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3年ぶり松島基地航空祭 事前予約制で2万5千人 雲がかる空に6機の隊列

 航空自衛隊松島基地主催の「航空祭」が28日、3年ぶりに開催された。コロナ禍に伴い初の入場応募制を採用し、県内外から2万5千人(主催者発表)が来場。悪天候で大半の飛行が中止となったが、早朝から待ち続けた航空ファンの願いが届き、天候回復で午後2時からのブルーインパルスの展示飛行のみ実施。アクロバット飛行はなかったものの、統制の取れた編隊飛行を披露し、ファンや地域住民の期待に応えた。

 早朝から大雨に見舞われた航空祭だったが、開門時間(午前9時)前から当選者の列が生じ、1時間前倒しで受け入れた。ゲートでは当選はがきの確認と検温を受け、その後は基地内を自由に散策した。

ブルーインパルスやF- 2戦闘機などが間近に見られた

 展示の目玉である航空機エリアには、ブルーインパルス1-6番機や戦闘機F-2のほか、普段見ることの少ない大型輸送機C-130など約20機が並んだ。ブルーインパルスジュニアがバイクで編隊走行も披露した。

 格納庫内では、航空機エンジン展示や中部航空音楽隊の演奏などがあり、F―2コクピットを間近に見られる展示コーナーは最大60分待ち。富谷市から来た千葉友里さん(39)は「子どもを航空祭に連れてきたかったが、コロナ禍でかなわずにいた。4歳の子(琉生君)がちょうど飛行機にハマっており、喜ぶ姿が見られた」と話していた。

編隊飛行を披露したブルーインパルス

 一方、飛行展示は大雨の影響から天候調査後に午前の実施を中止。ブルーの訓練飛行やF-2展示飛行が見られないとして昼前に基地を出る人の姿が目立った。それでも多くの愛好家が天候の回復と〝フィナーレ〟のブルー展示飛行の実施を願って傘を差しながら待機。場内アナウンスで実施が知らされると歓声が沸いた。

 気象条件から編隊飛行のみとなったが、基地内外からもブルーの雄姿を見ることができ、あちらこちらでカメラを空に向ける姿が見られた。福島県から早朝3時に家族4人で出発してきた藤間和徳さん(44)は「ドラマの舞台にもなっている松島基地に入れ、自分たちの目で建物やフライトを見られた。雨は残念だが、見応えがあった」と満足気だった。【横井康彦】





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