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巨大カボチャ1位は58キロ JA桃生中央支店で展示 コンテストに19個人5団体

 巨大なカボチャの重さを競うコンテストが14日、JAいしのまき桃生中央支店=石巻市桃生町中津山=で開かれた。桃生地区の学校や農家が丹精込めて育てた巨大な観賞用カボチャ約30個が、同支店の1階ロビーに鎮座している。展示は24日まで。

 同コンテストは地元農家などで組織する桃生地区運営委員会が主催。元々は平成30年に始まった「ものう秋祭り」がきっかけで、祭り内のイベントとして開かれていた。昨年はコロナ禍で祭りそのものが中止となり、今年はコンテストのみの開催となった。

JA桃生 ジャンボカボチャコンテスト (9)

巨大なカボチャがロビーに並んでいる

 参加したのは地元の農家19人と、地域の幼稚園や小学校など5団体。JAでは5月に観賞用巨大カボチャ「アトランチック・ジャイアント」の種を配布していた。

 併せて育成方法を紹介する冊子も配り、月に1度はJAの職員が訪れて育て方の指導なども行ってきた。その結果、出来上がったカボチャは30-40キロのサイズが中心となった。

note用JA桃生 ジャンボカボチャコンテスト (21)

 コンテストは重さで判断し、最も重い58キロのカボチャを作った今井博子さん=同町新田=が優勝。団体は桃生幼稚園が26キロまで育て、1位となった。JAによると、大きく育てるコツは適切な肥料管理と受粉作業、ツルの間引きで栄養を集中させることという。

 同JA桃生総合センターの金子智彦センター長は「コロナ禍でもできるイベントとして、地域の多くの人にカボチャ育成を楽しんでもらったことに感謝したい。来年以降も続けていき、さらに地域を盛り上げていければ」と話していた。【渡邊裕紀】


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