので、そのときには隣でヤイヤイヤーと歌ってください。笑
💐💐
他にも皆様からいただいた心震えるメッセージすべてが、わたしの宝物になりました。ありがとう、と、だいすき、を、何か美味しい焼き菓子でも携えておひとりおひとりに直接伝えて回りたいくらいに!
noteをはじめて、よかった。
とっても、とっても、特別でしあわせな、忘れられない夏になりました。
そういえば、このご連絡をいただいた日の夜。
ふたり暮らしをしている父に、受賞の経緯を伝えるためにざっくりとnoteというものをやっていることを話したのですが(今もイマイチ分かってないっぽいけど)
「このまま、小説家を目指したらええねんや。」
と、うれしそうな笑顔で言ってくれて。
いつまで経っても相変わらず娘には評価高めの親バカだなぁと思いつつ(詳しくはこちらを)、
病気をしてから全然働けてもなくて実家に居座ったままのポンコツのわたしですが、なんだか久々に親孝行をできたような気持ちになりました。
さすがに小説家になるのは無理だと思うけれど、何か自分にできることをひとつずつ、すこしずつ、返してゆきたいです。
2020年は、ほんとうに大変な年になりました。
いまだに解決策もない例のあの人の猛威だけじゃなくて、信じられないほどのあまりにも哀しくてつらい出来事も多くて。
家にいるだけのわたしですらこんなにもしんどいのに、毎日ご自身や大切な誰かを守るために闘っている皆さんのこと、心から尊敬しています。
そんな皆様が、「いつか」と願うその約束が。
もしかして諦めてしまいそうな、
もうこれ以上信じていられないような、
やるせない気持ちの中で、それでもまだそうっと灯されているひとつひとつの「いつか」が、例えどれだけ先になったとしても、きっときっと叶えられますように。
微力すぎる祈りかも知れませんが、この作品を通して、わたしはずっとそう願っています。
やっぱり長々と語ってしまいました。
募る想いは山々ですが結びに、本コンテスト主催のキリンチームの皆様、そして運営くださったnoteの皆様、審査してくださったすべての皆様。
このたびは素晴らしい賞をいただきまして、本当にありがとうございました。今後もこのかけがえない宝物を糧にして、またゆっくりとそして丁寧に、心をこぼしてゆきたいです。
ご縁をいただきまして。
ひとも、仕事も、作品も、言葉も。
すべてはご縁だと、わたしは信じている。
目の前に幾度となく現れるその片鱗をただの糸にするか、ご縁に変えるかは、いつだってきっと僅かな偶然と残りは自分次第なのだと思う。
後書きに書いた、この言葉のとおり。
ありがとうと、だいすきと、やっぱりありがとうを、めいいっっっぱい込めて。
最高のご縁をいただいた皆様と、乾杯!!!
💐💐💐
最後に、初めましての皆様に自己紹介を添えて。
これが新たなご縁になっていればうれしいです。
よろしければ、またご覧になってください!
価値を感じてくださったら大変嬉しいです。お気持ちを糧に、たいせつに使わせていただきます。