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心を梳く(とく)
メンタルが不調になると答えを探してただぐるぐると頭がまわっている状態になる
そこには『いまの』行動が伴っていないので、もちろんGoogleにもInstagramで幾ら検索しても正解は出てこない
やっと導き出したと思っても、方法や手段に固執してしまい、また悪路に迷い込む
あげくには全てに対して否定感に頭も心も包み込まれ、積み重ねた自己肯定感を自分で崩すことになってしまう
人類史で人生の意味を解いた人は誰もいないとわかってるのに・・
だから、解こうとするのではなく、プロセスに重きを置いた『梳く(とく)』ことが大事なんだと気づいた
《もつれた髪に櫛を入れ、ほぐし、身を整えるように》
良くも悪くもこの半生を認め、赦し、次に繋げる
かなりハードだけど、そこに行き着くんだろう
そこが目標であれば、アルコールにもタバコにも睡眠薬にも頼っていいのかもしれない
相談される側になっても、
『俺もそんな時あったけど、いまだけだよ』
『食べ物変えてみたら?糖質制限とか」
『朝日を15分だけでもいいから浴びるといいらしいよー』
などなど、つい経験談や方法論を喰い気味に返してしまう
本当にメンタルがきつい人は既に色々と試行錯誤しているから、返すのは詳しく求められた時だけ
傾聴スタンスでその人達が話す言葉を繰り返したり、相槌をしたり、『梳かしてあげる』プロセスが大切なんだろう
『へー』、『そっか』、『だよね』、『うん、うん』
相手を通して、自分が自分に話していることに意味があるのだから
それ以上に余力ができたのであればそ要点や課題を5つにまとめてみる
トラックの荷台いっーぱいになった大小様々な荷物をを、机に5つだけピックアップして並べるイメージ
この渦中でも自分の目標に向かっているヒトは正解を導く『解く』が得意ではなく
自分や相手を『梳く』ことに長けているヒトなんだと思った今日この頃
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