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そうして私は我が子を抱いた

溜まってきた疲れが一気に来た
なのに子どもを前にすると元気になる
私が生かしているのではなく
私が生かされている

子どもから離れるとみるみる内に涙が流れる
希死念慮に支配される
幻聴が聞こえる  
こんな状態でも
「子どもを欲しいと願う権利がゆうきさんにもある」
と言ってくださった、保険センターの方々、メンタルの訪問看護の方、不妊治療から見てくださった産院の方々に感謝
そして全ての病院についてきてくれて、長期育児休暇を取得してくれている夫にも感謝

禁薬服用中止から4年、不妊治療から1年半宿った希望 
流産も経験しながら、また1からのマタニティ生活では不安な日々

妊娠前から色々な機関から援助を受けて、今も続く支援を受けての育児

生まれてすぐ泣くことのなかった娘
NICUに行ってしまった
私が薬を飲んでいたからだと自分を責めた日々

精神疾患持ちが子どもと思われることもよくある

でも疾患持ちでも子どもを抱ける可能性があることを、示すことができた

子どもにイライラしたり、あたったりしたことは一度もない 
泣いているのさえ奇跡で有り難いと思う毎日

起きられない日が続くこともある 
それでも産んで良かったと思う 

今娘は私の希望

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