食べたいものをつくる、幸せなひととき
お誕生日プレゼントに主人に買ってもらったもの。
富澤商店さんのマフィン型とアイシングとアイシングをするための専用の袋。家計のお金で購入することも考えたけど、一緒に行ってこれがいい!ってそれを目の前で買ってくれるそのやり取りをやりたくて。
子供の頃にお誕生日プレゼントなにがいい?と母に聞かれてこれがいいというものをリクエストしたことがあったけど、一緒に買いに行ってほしいものを買ってもらうという場面がなかったのでほしいものを一緒に買いに行くという経験をさせてもらいました。
金額じゃない。合計金額は3000円でおつりがくる。お誕生日プレゼントだから豪華にする必要はなくて、自分が欲しいものを目の前で買ってもらったことがものすごくうれしかったから。
自分の理想のシナモンロールを作るために買ってもらったマフィン型。
この型を使いたい。この型なら私の理想のシナモンロールを再現できる。
自立型のコロンとしたフォルムで、アイシングをかけたりはちみつをかけたり、中のフィリングをアレンジしたり。食べ方も作り方も無限に広がっていきます。
この型に合わせて材料を配合して12個分のシナモンロールを焼き上げる。コーヒーと一緒に食べたくなるシナモンロール。おうちカフェを楽しむパン作り。
食べたいからつくる
どんなシナモンロールがたべたいか!そこを明確にすると再現しやすくなる。
✤食べた後の余韻にシナモンの香りを感じたい。
✤パンの生地は外側がカリっとしているのに内側はふんわりでしっとり感も感じたい。
✤小麦の味を感じたい。
✤コーヒーと一緒に食べたい。
✤アイシングをしてもおいしいパンにしたい。
✤アイシングがなくてもおいしいパンにしたい。
✤練乳やはちみつをかけてもおいしいパンにしたい。
✤2時間以内でつくりたい。
などなど、シナモンロールを再現するために明確にした部分。
生地が足りなくても多すぎても自分の理想のシナモンロールにはならない。生き物を相手に、どのくらいで膨らんでくれるのかを想定しながら。
気温や湿度や時間や季節によっても生地の伸び具合は変わります。自分の体調や気分も左右されることが多いので、楽しい気持ちで作っています。
無駄のない12個分の材料と分量。そして発酵後の焼き具合。オーブンの温度や時間などおいしそうにみえる焼き色も大事なポイント。
型に入れて焼くパン生地は硬くなる傾向があり、固すぎると食べる時にちょっと手間がかか、気を遣うというか。
✤手づかみで思いっきりがぶりつける。
✤おしゃれにフォークとナイフでたべる。
✤丁寧に淹れたハンドドリップコーヒーとともに味わいたい。
おうちカフェ~シナモンロール~
アイスコーヒーとともに。美味しい時間が流れる。
こういう時間を過ごしたくて作っています。
ひとりで食べるのもいい。
主人とおいしいーねーと言いながら食べるのもいい。
子どもたちがめっちゃうま~ってはしゃいでいるのをみるのもいい。
こういう時間を過ごしたくて作っています。
製品として完成しているものを自分が食べてみてどこが好きでどこがそうでもないのかの分析をしています。あまり好きではない部分は如何すると自分好みになるのかの再現の材料になるから。
食べたことのない雑誌で見た料理やInstagramで見かけたお菓子やパンも自分で作って食べてみる。そしてそれがどのくらいおいしくてまた作りたいのかを確認するために。
毎日、毎日、そして今。何をたべたいか。
常に何が食べたいかを考えていて、何を作ろうかと考えている。
少し先のことはどうなるかわからない。
今この瞬間を叶えているから少し先の未来も叶うんだと思います。
今日、あなたはどんなものを食べて幸せな時間を過ごしますか。
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