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#勝手にベストコンテンツアワード2020 〜音楽・その他編〜


#勝手にベストコンテンツアワード  後編!

前編は映像・人物編にてお送りしましたが、後半は音楽・その他コンテンツ編にてお送りしてゆきたいと思います。

勝手にベストコンテンツアワードとは?

定義:わたくし・左頬にほくろが2020年に出逢い琴線の震えまくった作品や人物などに贈られる超個人的見解賞
(尚、制作は2020年以前の作品でも可)



【歌部門】


・猫 〜THE FIRST TAKE ver〜 / DISH//

まさに2020年の一曲といえば、こちら。
そもそもYouTube界に突如現れた「THE FIRST TAKE」というコンテンツ自体が大変価値のあったトレンドだと思うのですが、そのブランディングを確立させたのがこの回、そして北村匠海ではなかろうかと。現在、総再生回数は7800万回超。こちらはTHE FIRST TAKEチャンネルの全動画のうち2番目に多い再生回数を誇っており、1位は昨年から続く鬼滅の刃の大ブームで知名度もあったLiSAさんの紅蓮華ということを鑑みても、楽曲やDISH//の魅力・知名度を世間に幅広く拡めることになったまさにWin-Winの相乗効果だったのではないでしょうか。
べらべら語りましたが、まぁなんせめちゃくちゃ良い。歌詞、メロディ、北村匠海、DISH//の演奏、とにかくぜんぶ良い。あいみょんが「君の膵臓をたべたい」からインスパイアされて生み出したという創作背景もとても良い。
余談ですが、わたしの大好きな女優・安達祐実さんを撮り続けた日々を写真家のご主人がこの曲に乗せて映像にまとめられた動画がありまして、それがほんとうに泣けちゃうので是非観てください……。この動画に影響を受けたnoteも書いたのでそちらもよろしければ……。




・もう二度と / ECHOLL

前回の映像・人物編にてわたしがベストコンテンツに挙げた映画「サヨナラまでの30分」の挿入歌ですね。北村匠海くんと新田真剣佑くんの声が双方違った魅力で、どちらもすっっごく好き……。雨のパレードが作詞作曲、androp内澤さんがプロデュースをされてます。映画では、匠海くんが真剣佑が乗り移った設定で一人二役の歌声を披露してるのですが、表情や声色、演奏方法まで微妙に違って鳥肌なのです。真剣佑はメジャーデビュー前のボーカルという人物設定に寄せるために自分の本来の歌より荒めに歌っているらしく、それでこの歌声ってオイオイお前さんよ……という感じなのですが、こちらのカバーを聴いて納得しました。天は何物を彼らに与えたのでしょうか。。



・青春と一瞬 / マカロニえんぴつ

こちらも前回挙げたドラマ「あのコの夢を見たんです。」の3話・森七菜ちゃん回が超良かった、という話に紐付くのですが、その回のテーマソングであり森七菜ちゃんがMVに出演しているという縁のある曲ですね。この曲に寄せられているはっとりさんのコメントがほんとうに素敵で。

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青春と一瞬を、学生の間に聴くのと大人が聴くのとでは、きっと大きく感想が違うのではないかと思ったりします。決して哀しい曲ではないのに、ついうっかり涙が出てしまいそうになるのは、きっと思い出という一言では言い表せないようなあの頃の記憶を呼び起こす曲だからでしょう。


・恋人ごっこ / ジェラfeat.映秀。(マカロニえんぴつカバー)

以前からとても好きで見ていた高校生YouTuberの男の子達がいて、彼らは大学進学を機に3月末から活動休止していたのですがある日突然、戻ってきてくれたんですよね……(歓喜)その記念すべき一曲目が、このカバーで。ちょっぴり大人っぽくなった彼らの姿と、それでも高校時代からまるで変わらない仲の良い彼らの姿に、もはや叔母のような目線でじんわり泣きました。他のカバー動画も全部素敵なので是非に!


・snow jam / Rin音

今年最も青天の霹靂的な曲といえば、これ。
noteを始めて間もない頃に出逢ってこの曲にインスパイアされた文章を書いたので、わたしの中できっとこれからもnoteと共に思い出す一曲となりました。まさにひと耳惚れだった歌声とメロディはずっと繰り返し聴いていられるようなやさしいラップで、わたしが勝手に抱いていたラップの苦手イメージを変えてくれました。snow jamの後に発表されたこの曲もめちゃくちゃ良いので聴いてみてほしいーーー!宇宙移住計画が進む最中、地球に取り残されたふたりのカップルの歌です。その設定がまずめちゃくちゃかわゆいのです。




・C.h.a.o.s.m.y.t.h. / ONE OK ROCK

哀しくてやるせないですが、どうしたって彼の話抜きには語れなくなってしまった2020年。タイトルに刻まれたTakaが愛した「h」という大切な友人の頭文字がこれからも永遠であることに、きっと沢山の方が救われるのだと思いますし、わたしも、その大勢の中のひとりです。

相変わらずあの頃に話した
夢を僕は追い続けてるよ
もう今年から忙しくなるよな?
でも変わらずこの場所はあるから



・帰ろう / 藤井風

先ほどの曲もそうですが、きっと今年は多くのひとがこの「帰ろう」に力をもらったのではないかと感じています。藤井風という存在が、今後日本や世界の音楽シーンに一体どれほどまでの影響を与えてゆくのだろうかと今からソワソワしてしまいますね。




・もう一度 / [ re: ]

皆さん、この動画ご覧になりました???
まさにコロナ禍ど真ん中の頃にTakaと清水翔太の声掛けで発足したプロジェクトなのですが、その参加メンバーがなんっとも凄まじくて。【Taka(ONE OK ROCK)、清水翔太、絢香、三浦大知、Nissy(AAA)、KENTA(WANIMA)、阿部真央、Aimer】という、まさに日本を代表する歌うまアベンジャーズなんですよ。強者勢揃い。このメンバーを前にしてこんなことを言うのはもはや失礼だと重々承知の上で言わせてください。
「「「 歌、うま。 」」」


・Rise Up / Andra Day

今年一番泣いたドラマといえば、海外ドラマ「9-1-1」のシーズン3「アシーナの過去」という回なのですが、そのラストシーンでかかっていたのがこちらの曲で。回の主人公であるアシーナが今まで抱えてきた過去の後悔に立ち向かいながら自らの力でそれを晴らしてゆくまでのストーリーが解決した瞬間にこのBGMが流れてきて、ぼろっぼろに泣きました。言葉では言い表せないぐらい、もうめっっっちゃくちゃ良かった。ちょうどコロナ禍で、世界でもこの力強い歌詞とメロディが人気だったようですね。すっごく良い歌です。

You're broken down and tired
Of living life on a merry-go-round
And you can't find the fighter
But I see it in you so we gonna walk it out
And move mountains

打ちのめされて
メリーゴーランドのような
ぐるぐる回るだけの生活にうんざりして
生きる気力を見失って
でも、私にはあなたの目に光が見えるから
私たちはきっと上手くやれる
大きな山だって動かせる



【漫画部門】


・ブルースカイコンプレックス


ついに、この話をする時がきたか…………!


そういうこと。そういうことなんですよ。
わたしは元々BLが好きだった訳でも、かといって苦手だった訳でもどちらでもなかったのですが、何かの拍子でいきなり出逢ってしまったこの「ブルースカイコンプレックス」という漫画が、すべての概念を変えてゆきました。
これは愛の話。彼らの、そして人間の愛の話。

「 夏生抜きには俺の話なんか
もうほとんどできないくらいなのに 」
「 初めて俺は俺になれてる 」 


最新刊の6巻で、主人公のひとり・元親がパートナーの夏生に向けてこのように語る台詞があるのですが、だれかを深く好きになったり、共に過ごしながら同じ時を刻んでゆくことって、もはや無意識レベルで自分の細胞にその人の精神が入り込むことじゃないかと思うんですよね。それって年齢とか性別とかぜんぜん関係なくて、ただ好きになった相手がその人だったからという至極シンプルな理由なのではないかなと。
つまりは、愛とかやさしさとか友情とか遠慮とか尊さとか嫉妬とか、誰もが生きるうえで持ちうるすべての感情が詰まった漫画です。めちゃくちゃスケールのでかい話ですが、そうなのです。

わたしは新刊を読みながら毎回爆泣きしてます。必ず2周して2周とも泣いてます。これはもう是非ともお手に取っていただきたい。

あと、大事なことを最後に言いますが、心臓がぎゅいんぎゅいんになるぐらいときめきます!!!



【特別賞〜元気をありがとう〜部門】


・フワちゃん × プリングルズTwitter

2020年の顔、フワちゃん。
テレビで見ない日がないほどよく出てましたね。キャラ立ちしているので反応も様々かと思いますが、わたしはフワちゃんがとっても好きです。鮮やかな衣装と誰に対しても自分を曲げない素直な反応に、たくさんパワーをもらいました。
そんなフワちゃんとプリングルズがTwitterでコラボして、一般の方から届いたコメントにフワちゃんが返事をするという企画があったのですが、その回答がもうあまりに秀逸で……!

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やばくない???ポジティブの極み。
「あなたはMISIA」が好きすぎて、誰かを励ましたい時のこれ以上ない名言だと思いました。松岡修造さんみたいに、もうすぐフワちゃんの日めくりカレンダーが出る日も近いことでしょう。



・King & Prince

以前書きましたが、わたしの推し事のすべての始まりはジャニーズです。しかしながら、タッキー以降びびっとくるタレントに出会えず、ちょうどその頃からドラマ好きが加速したのもあって次第に俳優さんの方へとシフトチェンジしていったのですが、、そろそろ認めましょう。

・・・・・・King & Princeが、好きだと。


なんで突然彼らにこんなに惹かれるのかなーと疑問に思っていて(お顔立ちは前提として)ある日インスタで見かけた美容ライターさんが語っておられたこちらのコメントですべてが腑に落ちました。


アイドルというよりも、仲の良い男子高校生たちを眺めている感覚なんですよね。いつもみんなで爆笑しながらわちゃわちゃしてて、メンバー同士のカップリングもそれぞれ魅力的で、なんせ全員天然で謙虚でいい子。ファンです、というよりは「教室の後ろではしゃぐ男子」をアホやなぁって言いながら微笑ましく見る、まさにあの感じ。

勿論パフォーマンスも素晴らしくて、20数年ジャニーズを見てきた身としては久々に王道ど真ん中のグループが出てきたことに嬉しさも感じましたし、メンバーでもこの子が好き!というよりはまるっと全員まとめて推したくなるのは初めてで、孫を見るような目線でにやにやさせてもらってます。デビュー以来ずっと忙しそうやけどみんな健康には気をつけてくれよな……と、はちみつレモンを作る部活マネージャーの気持ちでひっそり願ってる今日この頃。(何の話??)



***



というわけで、二部に分けて長々と長〜々とお送りしましたが、、2020年も沢山のコンテンツに日々の歓びを貰った一年となりました。

エンタメに感謝を、推しに感謝を。


それではすこし早いですが、インフルエンザや諸々に気をつけつつ、お互いに佳き年末年始を過ごしましょう!!

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