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ブルー基調の東松島消防署完成 珍しい屋上訓練棟整備 防災拠点として活用

 施設の老朽化などで東松島市小松の矢本東市民センター隣地に移転新築工事が進められてきた東松島消防署の新庁舎が完成し、22日に開庁式を行う。従前地から北東約2キロに移設された新庁舎は、航空自衛隊松島基地のブルーインパルスをイメージした青と白の外観が特徴で、全国的にも珍しい屋上訓練棟を備える。式典では訓練披露のほか、矢本東小児童の鼓笛隊演奏、施設内覧などを予定している。【横井康彦】

 東松島消防署の旧庁舎は、昭和48年に前身の矢本消防署施設として矢本字上河戸に整備され、47年にわたって地域防災の拠点を担ってきた。平成30年に東松島消防署に名称変更後も使われてきたが、老朽化に加え、消防車両や高規格救急車など計7台を擁するなど設備機材の大型化で従来の敷地では十分な活動スペースを維持できなくなっていた。

 このため、東松島市を主体に昨年10月から矢本東市民センターの西側約2千平方メートルで新庁舎の建設に着手。施設は鉄筋コンクリート造2階建て(塔屋部一部3階建て)の庁舎と隣接する鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建ての訓練棟の2つ。

東松島消防署 (2)

ブルーインパルスをイメージした東松島消防署

 庁舎1階は車庫、2階が事務所で、屋上には建物間のロープ移動などを訓練する施設を設けた。消防施設敷地内は有事の際、防災活動拠点として自衛隊などの野営地としても活用が見込まれる。このため一定の区画を確保するため、訓練棟の一部を屋上に設置。非常用発電機を備えた防災拠点としての機能も有している。

 2階の多目的室には、大型モニターなどを備え、平時は市民らを対象とした救命救急講習、各種防災講習の場として使う。総事業費は約8億6千万円で、約半分は防衛省補助事業を活用。運用開始時の消防体制は、日勤2人、隔日勤務員32人の計34人体制。20日夕方から新庁舎での運用が始まる。

 22日の式典には国や県、市関係者や矢本東小鼓笛隊児童と保護者ら計約200人が出席予定。従前施設は今後解体し、当面市有地として残す。


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