日々詩編集室

三重県津市久居で本を作っています。 書物のなかに、認識されづらい・ないことにされてしま…

日々詩編集室

三重県津市久居で本を作っています。 書物のなかに、認識されづらい・ないことにされてしまう物語を語り、編み、手渡してゆける共有地までの地図を挟みこむ。 『存在している 書誌室編』『場所を営む/社会を変える』『ゆけ、この広い広い大通りを』

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    【電子書籍】場所を営む/社会を変える

    PDFファイルがダウンロードできます。読み上げ機能も利用できます。※こちらはイベント参加クーポンはご利用いただけません。2023年12月17日、三重県津市久居HIBIUTA AND COMPANY内で開催した本屋lighthouse関口竜平、本屋・散策舎加藤優、日々詩書肆室村田奈穂の三名のトークアーカイブ。「場所を営む/社会を変える」をテーマに、セーファースペースとしての場所をつくること、それをつづけていくことについて三人の書店主が言葉を交わします。どうやって生きていったらいいのかな、なんで生きてるのかなって悩んでるひとに読んでほしい本がある。――村田奈穂自分は昔から本だけは好きで、十五年前ぐらいに初めてアルバイトをしたときから、いろんな書店で働かせてもらいました。なぜ、わざわざ書店というかたちで、本屋をやりたいのかというところに戻って考えてしまうんです。――加藤優「意外とできることは多いんだな」というのは、自分が場所を持ったときに見えてくる面はありますね。場所を持つと世界がちょっとずつ変わっていくので、知識があれば気づけることが増える。――関口竜平トークイベントの内容はもちろん、後日開催したアフタートークや、「場所を営む/社会を変える」をテーマにしたブックレビュー、エッセイを収録!B6判/カバー付き/123ページ
    ¥800
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    アーカイブ「場所を営む/社会を変える」

    ★2023年12月17日のイベントへ現地・オンライン参加の方にはクーポンが配布されています。メールが届いていないかたはお問い合わせください★2023年12月17日、三重県津市久居HIBIUTA AND COMPANY内で開催した本屋lighthouse関口竜平、本屋・散策舎加藤優、日々詩書肆室村田奈穂の三名のトークアーカイブ。「場所を営む/社会を変える」をテーマに、セーファースペースとしての場所をつくること、それをつづけていくことについて三人の書店主が言葉を交わします。どうやって生きていったらいいのかな、なんで生きてるのかなって悩んでるひとに読んでほしい本がある。――村田奈穂自分は昔から本だけは好きで、十五年前ぐらいに初めてアルバイトをしたときから、いろんな書店で働かせてもらいました。なぜ、わざわざ書店というかたちで、本屋をやりたいのかというところに戻って考えてしまうんです。――加藤優「意外とできることは多いんだな」というのは、自分が場所を持ったときに見えてくる面はありますね。場所を持つと世界がちょっとずつ変わっていくので、知識があれば気づけることが増える。――関口竜平トークイベントの内容はもちろん、後日開催したアフタートークや、「場所を営む/社会を変える」をテーマにしたブックレビュー、エッセイを収録!B6判/カバー付き/123ページ
    ¥1,650
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    【電子書籍】場所を営む/社会を変える

    PDFファイルがダウンロードできます。読み上げ機能も利用できます。※こちらはイベント参加クーポンはご利用いただけません。2023年12月17日、三重県津市久居HIBIUTA AND COMPANY内で開催した本屋lighthouse関口竜平、本屋・散策舎加藤優、日々詩書肆室村田奈穂の三名のトークアーカイブ。「場所を営む/社会を変える」をテーマに、セーファースペースとしての場所をつくること、それをつづけていくことについて三人の書店主が言葉を交わします。どうやって生きていったらいいのかな、なんで生きてるのかなって悩んでるひとに読んでほしい本がある。――村田奈穂自分は昔から本だけは好きで、十五年前ぐらいに初めてアルバイトをしたときから、いろんな書店で働かせてもらいました。なぜ、わざわざ書店というかたちで、本屋をやりたいのかというところに戻って考えてしまうんです。――加藤優「意外とできることは多いんだな」というのは、自分が場所を持ったときに見えてくる面はありますね。場所を持つと世界がちょっとずつ変わっていくので、知識があれば気づけることが増える。――関口竜平トークイベントの内容はもちろん、後日開催したアフタートークや、「場所を営む/社会を変える」をテーマにしたブックレビュー、エッセイを収録!B6判/カバー付き/123ページ
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    アーカイブ「場所を営む/社会を変える」

    ★2023年12月17日のイベントへ現地・オンライン参加の方にはクーポンが配布されています。メールが届いていないかたはお問い合わせください★2023年12月17日、三重県津市久居HIBIUTA AND COMPANY内で開催した本屋lighthouse関口竜平、本屋・散策舎加藤優、日々詩書肆室村田奈穂の三名のトークアーカイブ。「場所を営む/社会を変える」をテーマに、セーファースペースとしての場所をつくること、それをつづけていくことについて三人の書店主が言葉を交わします。どうやって生きていったらいいのかな、なんで生きてるのかなって悩んでるひとに読んでほしい本がある。――村田奈穂自分は昔から本だけは好きで、十五年前ぐらいに初めてアルバイトをしたときから、いろんな書店で働かせてもらいました。なぜ、わざわざ書店というかたちで、本屋をやりたいのかというところに戻って考えてしまうんです。――加藤優「意外とできることは多いんだな」というのは、自分が場所を持ったときに見えてくる面はありますね。場所を持つと世界がちょっとずつ変わっていくので、知識があれば気づけることが増える。――関口竜平トークイベントの内容はもちろん、後日開催したアフタートークや、「場所を営む/社会を変える」をテーマにしたブックレビュー、エッセイを収録!B6判/カバー付き/123ページ
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    まちうた2024年3月 創刊号

    まちのひとと本をつくる文芸誌「まちうた」創刊号。創刊号の特集は「詩」。2023年に詩集『あかるい身体で』を刊行された詩人海老名絢さんの書下ろし詩とエッセイや、HIBIUTA AND COMPANYで開催しているサークル「詩の会hibi」のメンバーの詩を収録しています。ほかに、大阿久佳乃『旅行の記憶』(エッセイ)、黒田八束『壁に向かう前に』(小説)、小松原織香『ゆめみる同人誌』(エッセイ)、孤伏澤つたゐ『光満ちた水辺で/荒天をまなざす漂泊の詩人』(書評)、まつりぺきん「出頭できるアイドル」、西世古智之「ねがいごと」、オザワシナコ「白い靄の底にて」を収録。連載:村田奈穂『見慣れた町を本棚に』第二回巻末エッセイ:井上梓『2023年に出会った素敵なものたち』
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はじめまして、日々詩編集室です

「わかち合う時を求めて、わたしたちの共有地をつくる」をコンセプトに、三重県津市久居で運営している、HIBIUTA AND COMPANYのなかでリトルプレス、日々詩編集室です。 日々の営みという書物のなかに、認識されづらい・ないことにされてしまう物語を語り、編み、手渡してゆける共有地までの地図を挟みこむような本をつくっています。 日々詩編集室で出会ったもののこと、つくっている書物のこと、だれかに届けたい物語のことなどを、すこしずつ、お話していければいいなと思います。 日

    • 日々詩書肆室通信20240425

      今日の日々詩書肆室通信は『Mの裏庭』中村郁恵(港の人)です。 ALT 日々詩書肆室通信 2024年4月25日(木) 本日のおすすめの一冊 『Mの裏庭』 中村郁恵(港の人) こんにちは。日々詩書肆室の村田です。 日々詩書肆室では、今月いっぱい鎌倉市を拠点とする出版社「港の人」のフェアを開催しています。詩歌を中心に、文学や日本語学に関する本を出版している出版社です。 そして今週末には詩に関するイベントをいくつか開催します。 4月28日(日)10時~12時には、市民文化講座HAC

      • 【イベント参加のお知らせ】名古屋市名東区Reading Mugさんで開催・Creative Library

        名古屋市名東区の書店、Reading Mugさんで、今日4月20日(土)~5月5日(日)まで開催される、「Creative Library」に、日々詩編集室の本が参加しています! 映画レビュー本『映画と文学が好き! 人情編』や、クィア小説『ゆけ、この広い広い大通りを』、本屋・散策舎/本屋lighthouse/日々詩書肆室の三人の書店主の鼎談アーカイブ『場所を営む/社会を変える』など、いろんなジャンルの本がありますので、お立ち寄りの際はぜひ本を開いてみてください。 HIBIU

        • 日々詩書肆室通信20240417

          今日のおすすめの一冊は『石都奇譚集』(飯沢耕太郎 サウダージ・ブックス+港の人)です ALT 日々詩書肆室通信2024年4月17日(水) 本日のおすすめの一冊 『石都奇譚集』飯沢耕太郎著 サウダージ・ブックス+港の人 日々詩書肆室の村田です。こんにちは。 現在日々詩書肆室では鎌倉の出版社、港の人フェアを開催中です。 こんなにたくさん店頭に並ぶのは貴重ですので、みなさんどうぞこの機会にお手にとってご覧いただけますとさいわいです。 今日ご紹介する一冊は、写真評論家、きのこ文学研

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          季刊誌ヒビウタのこと

          日々詩編集室では、まちのひとと本を作る「まちうた」のほかに、ひびうた・チルドレンハウスひびうた、HIBIUTA AND COMPANY内で流通する季刊誌「ヒビウタ」という本を作り始めた。 ひびうたの系列の場所にあつまる人たちのための、あつまったひとたちが伝えたいこと、大切にしていることを収録した、三店舗と、その周辺でのみ流通する小さな冊子だ。 今回は、幼少期の大冒険を描いたり、猫との暮らしをつづったエッセイや、ひびうたでの思い出/仕事の紹介、イラスト、詩などが集まい、44ペ

          季刊誌ヒビウタのこと

          日々詩書肆室通信20240411

          今日の一冊は『日本国憲法』写真・齋藤陽道(港の人)です。 ALT 日々詩書肆室通信 2024年4月11日(木) 本日のおすすめの一冊 『日本国憲法』 写真・齋藤陽道(港の人) こんにちは。日々詩書肆室の村田です。 日々詩書肆室では、4月30日までの一か月間、鎌倉の出版社「港の人」のフェアを行っています。 今月は毎日港の人さんより刊行されているおすすめの本を紹介します。 今日の一冊は、『日本国憲法』。言わずと知れた、この国の憲法です。 港の人の『日本国憲法』は、憲法の全条文に

          日々詩書肆室通信20240411

          【イベント参加のお知らせ】三富2024

          2024年4月13日(土)~28日(日)に、京都・堀川新文化ビルヂング2Fで開催される三富2024に、日々詩編集室の書籍の委託販売をお願いしています。 開催時間は10:00~19:00、自主制作書籍・ZINE、雑貨の販売と、ワークショップが開催される日もあるそうです。 お近くに行かれる際にはぜひ立ち寄ってみてください。 日々詩編集室のラインナップは、最新刊『場所を営む/社会を変える』、『まちうた2024年3月創刊号』、書店員エッセイ集『存在している 書肆室編』、クィア小説『

          【イベント参加のお知らせ】三富2024

          日々詩書肆室通信20240406

          今日の一冊は『小さな声の島』アサノタカオ・サウダージブックスです。 ALT こんにちは。日々詩書肆室の村田です。 待望の新刊が入荷しました! 鎌倉市に拠点を置く出版社、サウダージ・ブックス編集者アサノタカオさんの新著『小さな声の島』を4月5日より販売しております。 アサノタカオさんは書肆室の前身であるブックハウスひびうた立ち上げ時よりお世話になっている編集者さんで、HIBIUTA AND COMPANYでもHACCOAショートストーリー講座の講師を務めていただいたり、自主読

          日々詩書肆室通信20240406

          20240406曇

          通勤電車の中で本を読んでいる。 この間まで中井英夫の『虚無への供物』を読んでいたが、今日は『新装版 レミは生きている』(平野威馬雄・ちくま文庫)。 平野威馬雄は、1900年生まれ、籍は日本人、父はフランス人で籍はアメリカ、母は日本人。父はほとんど日本にはおらず、生涯2度、父とわずかな時間を過ごしただけだったという。 「日本の少年少女に、ほんとうのことをわかってもらいたいと思って、この本をかきました。/おなじ人間として生まれながら、顔かたちがかわっているというだけで、差別あつか

          日々詩書肆室通信20240405

          今日の一冊は『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ北村太郎』(橋口幸子・港の人)です。 ALT 日々詩書肆室通信 2024年四月五日 本日のおすすめの一冊 『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ北村太郎』 橋口幸子著 港の人 こんにちは。日々詩書肆室の村田です。 今月の日々詩書肆室通信では、港の人さんの本を紹介します。 今日おすすめするのは、橋口幸子さんが詩人北村太郎さんの姿を描いたエッセイ『珈琲とエクレアと詩人』。 1980年2月、橋口さんは当時のパートナーと2人で、鎌倉市稲村ケ崎に

          日々詩書肆室通信20240405

          『気が付けば本屋』 電子書籍のお知らせ

          日々詩書肆室室長・村田奈穂のエッセイ『気が付けば本屋』の電子書籍を刊行します。 配信予定日は4月12日(金) kindle・koboで配信します。 本屋になるつもりなんてなかった――。 会社員として働いていた村田さんが、「本」でつながった場所から、気づけば一軒の書店を任されるようになるまでの足取りをたどったエッセイ。 試し読みは、『存在している 書誌室編』の記事からお読みいただけます。 日々詩書肆室室長・村田奈穂の書籍は、 『場所を営む/社会を変える』 『映画と文学が好

          『気が付けば本屋』 電子書籍のお知らせ

          【電子書籍刊行のお知らせ/書籍の紹介】ゆけ、この広い広い大通りを

          知らないうちに、わたしはあなたに苦痛を強いるかもしれない。 あなたの傷を踏むかもしれないし、わかったようにあなたを語ってしまうかもしれない。 代弁できるとおごるかもしれない。 安心してつきあえる人間だと、自信をもって宣言はできないわ。 「地元」で生きる三人の女たちの静かな連帯とささやかな試みについて 『ゆけ、この広い広い大通りを』孤伏澤つたゐ(HIBIUTA ONLINE SHOP) 電子書籍の配信を、自社サイトのみでなく、kindle・koboにて開始しました! 配信日は

          【電子書籍刊行のお知らせ/書籍の紹介】ゆけ、この広い広い大通りを

          日々詩書肆室通信20240328

          今日の一冊は『じたばたするもの』(大阿久佳乃/サウダージ・ブックス) ALT 日々詩書肆室通信 2024年3月28日(木) 本日のおすすめの一冊 『じたばたするもの』大阿久佳乃 サウダージ・ブックス こんにちは。日々詩書肆室の村田です。 気が付けば三月も残りわずかですね。4月からは2024年度が始まります。 年度の切り替わりを機に、新しい生活に入る方も多いのではないでしょうか。 HIBIUTA AND COMPANY COLLEGE OF ART(HACCOA)でも、20

          日々詩書肆室通信20240328

          20240326雨

          警報級の雨になるかもしれないといううわさも流れていたが、さいわいそこまでのことにはなっていないようで、ただ、喫茶室の窓から見る通りはびしょぬれで、通る車は水しぶきを跳ね上げていく。 編集室は事務所の奥にあるし、カーテンがかかっているので外の様子は見えないが、それでも、屋根を叩く雨音や雷に、「やばいねえ」「帰りにはやんでいてほしいねえ」と言い合いながら仕事をしている。 『場所を営む/社会を変える』『まちうた2024年3月号』の編集~製本が終わったので、日々詩編集室は今は静か

          存在している 書肆室編

          本を友とし、本に背中を押され、だれかとつながったひとへ―― 日々詩書肆室室長村田奈穂と柏原萌の、「本」と「書店」、「居場所」から始まる出会い。 『存在している 書肆室編』 生活、生存、それらはたやすいことのように語られがちですが、ひとが「生きる」ということは、大きな流れに乗れない、予期せぬ難題と交渉することの連続です。そして、それが得意なひとばかりではありません。 得意でなくても存在し、それを維持していく――書店という場は、そんなひとのいとなみと共に歩いていってくれる場所

          存在している 書肆室編

          場所を営む/社会を変える

          日々詩編集室2024年3月15日に刊行した最新刊。 『場所を営む/社会を変える』 千葉幕張の本屋lighthouse関口竜平さん、三重県伊勢市の本屋・散策舎加藤優さん、三重県津市の日々詩書肆室村田奈穂の三人が、「書店」という場所をセーファースペースとして作っていくこと、そしてそれを続けていくことについて語り合ったイベントアーカイブと、非公開のアフタートーク、書籍レビュー・あとがきエッセイを収録。 普段、書店に立ち寄るとき、そこで「傷を負う」ことを考えることがあるだろうか。

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