ノリノリで最高賞獲得　ふるさとＣＭ大賞　東松島・年120回放送

　ＫＨＢ東日本放送が主催する「2020みやぎふるさとＣＭ大賞」で、東松島市が制作した「海苔海苔（のりのり）ＲＯＣＫ」が最優秀賞のＫＨＢ大賞に輝いた。昨年の銅賞を足掛かりに、市職員や地域おこし協力隊で構成したＣＭ大賞作成チームの努力が実った。【横井康彦】

　みやぎふるさとＣＭ大賞は、各自治体が地域の特色を生かした30秒のＣＭを作成し、まちの魅力をアピールするもの。過去には女川町が釣りを題材とした作品で金賞を獲得している。

東松島市の「海苔海苔ＲＯＣＫ」が最高賞に輝いた

　今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、県全域で観光業などが落ち込んだ一方、収束後の巻き返しに向けた魅力発信へ計30自治体が参加。特色を押し出した作品を提出していた。

　審査会は昨年12月5日に実施。東松島市作成の「海苔海苔ＲＯＣＫ」は、皇室献上品にも選ばれている特産のノリと、軽快なロック調の「ノリノリ」を掛け合わせたインパクトと、映像構成、わかりやすいＰＲが評価された。

30秒の作品の中には多くの市民が出演。分かりやすい内容で特産のノリをアピールし、初の大賞を手にした

　渥美巖市長は「各自治体職員が腕を競った中、本市は10回目の挑戦で大賞を手にした。今後の励みにしてほしい」と語っていた。受賞ＣＭは東日本放送内で年間120回無料放送されるほか、市ホームページからも視聴できる。

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