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日々詩書肆室通信20240425

今日の日々詩書肆室通信は『Mの裏庭』中村郁恵(港の人)です。


日々詩書肆室通信 2024年4月25日(木)本日のおすすめの一冊『Mの裏庭』 中村郁恵(港の人)こんにちは。日々詩書肆室の村田です。日々詩書肆室では、今月いっぱい鎌倉市を拠点とする出版社「港の人」のフェアを開催しています。詩歌を中心に、文学や日本語学に関する本を出版している出版社です。そして今週末には詩に関するイベントをいくつか開催します。4月28日(日)10時~12時には、市民文化講座HACCOA(HIBIUTA AND COMPANY COLLAGE OF ART)の詩の講座(庭をつくる)第一講が始まります。詩人・画家の古井フラさんを講師にお迎えし、詩をつくること、さらに詩をつくることを通じて自分の「心の庭」をつくることを一年の講座の中で行っていきます。また同日16時~18時には、出版社港の人代表の上野勇治さんに、詩誌「荒地」で活躍した詩人・北村太郎さんについてお話しいただきます。どちらのイベントも参加者さん募集中ですので、ご興味のある方はinfo@hibiuta.orgまでご連絡いただけますと幸いです。港の人さんより刊行中の書籍て、「庭」という言葉が登場するのが2023年8月に刊行されたばかりの中村郁恵さんによる詩集『Mの裏庭』。この詩集でテーマになるのは「数学」。数学の世界に魅せられた中村さんが、数や形の定理を通してみる世界の姿を、「数学」という言葉のイメージをくつがえすようなやわらかくみずみずしい言葉で表現しています。この詩集を読んでいて、そういえば「庭」には数学の要素がたくさん見つかるなあと思いました。庭そのものは正方形や長方形、円という図形だし、何平方メートルという広さの単位で計ることができる。また、庭の中の下段の比率は何パーセントとか、チューリップとビオラの比は2:3とか…。春ですし、庭に出て数学と詩を風景の中から探してみたくなってきました。
日々詩書肆室通信

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日々詩書肆室通信 2024年4月25日(木)
本日のおすすめの一冊
『Mの裏庭』 中村郁恵(港の人)
こんにちは。日々詩書肆室の村田です。
日々詩書肆室では、今月いっぱい鎌倉市を拠点とする出版社「港の人」のフェアを開催しています。詩歌を中心に、文学や日本語学に関する本を出版している出版社です。
そして今週末には詩に関するイベントをいくつか開催します。
4月28日(日)10時~12時には、市民文化講座HACCOA(HIBIUTA AND COMPANY COLLAGE OF ART)の詩の講座(庭をつくる)第一講が始まります。
詩人・画家の古井フラさんを講師にお迎えし、詩をつくること、さらに詩をつくることを通じて自分の「心の庭」をつくることを一年の講座の中で行っていきます。
また同日16時~18時には、出版社港の人代表の上野勇治さんに、詩誌「荒地」で活躍した詩人・北村太郎さんについてお話しいただきます。
どちらのイベントも参加者さん募集中ですので、ご興味のある方はinfo@hibiuta.orgまでご連絡いただけますと幸いです。
港の人さんより刊行中の書籍て、「庭」という言葉が登場するのが2023年8月に刊行されたばかりの中村郁恵さんによる詩集『Mの裏庭』。
この詩集でテーマになるのは「数学」。数学の世界に魅せられた中村さんが、数や形の定理を通してみる世界の姿を、「数学」という言葉のイメージをくつがえすようなやわらかくみずみずしい言葉で表現しています。
この詩集を読んでいて、そういえば「庭」には数学の要素がたくさん見つかるなあと思いました。庭そのものは正方形や長方形、円という図形だし、何平方メートルという広さの単位で計ることができる。また、庭の中の下段の比率は何パーセントとか、チューリップとビオラの比は2:3とか…。春ですし、庭に出て数学と詩を風景の中から探してみたくなってきました。

「日々詩書肆室通信」のまとめは、HIBIUTA AND COMPANYの店頭で販売しています。現在2月分のまとめ、3-4月分のまとめがあります。通販などはしていないので、お店へお越しになったときに、ぜひお手に取ってみてください。

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