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フリーランスを目指すきっかけとなったもうひとつのきっかけ

先に言っておきます。
決して明るい話ではありません!

環境のお話なので、不快に思う方はスルーしてください。

公開するのやめようか悩みに悩みましたが…
環境を受け入れたからこその、働き方の見直しや、フリーランスを目指したきっかけでもあるので、記事にしてみます!

▶︎育った環境のこと

私と私の夫は"母"が、
息子にとっては"おばあちゃん"
が居ません。

人に言うと気を遣わせてしまったり、あまり人に言うことでもないのですが。
今までは自分から話そうとも思わなかったし、かと言ってこういう話題を避けていた訳でもなく。

育った環境だから、私にとって「普通」なんですが、でもやっぱり「不便なこと」がたくさんありました。

参観日に誰も来てくれなかったとか
女の子特有の相談が出来なかったとか
そういうことよりも、

子育ての今

本当に居てほしかったな、と思います。

つわりの時の炊事・家事。
産後のちょっとトイレに行くときや、30分でもいいから寝たい時…
何にも気にせずワガママ言い放題言ってみたい。
そんな人が身近に居るってどれだけ幸せなんだろう。

でも、色んな家庭環境があるし、関係性も様々。
環境を恨むのはいけませんよね。
環境関わらず、子育てって本当に大変。
私の人生の中で1番と言っていいほど体力も労力も使っているな、と思います。

世の中のママさんは全員素晴らしい。

▶︎理想の家庭(目指したい母親像)

私は幼い頃から"お母さん"に対する憧れが強く、フルハウスのような愛情たっぷりの家庭を築くことへの憧れは人一倍あったと思います。

"目指す母親像"の理想は高くにあります。

できれば専業主婦!と思っていたほど、家庭には全精力を注ぎたい。

でも、お母さんを知らない私がお母さんになる、という事は不安でもありました。
理想に囚われすぎてやりすぎて自分を追い込む性分なのもわかっています。

だから、外に出ることも大事だなと。
そして何より金銭的にも働きに出ねば…!

子供を第一にした働き方が出来る職を探そう。

そして、今まで独学でやってきたデザインへの学びも少しづつやって、いつかその道でフリーランスで出来たらいいな。

いつか子供が巣立った時も心にぽっかり穴が空いてしまわないように、手が離れた時に輝ける何かが残っているように。

要はワークライフバランスをその都度調整した働き方をしていたいという考えから導き出したのが、フリーランスという発想でした。

▶︎現実の環境

そんな中見つけたインハウスデザイナーの求人。

やっぱり完全に独学で、デザイン系の学歴もなく、資格も経験もなしじゃ説得力がない。
そんな説得力の無さで、フリーランスなんて無謀すぎる。

産後急にフルタイムだけど大丈夫だろうか。
いや、やっている人はたくさんいる。
寂しい思いをさせてしまわないだろうか。
いや、それもきっと息子のためには成長だ。
でもやっぱり、いくらデキる夫を捕まえられたからと言って、預ける先は保育園しかない。
産後1年は経っているからと言って、フルタイム+繁忙期は土日も勤務になる。

そんなこと悩む暇もなく…
「求人の締め切りは今日です」
と言われ…

…とりあえず履歴書送りました。

すると、学歴や経験が無いのにも関わらず、あっさり書類選考が通り、あっさり4月からお願いしますね〜!

…受かってしまった。

いや、こんな学歴経歴コンプレックスな私でもデザイナーとして雇ってもらえた。
こうなったら、経験のために吸収できる事は吸収しようと、とことんやろうと決めました。

フルタイム、時々残業、時々早出、繁忙期の土日勤務等…まず産前とは違う体力の衰えに自分自身引きました。

そして、"雇ってもらえた"事で、子供を理由に休む申し訳なさや、技術が無い分、勤務成績で補おうと必死でした。悪いことはなるべく書きたくないので、詳しく掘り下げるのはやめておきますが、他にも人間関係等で、どちらが先かわかりませんが、身体も心もボロボロに。

ただただ世の中のお母様方を尊敬する日々。
だから私もやらなきゃという自分でのプレッシャー。
自分が選んだ事だから。

そんな中、朗報が。
人の繋がりで「フリーでやる事」を応援・支援してくれると話を頂き、トントンと話が進みました。
人との繋がりが本当に凄いと思った事も
夢を恥ずかし気もなく話して良かったと思った事も
初対面で熱く語りすぎる事も
自分の人脈に誇りを持てた事も
初めてでした。

今すぐにでもフリーで活動したい。

が、ここからが問題。

今働く会社は副業禁止。
「フリーでやってみる」には、辞めなければいけない。
仕事を辞めると、子供も保育園を辞めなくてはいけない。

そしてそこへ、まさかの夫からの反対。
完全に応援してくれると思っていました。
正式には反対とまではいきませんが、
準備も何も出来ていないのにフリーランス。
そして夫はガチガチの公務員。
無謀すぎて呆れていました。
やれるだけやってだめならやめよう!
なんて、完全に独身の発想。

辞める判断もつかないまま、仕事をしながら、育児をして、わずかでも空いた時間は勉強に費やす。

そして、遂にやりすぎました笑

身体にもありとあらゆる不調が重なって、自分がこんなに心をやられるとは思っていませんでした。

身も心も"通常"ではなくなりました。

当然のように不妊にも繋がりました。
フリーランスの妊娠とお仕事
(こちらの記事参照)

▶︎まとめ

「踏ん張り時」なのか「ただの意地」なのか判断するのは周りではなく自分です。

家庭を持つと自分だけの問題ではないので、家族の協力は不可欠。
かと言って、若い時の起業は無理ができるからそれはそれで危ない。

いつだってどんな環境だって、起業も会社員も主婦も大変な事だらけ。

何が言いたいかと言うと、どんな時もひとりで頑張るのはやめましょう。って事を伝えたくて。

自分を大事にしていない人に大事な仕事は任せられません。

やれる時にやれる事を全力で!
無理をする前に自分を甘やかしましょう。
自分を甘やかす事ができるのは自分だけです。

夜にブログを書くと熱すぎてひく🙃

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