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和牛の豪華給食に舌鼓 石巻52小中などで提供 需要減対応で生産者応援

 新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込んでいる和牛の生産者を支援しようと、県内各地の小中学校で高級ブランド「仙台黒毛和牛」を使った学校給食が提供されている。石巻市の52小・中学校と2幼稚園でも子どもたちが〝豪華〟な給食に舌鼓を打った。【山口紘史】

 コロナ禍による外出自粛などの影響で外食需要が大幅に落ち込み、農水産業の生産者は苦境に立たされており、特に高級ブランド食品の需要減は深刻。こうした生産者を支援しようと全国の自治体で和牛を使った豪華な給食が提供されている。

石巻地方の小中学校で黒毛和牛の給食提供 (14)

和牛給食をうれしそうにほおばる子どもたち(16日、石巻小)

 県内でも市町村に対して給食費用を補助する事業の一環として実施され、石巻市では10月の「和牛牛丼」に続き2回目。今回は市内4給食センターが「和牛ビーフシチュー」をこしらえた。

 このうち16日は石巻小(川田知宏校長・児童311人)でも和牛給食が出され、児童たちはうれしそうに頬張り、おかわりをする子どもも多かった。

 牛肉が大好きで楽しみにしていたという菅原柊翔さん(3年)は「とってもおいしい。また食べたい」と笑顔を見せていた。


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