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かつて愛した推しと、まだ見ぬ未来で待つかも知れない推しへ


こんにちは、左頬です。

いきなりですが、今日は我が人生におけるジャニーズの話をさせてください。



ジャニーズ、不思議な存在ですよね。


俳優、女優、歌手、アイドル、タレント、

ジャニーズ。


きっと彼らは「ジャニーズ」という職業を生きていて、もちろんアイドルでもあるのですが、長く続くこの伝統事務所に若いうちから人生を預けた以上はジャニーズという言わばひとつの職種を全身全霊で全うされているんだなと、長年彼らの姿を見ていてつくづく感じます。


人生で一度はジャニーズにハマる人、かすりもせずハマらなかった人、それぞれだと思いますが、わたしはもれなくハマりにハマったひとりです。

そのきっかけとしては母の影響というのがおおきく、世間でもそういった家庭は多い気がします。母から子へ脈々と受け継がれる、もはや理由より本能でジャニーズを愛してしまう系譜が存在する限りは、この事務所がもたらす影響が無くなることはないんじゃないかとさえ思うほど。


物心ついた頃から、母とわたしの間には気づけばいつもジャニーズがありました。

いちばん初めに連れて行ってもらったのは、KinKi Kidsのコンサート。プリンセスに憧れていたあどけない幼少期に見た輝かしいそのステージには、ディズニーやおとぎ話の世界から飛び出してきたようなサラサラロングヘアの王子様がいて。

堂本光一くんです。


王子様、存在。


当時幼稚園生のわたし、どきゅんずきゅん。
後光、射しまくり。眩しさしかない。推しの尊さを拝みたい、という感覚が初めて芽生えたのは紛れもなくあの時でした。


でも、女心は秋の空とはよく言ったもの。

小学生になり次に連れて行ってもらったコンサートで、もうひとり王子様が現れてしまいます。

V6の三宅健くんです。

サラサラマッシュヘアにくりくりの瞳。高音ボイスを繰り出すあどけない笑顔。グループ内でも人気を二分していた母の推し・森田剛くんとの並びは、もはや子犬2匹??と思うほど世界中のカワイイを集結させた地上の奇跡。


王子様、存在。(13行ぶり、2回目)


夢中でうちわとペンライトを振って、奪うように母と双眼鏡を取り合う姿は少女ではなくもう女。光一くんの初恋は、こうしてあっという間に健くんへと流れてゆきました。


しかし、女心は秋の空とはよく・略


ついについに、運命的な出逢いを果たします。

ジャニーズに熱心になるとグループを応援すると同時に、否応無しに「ジャニーズJr.」という存在に出逢うことになってしまうんですが、我が母娘もKinKi KidsやV6、SMAPなどのコンサートに参戦するうちに彼らの後ろでハツラツと踊り狂う少年たちに目が引き寄せられ・・・

いよいよ、ジャニーズJr.単体のコンサートに行くようになってしまうんですよね。はい、ここまできたらそれはもう抜け出せない深い沼。

そこで、彼に出逢ってしまったのです。


当時、数多存在するジャニーズJr.の中でも「Jr.の顔」と言っても過言ではないJr.の中のトップオブトップ、そう、【王・キング・帝王】と呼ばれる存在がいました。大丈夫、言い過ぎてない。


そのお方こそが、タッキーの愛称でおなじみ、現・副社長、滝沢秀明さんです。


ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、カッッッッッコ良。


透明感、目の下のホクロ、八重歯、顔がいい、やんちゃな笑顔、色白、細身だけど筋肉質、美しい、アイーンにハマってる、可愛い、圧倒的なオーラ、トークも上手い、マジで顔がいい、金髪サラサラストレート(そろそろお気づきですか?王子様=サラサラヘア、というこの短絡的な思考に)


王子様、いや、王様、存在。


とにかくタイプという言葉じゃ言い表せられないほど、どっきゅんずきゅん、好みドンズバ。

カッッッッッッッッッコ良。 以上。

まぁ、好きで好きで好きで好きで堪らないというまさに一目惚れ以上の出逢い。


この頃、タッキーはJr.の一員でありながらジャニーズJr.をまとめて引っ張る存在で、元関ジャニ∞の渋谷すばるくんと一緒に「西のすばる、東の滝沢」なんて呼ばれていて。

(大人になってからジャニーズカウントダウンコンサートで彼らが復活した時はむせび泣いた。)


なんというか、そのカリスマ性と男らしい人柄も含め、もう本当に滝沢秀明という人の全部がとにかくカッッッッッコ良かったんです。


Jr.を卒業してタッキー&翼になっても、その気持ちは増すばかり。中学卒業するくらいまでは割とガチでこの世で出逢ったすべての人類の中で一番好きだったな・・・・。


わたしね、コンサートでタッキーに、ボール貰ったことあるんです。

」って書かれたゴムボール。

忘れもしないステージにいちばん近いスタンド1列目の神席、メインステージの上手から通路に走り出したタッキー、小学生のわたしが全力でタッキー!!!って叫ぶその顔を見て(誰がなんと言おうと目があったと末代まで言い続ける)笑ってポイって投げてくれたあの瞬間たるや・・・・・・

仰げば尊死。

これからも永久に我が家の一番の家宝として、大切にしまわれる伝説のゴムボールです。



じゃぁ、いつの間にそんな大好きで仕方ないタッキーを卒業したのか、と言われれば。


これがたぶんまだ卒業できてないんです。物理的にタッキー&翼が解散となり、タッキーは副社長になり、表舞台から姿を消して見れなくなってしまった、というだけで。

永遠に初恋の人、的な。初恋何回目っていう。


幼い頃の淡い恋ほど、いつまでもキラキラとくべつな甘酸っぱい思い出になるように、彼ほど好きになる人は、きっともう現れないかも知れないのかも、と思ったり。 え?これ何の話??


いや、そしたら今はもう推しがいないのか、って話になってくるじゃないですか。



ね?????????

えぇ、それはもう、めちゃくちゃいます。


まったく酔いもせずこんなこと書けるぐらいには、めちゃくちゃいるんですよ。

ここまでツラツラ話しながら何を今更とお思いでしょうが、声を大にして言いましょう。


わたしは、わたしはね、

イケメンがだいすきです。ドドンッッッ


仕方ないよ、だってもうこれは英才教育みたいなとこあるし。母の最推し・福山雅治さんのことは「まさはるにいちゃん」って呼びなさい、って育てられたぐらいなんだもん。発想が斜め上のイケメン英才教育。だからね、仕方ないんだよ。


でも、誰かひとり選んで、って言われたら。

昔は迷うことなく食い気味にタッキー!!!って言えるくらいに、それはもう滝沢秀明一択だったのですが、今はなんというか、うーん、佐藤健はいつもかっこいいし、ジャニーズだとやっぱり最近キンプリにハマりつつあるのは自覚せざるを得ないし、うーんうーん、みんなそれぞれ好きだなぁ、という感じで。

それがすこし、なんとなくですが寂しくなったりしちゃうことがあるんですよね。一応ドラマや映画で満遍なく楽しめてはいるのだけれど、たとえばファンクラブに入ったり雑誌や出演作を追ったりしながら、これに全情熱をかける!っていうものが残念ながら今はなくて。


でもね、noteを始めてからというもの、全力で推しを愛でる皆さまとよくお話するようになってその心境にちょっとした変化がありました。

その中でも大好きな御二方といえばこちら。


King Gnu(と菅田将暉と太賀)といえば、エイコさん。


綾野剛(と田中圭)といえば、まこさん。


御二方とも、昔からその推しを好きだったというよりもある日突然に青天の霹靂的な感覚で沼に落ちていかれたご様子を拝見していると、まだまだ人生でこの先にどんな沼が待っているか分からないものだと思えるようになったんです。


エイコさんは突如として推しに落ちる感覚をこう教えてくださって。

どちらにしても、目の前に降ってきたらそりゃあ、受け止めるしかないでしょう。
飛んできたボールを思わずキャッチしてしまうみたいに。
パズーがシータを受け止めたみたいに。
突如として心奪われたのなら、きっとそれがあなたの「推し」なんだ。


まこさんは推しに出逢った先の感動をこう教えてくださって。

同じ時代を生きていたって、分岐点はさまざまなところにあって、交わらない人もいれば出会う人もいる。出会いや出来事ひとつひとつがスイッチで、それが人生を動かしていく。


・・・なんて最高なの。推し、愛。


だってやっぱり、日々を生きる、ってそんな言うほど簡単なことじゃないし。つらさもくるしさも人それぞれに、不定期に、望まずともやってきたりする。そんな激動の毎日をやさしく明るく照らす推しの存在は、どんな時もいつだってきっと、じんわりとあたたかくて。

だから、推しがいる生活っていいんだよな、と改めて感じるのです。


この先、もしかしたらタッキーを超えるどきゅんずきゅんが起こるのか。はたまた、タッキーが永久に1位のまま終わってゆくのか。

それも含めて、今はたくさんのイケメンとエンタメに癒しをもらいながら日々を過ごしたいなぁと穏やかに思えるようになりました。

大人になってからも未知の可能性があるって、何だかとっても楽しみです。



かつて愛した推しに、敬意と感謝を。
まだ見ぬ未来で待つ推しに、期待を込めて。


推しは、尊い。


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