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要⚠️スーパー・モード・チェンジ/カターレ富山の自動昇格消滅そしてプレーオフに向けて

INDEX
▪️自動昇格の消滅
▪️プレーオフ概要
▪️プレーオフモードチェンジのツボ
▪️ギアアップ❗️?


▪️自動昇格の消滅

 カターレ富山は、11月10日に行われたJ3リーグ、FC岐阜戦の結果をもって、J2への自動昇格条件となる2位以上でのフィニッシュの可能性が消滅した。シーズン当初より自動昇格を目指して共に戦っていただいたファンサポーターの皆様には、リーグ戦2試合を残した中での消滅、大変申し訳なく思う。

自動昇格は消滅したが…


 昨年課題となった敗戦数、失点数の多さについては、敗戦数は優勝した大宮に次いで少なく、失点数もリーグ3番目の少なさと一定の改善は見られた。しかし、勝負どころで勝ち切る強かさがかけていたことや、自分たちのミスによる勿体ない失点を減らすことができず引き分け止まりのゲームを数多く作ってしまったことで、こうした結果を招いてしまったと猛省している。

▪️プレーオフ概要

 ただし、これで昇格が消滅したわけでもシーズンが終わったわけでもない。リーグ戦終了後直ぐに、3位から6位までの間の4チームで残り1枠の昇格を争うプレーオフが控えている。プレーオフは第1戦を3位と6位のチーム、4位と5位のチームが、順位の高いチームのホームで戦い、その勝者同士が第2戦を順位の高いチームのホームで戦う。勝ち上がりは、順位の高いチームは勝利か引き分け、低い方のチームは勝利のみというレギュレーションだ。

 このプレーオフに向けて、最低6位以上、そしてホーム開催権があり、且つ勝ち上がり条件の良い3位、悪くても4位でフィニッシュできるよう、直ぐに自動昇格モードからプレーオフオフモードに切り替えて、残り2試合を共に戦っていかなくてはならない。

▪️プレーオフモードチェンジのツボ

 モードチェンジに際して、とても大事な留意点が3点についてお伝えしておきたい。

本日の試合後ゴール裏にて


 先ずは「絶対に3位に入る」こと。我々はリーグ戦で引き分けの多さに泣いた(第35節終了時点で14勝15分6敗)。しかしプレーオフでは3位に入れば引き分けで勝ち上がれることができる。現在の勝率は40%だが、3位でフィニッシュした場合の勝ち上がり率は引き分けも含まれるため83%と跳ね上がる。勝ち切ることはできないまでも、負けないチームにはなってきた強みを3位に入ることで活かしたい。そこまでついてきた地力を是非プレーオフで活かしたいと思う。

強度の高い堅守


 2点目は再確認事項。それは「自分たちの強みを活かし切る」と割り切ることだ。シーズン最終盤、いまさら何か新しい戦い方や補強があるわけではない。一度乗った船は装備も乗組員も到着地までは何も変わらない。その中では今の我々の強みを活かして戦う以外の良策はないだろう。それは「堅守と応援力」だ。今季無失点試合数の16はリーグ一。また、クラブ記録の5試合連続無失点もあった。この堅守を抜け目なくやり切ることだ。「良い攻撃は強度の高い良い守備から」これをもう一度磨き上げることが大事。さらに今季特に迫力を増した応援もチームの力になっていることは間違いない。特に試合終盤の猛攻や、相手の攻撃を凌ぎ切る時など、サポーターの後押しで勝ち切れたり、ギリギリで追いついたりしたゲームも少なくなかった。

富山サッカーのエネルギー源


 3点目、「メンタルをスーパーモードチェンジすること」私はこれが一番大事だと考えている。我々は優勝や自動昇格を狙ってここまで戦って来た。そしてそれが叶わなくなった時、少なからずメンタルダウンをしてしまいがちだ。。一方プレーオフ圏内を狙ってきたチームは、サポーターを含め勢いがある。私はプレーオフで、自動昇格を逃したチームの立て直しの難しさや、順位の下のチームがその勢いのまま昇格してしまう光景を何度か見て来た。そうしたことを踏まえれば、先ず自動昇格を逃したメンタルダウンではなくて、残り一枠を勝ち獲る野心に素早くモードチェンジできるかどうかが昇格を勝ち獲るためには必須だろう。

🈲メンタルダウン


▪️ギアアップ❗️

 自動昇格が消滅したとはいえ、我々はまだ何も終わっちゃいない。ここ数年、シーズン最終盤には決まって痺れる時間を送ってきた。今年もそうだ。考えようによっては、胸踊る時を仲間と刻み、自分ごとのように一喜一憂できる時間と空間を持てることは、長い人生の中では悪くはないではないか。シーズンの総括や責任問題はまだ後でいい。プレーオフ2試合を含めた残り4試合、さらにギアを上げて戦っていきたい。そして、もう少し長くワクワクを楽しみたい。

本当の勝負はこれから

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