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感染増でレベル3に上昇 みやぎアラート 村井知事「帰省慎重に」

 県内での新型コロナウイルスの感染者が再び増加していることを受け、県は7日、病床確保数の増減を判断する独自指標「みやぎアラート」のレベルをこれまでの2から3に引き上げた。村井嘉浩知事は県のホームページで「盆休みの帰省は慎重に」と呼び掛けた。【山口紘史】

 アラートは、直近1週間の新規感染者数と病床占有率をもとに警戒レベルを0―4で設定。これまでは2で推移したが、7日現在で病床50床中22床が埋まり、占有率がレベル切り替えの目安となる40%を超えた。

 レベル3は病床を最大100床まで増床するほか、軽症者を受け入れる宿泊療養施設は現在の100室から200室とする。県は県内感染症指定医療機関に病床確保の協力を要請しており、宿泊施設追加借り上げのめども立っているという。

 県内累計陽性者は7日現在181人。県またぎの移動自粛が全面解除された6月19日以降、92人の陽性が確認されるなど再び増加傾向となっている。村井知事は「大人数の会食を控えるなど感染リスクを避け、特に高齢者への感染につながらないよう予防対策を徹底してほしい」とメッセージを出した。


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