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自転車で滑走路駆ける 松島基地ランウェイライド 気分はブルー操縦者

 東松島市と石巻圏観光推進機構主催の第3回ランウェイライドが14日、航空自衛隊松島基地で開かれた。県内外からサイクリスト約180人が参加。全長2キロの副滑走路などを自分のペースで走り、ブルーインパルスのパイロット気分に浸った。【横井康彦】

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ブルーインパルスジュニアに先導される参加者

 イベントは、市内の交流人口増加や松島基地の役割を広報する機会として企画した。平成30年の第1回は大雨で中止。実質は昨年の第2回が初開催となり、3回目の今年は東北地方を中心に5~71歳までの約180人が参加した。

 参加者はまず格納庫内のブルーインパルスなどを見学。開会式では津田昌隆基地司令が「航空機に乗った気分で走ってほしい」とあいさつした。その後、参加者はブルーインパルスジュニアを先頭に副滑走路など全長5.8キロのコースを周遊した。

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 滑走路は段差や小石など走行時に障害となるものは普段から隊員たちが取り除いているため、一切ない。このためサイクリストたちは普段以上に快適な走りが楽しめると、フリー走行時間には何往復も走る姿があった。

 大曲小6年の松浦優真さん(12)は、同級生の工藤光音さんと参加。「昨年にイベントの存在を知り、ブルーと同じ滑走路を自転車で走れるめったにない機会だと、ずっと楽しみにしていた。基地は身近だけれど、中に入る機会はほとんどないので、見学も楽しい」などと語り、風を切るようにペダルを漕いだ。

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基地の副滑走路で快適な自転車走行を満喫


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