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半年に一度のスパンで置き薬の営業マンが来る。ここに住むようになり10年が過ぎその間に担当者が4人目に変わった。担当が変わりました「○○と申します」と自己紹介されて営業マンとのやり取りをまとめました。


大根田といいます

営業マン:大根に田んぼの田と書いて、大根田(おおねた)といいます。
     よろしくお願いします。
     田んぼの田をとって、大根(だいこん)て覚えてください。

私の頭の中(大根に田と書いて大根田さんなのに、田んぼの田をとって大根って覚える必要があるの?)

私:はい、よろしくお願いします。
  初めて聞きましたがどちらの地域なんですか?
私の頭の中(初対面の人にどこの出身なんですか?ではなく地域を聞いてた)

営業マン:あ、めずらしいですか?確かにあまり聞かないかもですね。
この仕事に就いて10数年なんですけどぉ、ぼくぅ、生まれも育ちも埼玉なんで。知らなかったんですが、
先祖をたどっていくと・・・・・・・・・・

(なぜかここ異様にためてた)
私の頭の中(疑問形からの肯定してからの軽く仕事暦アピールしつつ、自分のことを「ぼくぅ」とか言っちゃう辺り、げっ&やだ~と思った部分)

栃木の地名だったんですよ~。自分で調べたとかではなく、お客様の中に僕の名刺をみて、「懐かしい苗字だな(おじさんの口調っぽく)」と言った方が地名だと教えてくれたんですよ~。

私の頭の中(先祖たどってないじゃん。お客さんから聞いた話じゃん)

私:そうですかぁ。地名なんですね。初めて聞いた苗字だったので。

営業マン:グーグルで探してみたら本当に栃木にあったんですよ。

私:へぇー。

営業マン:コロナとかどうですか?
私の頭の中(単刀直入すぎやしないか?)

私:どうなんだろう~。

営業マン:インフルエンザとかコロナとか心配じゃないですか。

私:ここ数年風邪もひかずインフルにもかかっていないのでそうでもないです。

営業マン:え?そうなんですか?それはすごい。なにか特別なもの食べたりしているんですか。
わたし:日ごろの生活習慣が大事ですね。

営業マン:・・・・・・・・このお薬を常備しておくともしかしたら症状が緩和できるかもしれませんので入れておきますね~。もしなにかきになることがありましたらいつもで連絡ください。
ではでは本日はこれで以上になります。

私:はい、わかりました。

営業マン:シャチハタを2か所押印していただきたいのですが。お控え入れておきます。本日はどうもありがとうございました~。

私の頭の中(最後の最後にハンコかして~って。面白いな君は)


はずれを引いたのは営業マン

きっと苗字のことでこんなに話が繰り広げられるとは思ってなかっただろう。担当が変わりまして○○と申しますと名刺をもらいつつ、苗字トーク。
彼なりに頑張っていに違いない。
しかし、思わぬ質問が放り込まれたために、話したい内容と異なったか。

初対面の人と話しながら仕事をするのは結構難しいことは知っている。
喋りたくない人もいるし、関わりたくない人もいる。

珍しい苗字だったから絡んでみたけど
本当はお薬のこと話したかったのかも。
だから最後の方で薬とコロナの話をしてきたんだろう。

データを見ると全く飲んでないデータがみてとれたようで、置き薬をおいていても飲んでないことが不思議だったんでしょう。


私にとってお薬は、元気なうちはお守りみたいな存在です。
手強い主婦でごめんなさい。






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