ドラマレビュー/20秋クール、はじまってます


こんにちは。
秋といえば断然焼き芋、ほくろです。


\\20秋クール、はじまってます。ドドンッ//


えー今期はドラマ視聴人生ではじめて、テレビ東京視聴デビューを果たしてしまい。
調子に乗ってその勢いで、WOWOWオリジナルドラマも追い出してしまい。

現在、合計11本のドラマ(+アニメ2本:呪術廻戦、ハイキュー!)を観ています。

ドラマ過多。溺れる寸前。


わたしのドラマ視聴史においても未だかつてない本数となっておりますので、ドラマレビューも兼ねて各種期待度(?)のご報告です。

あくまでも個人的な価値観及び見解ですので、生暖かい目でご覧くださいませ。


***


フジ・監察医朝顔2

※前作完走済

シンプルに良いです。とても繊細で丁寧な、なんというか無印良品的なドラマですよね。
上野樹里さんは学生時代にどハマりした「のだめカンタービレ」から「ラストフレンズ」など成長とともに上野樹里のドラマあり、的な歴史を感じますが、さすがの一言だなと。とくにこのドラマの根幹には東日本大震災というセンシティブな話題が置かれているのですが、このパートが御涙頂戴になった瞬間、一気に視聴者が引いてしまう危険性があると思っています。そこを、出過ぎず出なさ過ぎず抜群のさじ加減で伝える上野樹里さんが本当に素晴らしい。それに加えて風間俊介さん、時任三郎さん、柄本明さんというご家族のキャスティングときたらこれはまさに無印良品!
そして、忘れてはいけないのが影の主役・つぐみちゃん。監察医×震災という「死」を扱う本作の中で、圧倒的な「生」の光を照らし続けるつぐみという唯一無二の存在をキーパーソンにした対比がドラマの作り方として抜群だなぁと思います。
「生」と「死」まさに命の尊さを感じるまっすぐなドラマですね。2クールと聞いて間延びを懸念していましたが、現状としては期待大です!



テレ東・共演NG

当初は秋元作品と聞いてスルーしたドラマだったのですが(いつも最後はHuluに引っ張られていい思い出がない)2話が終わった時点でTwitterのドラマ愛好家さん達の反応が大変良く、お試しがてら追っかけました。ドラマ制作の裏側が観られるのが何よりめちゃめちゃ面白く、曲者キャスト揃いなので演技面も見所満載。これがよく聞いていた「テレ東らしい」ドラマなのかなと!秋元作品の不安要素も今のところないまま楽しめています。



テレ東・あのコの夢を見たんです

これが観たくて、テレ東デビューしました!!
週替わりのヒロイン、週替わりのオープニングソング(マカロニえんぴつが超良くてこれきっかけでハマってます)、扱うのはすべて南キャン・山ちゃんの妄想したストーリー。そもそものこの設定がオツですよね。そこに満を辞して赤眼鏡の太賀!あれは山ちゃん!?いや、太賀!はい最高です。毎週妄想テーマもファンタジーから青春までバラエティ豊かで飽きさせず、山ちゃんの長年培った妄想力の底力に感嘆。

毎話よかったけど、森七菜ちゃん回よ……!!
ちょっとあまりにも良くて未だに抜け出せません。あれは今クールの中でも恐らく伝説になるであろう神回だと思います。脚本も映像も音楽も、すべてがめっっっちゃ良かった。森七菜が好きだーーー!!と走り出したくなります。はぁ、恋。



WOWOW・殺意の道程

バカリズム脚本×井浦新さんに惹かれて。
タイトルだけ見ると重苦しいサスペンスですが、すんごいシュールなコメディです。「架空OL日記」の更衣室で繰り広げられていたあのゆるい会話劇が、殺人計画に代わっただけ。まさにバカリズム脚本。くすくす、ゆるーく、観てます。堀田真由ちゃんと佐久間由依ちゃんっていうキャスティングチョイスも好み。



フジ・姉ちゃんの恋人

わたし、ドラマ好きをこれほど公表していながらあまり大きな声で言えないのですが、おっさんずラブ未履修でして。朝ドラも観たことありませんで。なので、林遣都さんはじめまして、です!
もちろんお名前は存じておりましたが、すんんんごい上手いですね。「え、あ、ん、っと、」みたいなセリフにならない発言とか、寝起きに指がピクって動くふとした動作とかが、もう信じられないくらい自然。この役の人がきっとどこかで生きてるなぁって感じの。それだけでも毎週見応えがあるドラマですね。
岡田脚本ならではのまぁるいやさしい世界にちょっと毒気待ち、という意見もあると思いますが久々にこれだけピュアなあったかいドラマも珍しくて、わたしはとっても好きです。



TBS・この恋あたためますか

中村倫也のドSシャッチョさんが世間の話題であろう中、当方、太賀推しですので!!!!(大声) 1話から最新の4話まで、目を見張って頭を抱えるほどの、圧倒的・当て馬っぷり。なんやねんほんま、太賀が何したっていうねん!??!?軽くモンペ発動するぐらいの当て馬ポジションをひた走る太賀に、全わたしが代わりに毎週泣いてます。中村倫也が別に悪いんじゃない。え、新谷(太賀)めっちゃ良くない?って話なんですよ。

そう鼻息荒く思ってしまうのも、現時点で個人的にはいまいちシャッチョの魅力が伝わってこないってのもあるのかも知れません。「恋つづ」って天堂先生(佐藤健)の魔王っぷりを描きつつそれを上回る魅力が分かりやすかったじゃないですか。まぁもちろんあれは少女マンガ原作なんで、って話なんですが。ただ、現時点で主人公がシャッチョを好きになるポイントがちょっと浅いというか非言語に頼ってる感じが否めず、それをグイグイ追い越す新谷の良さが回を追うごとに際立ち、このままでは当方の太賀推しが勢いを増すばかりという宣戦布告をしておきます。(?)



フジ・‪ルパンの娘2

※前作完走済

これはもう、ノーコメントでもいいんじゃないでしょうか!!奇想天外ミュージカル、新曲にわくわく円城寺タイム、登場人物全員ひっくるめてトンチキまみれで相変わらずはちゃめちゃに面白いです。なんなら視聴率抜群に低いってのも含めてもう面白いです。いいんだ、ルパンの娘が闘ってるのはそこじゃない。伸び伸びと自由に固定概念に囚われず、これからも毎週とにかく笑わせてほしい。オリコンの満足度は朝顔に次ぐ2位みたいなので、その通りにコアなファンは変わらず付いてきてるのだと思います。無印良品には煌びやかなクレアーズで対抗だ!!!それにしても、同時に正反対のドラマを創り出すフジテレビさんの幅広さは素晴らしいですね。



TBS・‪恋する母たち

磯村勇斗ぉぉォぉおオオ!!!(2回目の大声)
今クール、最もほくろをキュンキュンさせている俳優こと磯村勇斗。こいつはえげつない。あの福田作品のイメージしかなく、てっきりヤンキーだと思って甘く観てました。すまん。チョロすぎるわたしは1話でやられました。なんだろう、もちろんカッコいいんですけど「カッコいい」とかじゃないんですよね。「ずるい」かな。スーツの着こなし、細身の筋肉質、鼻筋のほくろ(えぇわたしは大のほくろフェチ)、はにかみ、飄々とした態度。クッッ……めちゃくちゃずるい………

は〜〜〜〜〜〜〜、  好き。言ってもうた。

ドラマの話なんにもしてませんが、磯村勇斗のずるさとオトナたちのやんちゃな恋愛をTHEテレビドラマの世界線で存分に楽しめます。華金の夜はユーミンのサンバのリズムに合わせてみんなで踊りましょう。磯村勇斗沼には、気をつけて。



WOWOW・竹内涼真の撮休

これ、めーーーーーーっちゃ良いです。激推し。
竹内涼真の隠しきれない天然人たらし感が満載で、1話ゲストの小池栄子さんが最っっ高。アツく感想ツイートしたら脚本家さんご本人からリツイートもいただいて感動しました!そもそも、この撮休シリーズ自体がわたしの好みど真ん中でして、前作の「有村架純の撮休」も観たのですがあまりの良さに心臓のど真ん中撃ち抜かれたので追ってレビュー書きます。

「人気俳優の撮影休日」という設定そのものが、ドラマ観るの好きな人は絶対すきだと思う。フィクションなんだけど本人は本人役で、そのバランスがおもしろいんだよなぁ。WOWOWってのがちょっと視聴ハードル高いですよね……。その分映像が素晴らしく綺麗なので、これは本当に機会があれば是非観てほしい!!



TBS・危険なビーナス

登場人物の関係図を未だに把握し切れてませんでして、わたしの中でハリーポッタードラマと呼ばれております。その難点に加えてちょいちょい挟まれる謎のブッキー妄想タイム+永遠に現れないのではないかと思う明人くんに少々辟易してしまいつつも、まぁでもここまできたら結末気になるし、という感じがぶっちゃけなところ。「テセウスの船」の勢いないバージョン的な感じするな。

①明人くん誘拐の真相 ②楓さんの真実 ③それぞれの登場人物が抱える闇 ④遺産相続問題 などなど、いろんな謎を小出しにして引っ張りすぎてるのかもね!もうちょっとして解決パートになれば雰囲気変わってくるかもです。



日テレ・‪極主夫道

人気漫画原作につきものの実写化問題は湧き上がってましたが、ドラマしか知らないわたしとしては普通に楽しめてます。まぁたしかに1時間ドラマにしては少々間延びは感じるけど、なんせ玉木宏の振り切り方よ。このまま眉間のシワが取れなくなるんじゃないかと思うほどの入り込みに拍手を贈りたい!!重苦しくなりたくない日晩にぴったりな、日テレさんらしいコメディだと思います。

「凪のお暇」「テセウスの船」など引っ張りだこな子役・白鳥玉季ちゃんは声がハスキーで堪らんですね。独特の雰囲気があって非常に今後が楽しみです。最後に言わずもがなですが、川口春奈ちゃんはとにかくマジで顔がつよい。「強」っていう意思のある顔立ちがもう凛々しくてうつくしくて、、大変に好きです!!


***


・・・といった具合に、秋のドラマライフも楽しませていただいております!

これだけ観てるにも関わらず、今クールはわたしの推し俳優さん・女優さん方が実はそもそもメインキャストの中にいなかったんですよね。観始める前はそれが残念でどうなるかなーと不安に思ってたのですが、取り越し苦労でした。推しの出演有無を抜きにしても、やっぱりドラマを観るのはおもしろいですね。幸せです。


冬クールの新ドラマ発表も続々届き始めているし、年始は「教場」「逃げ恥」が待ってる!!

んーー、待ち遠しい。
HDDを整理しつつ、まだまだ楽しみは続きます。



それでは、また次のドラマレビューでお会いできますように^^



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