ブラックベリーでパンを焼く
二日に一度のペースでブラックベリーを収穫して連日たまっていくブラックベリー。
洗って冷凍する作業よりも冷凍するスペースがなくなってきていたのでブラックベリーで酵母を作りました。
旬のイチゴやレーズンやバナナに並んで仕込んでから2日目に出来上がりました。
お庭のブラックベリーで酵母を作り、その酵母で元種を作って、食パンを焼きました。ほんのりブラックベリーの色に染まった無添加パンが出来上がるまでの工程を紹介します。
黒くなったものだけを
真っ黒に熟したブラックベリーが大事な材料です。
ブラックベリー酵母の材料
✤ブラックベリー170g
✤水 170g
✤はちみつ 21g
蓋と瓶は煮沸消毒をして陰干ししたものを使います。
私が使っているのはホームセンターで入手できる保存瓶で900mlサイズです。
瓶に材料をすべて入れてフタを外して瓶をゆすっください。毎朝やることで瓶の中が変化します。蓋をずらしただけで【しゅっ!!】っと言い出したら出来上がった証拠です。
↑こちらは材料を瓶に入れてフタをしっかりしめて常温で。液体が濁っているだけでシュワシュワしていない状態です。
↓こちらは、二日経ったブラックベリー酵母
↑ブラックベリーの色素がぬけて液体が濃くなり、表面には無数の泡がしゅわしゅわ絶え間なく出てきました。
こうなったら冷蔵庫で保存します。
酵母で元種を作る
元種の分量(大体食パンを焼く分量として作りやすい分量)
✤ブラックベリー酵母液 50ml
✤強力粉 50g
瓶に粉を入れてからブラックベリー液を加えて軽く混ぜます。
混ぜてからトントンと空気を抜いて。一番上の部分い輪ゴムをつけて発酵状態を時々確認しながら。
混ぜた直後は、シーーーーーーーーんとしています。
↓それから3時間で生地が倍以上に膨れ上がりました。
↑時々この表面がぶくぶくっと大きな泡ができて生きてる感覚を教えてくれます。
ブラックベリーを採取して、
ブラックベリー酵母液を作り
ブラックベリー酵母液で元種をつくり、
粉と出会うことにより
最後までずっとお互いの存在を支えながら
パンになっていくのです。
今回は、最初から食パン2斤と決めて元種を作り始めたのでこねてこねてこねてこねてこねてこねて・・・・・・・。
↑水分が多いのか。これでもこねたりないのか。テニス肘が痛むのでこねる手を休めてパン生地にラップをかけて1回目の発酵中。
1次発酵は、常温で5時間放置。
そして練り直して丸めて
さらに4時間放置
(二次発酵も同じように自然発酵でゆっくりじっくり発酵を待ちます)
↑二次発酵を終えた生地。さっきより滑らかになってますが手にべとつく~。なので打ち粉をしてその上にこの生地をのせて。
ガス抜きをしてから打ち粉をした台に載せて。表面が乾かないようにラップをかけて30分のベンチタイム。
そしてその後ひとまとまりにして4等分に分割して丸めて。パン焼き型に生地を入れてオーブンレンジの機能の
発酵機能を使って40度で90分。
オーブンで140度で15分焼いた後190度で35分焼きました。
できました
釜伸びは控えめでしたが食パンになってて嬉しかったー。
焼きあがった時間は夜中の1時を回っていました~。
ブラックベリーの食パン
こねたりてないから?水分が多かったから?釜伸びせずに見ため失敗かと凹みながら。
どっしりとしたパンしかし切ってみたらこの断面‼️膨らんでないけどふんわりと柔らかく耳がやや硬めでおいしくできました。
ブラックベリーの香りがほのかにして、
モチモチでしっとりでおいしくて。
完全無添加の自家製酵母の手ごね食パンが出来上がりました。
耳はほどよく固めで、中身は思いのほかしっとりしていてこのまま食べるパンとして。
テニス肘が完全に完治したらフルーツ酵母から仕込んで完全無添加の手ごねパンにリベンジします!
香りだけでもお伝えすることができたらいいのにな。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?