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こだまホスピタル 虎岩副院長に聞く
アフターコロナ 新しい生活様式 心の健康と向き合う

こだま病院 虎岩武志副院長 (4)

 県内では春に比べ新型コロナウイルスの感染拡大に落ち着きが見られ始め、石巻地方でも緊張感が薄れつつあります。しかし油断大敵。第2波、3波に備えて「新しい生活様式」に移行することが求められます。

 東日本大震災による生活の変化では時間経過に伴ってストレス症状を訴える人が増えました。コロナ禍でもこうした症状は見られるのでしょうか。今回は、精神科や心療内科を専門とした医療法人有恒会こだまホスピタル=石巻市山下町=の虎岩武志副院長に心の健康を維持するための方法、コロナ時代の日常生活の過ごし方をうかがいました。

Q 外出自粛やテレワークなど生活環境の変化でストレスを感じている人も少なくないですが、先生はこの状況をどう見ますか。
A 感染防止を図ることは重要と思いますが、それだけにとらわれてしまい、ストレスを抱えることも考えられます。生活不活発病という言葉がありますが、体の不調から心の健康を損なう恐れもあります。例えば感染を恐れるあまり、高齢者の方が自宅にこもってしまうと、足腰が弱まったり、あるいは精神状態が安定していた認知症の人が、生活のペースを崩されたりするなど、症状が一気に進むケースも少なくありません。
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Q このような中で、ストレスを軽減して生活するにはどのようにすればよろしいですか。
A 大切なのは、新型コロナを「正しく恐れること」です。首都圏はいまでも感染者が発生していますが、幸い石巻地方では出ていません。そもそもの状況が違うといえます。外出自粛といっても、一歩も外に出てはいけないわけではなく、警戒しながらも適度な運動や散歩など、心身の健康につながる活動は継続することが大事です。
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Q 最近「コロナうつ」という言葉も耳にしますが、実際にそうした患者さんは増えていますか。またうつ病のサインを教えてください。
A うつ病は持続的なストレスが引き金になることが多く、すぐに発症するものではありません。当病院ではそうした患者さんはまだ少ないですが、今後増える可能性は否めません。うつ病患者の多くは「疲れているのに眠れない」など不眠の症状を訴えることが多いので、眠れない、または寝ても疲れが取れないといった人は気を付けてほしいです。
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Q 心の健康が崩れて困っている人、悩んでいる人にアドバイスをお願いします。
A うつ病に関しては、予防ももちろんですが、早期に適切な治療と療養を行うことが重要です。精神的不安や困りごと、悩みごとなど何でも相談してほしいと思います。最初は本人でなくても、家族だけの相談でも構いません。今は病院に出向くことがはばかられる人もいるかもしれませんが、当病院でも入り口での検温やひまつ防止シートの設置など感染防止対策を徹底しているので、安心して来院してください。

精神的不安は悩まず相談
こだまホスピタル 副院長 虎岩 武志

 昭和44年8月、宮城県仙台市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1年目は同大学病院で研修医。その後は東京都板橋区の東京武蔵野病院で5年ほど勤務。平成14年5月から、こだまホスピタルで働き、平成22年から現職。仙台市在住で3児の父。自粛期間中も子どもたちのトレーニングに付き合い健康的に過ごしている。

■取材後記
 首都圏では、いつどこでうつされたのかも分からない〝市中感染〟が広がり、石巻地方でも今後、新規感染者が発生する可能性は否めません。継続して一人一人が感染拡大防止の意識を持ち続けることが大切です。しかし新型コロナを過剰に恐れて家にこもりがちになり、たまったストレスが原因で健康を害することがあってはいけません。

 例えば「交通事故に遭うのが怖いから、外に出ない」という人はいないでしょう。逆に交通量の多い車道の真ん中を堂々と歩く人もいません。横断歩道を渡ったり、歩行者用信号を守ったりと、それぞれが交通安全を心掛けて生活しています。

 新型コロナに対しても虎岩副院長が指摘するように、密集など3密回避や手洗いの徹底を心掛けて「正しく恐れる」ことが重要です。感染リスクと健康のバランスを見ながら日常生活を送ることが望ましいのかもしれません。【山口紘史】


石巻保健所 健康づくり支援班コラム
免疫力を低下させない体づくり

 梅雨の影響もあって、室内で過ごすことが多いと思いますが、体を動かす機会が少なくなると、筋力が低下し転倒などのリスクも高まります。室内でも、体操や家事等で意識的に体を動かしましょう。

 また、天気が良い日は外で体を動かすこともおすすめです。気温や湿度が高い日は熱中症にも注意が必要ですので、こまめに水分補給するとともに、涼しい時間帯に行うとよいでしょう。

筋力・体力の低下を防ぐために

 家庭でもできる体操や、人混みのない場所・時間でのウォーキングなどを行い、筋力を低下させないようにしましょう。
・テレビ体操やラジオ体操を日課にしましょう。
・ストレッチで柔軟性を高めることも大切です。
・天気が良い日は、散歩やウォーキングで気分転換を。

お家でできる筋力トレーニング

スクワット

立ち上がり運動(スクワット)
①椅子もしくは台の前に立った姿勢を作ります。
②お尻を少し後ろに突き出して、膝を軽く曲げてください。
③かかとに体重を乗せます。
④かかとに体重を乗せながら、ゆっくりと椅子に座ります。
⑤椅子の所までしゃがめない方、かかとから体重がずれてしまう
 方は、途中からもとの姿勢に戻ってください。
注意:バランスの取り難い方は何かにつかまって行ないましょう。

レッグエクステンション

足伸ばし運動(レッグエクステンション)
①座った状態で脚が床に着く椅子か、台に座ります。
②片方の足をできるだけ床と平行になるように伸ばします。
③片方の足を10秒から15秒行ないましょう。
④片方が終わったら続けて反対の脚を行ないます。
⑤できる方は4~5回繰り返し行なってください。

画像提供・運動アドバイス : 株式会社マルシンク

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現在、石巻Days(石巻日日新聞)では掲載記事を原則無料で公開しています。正確な情報が、新型コロナウイルス感染拡大への対応に役立ち、地域の皆さんが少しでも早く、日常生活を取り戻していくことを願っております。


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