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ガンプラで広がる個性 男女15人が制作 巣ごもり需要で人気

 プラモデルを作りながら交流を深める「おとなのガンプラ」が17日、石巻市中央のみやぎ生協文化会館アイトピアホールで開かれた。市内外から男女15人が参加し、会話を弾ませながら持ち寄ったプラモデルを作った。

 趣味など共通の遊びで交流するマホロバプロジェクト(阿部拓郎代表)の主催。平成30年から始まったイベントで、コロナ禍で休止していたが、感染者数が小康状態となったことで再開。平成31年1月以来、5回目の開催となった。

プラモデルを持ち寄り、制作を楽しんだ

 40年以上続く人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル、通称「ガンプラ」は、現在1千種類を超える。コロナ禍では外出機会が減る中、プラモデルの制作に注目が集まり、今も高い人気を誇っている。

 通常はじっくり時間をかけて塗装なども施すが、この日は5時間以内に仕上げる制約もあるため、参加者は早速開封して黙々と組み上げた。中には植物のコケを持ち込んで作品に組み込むなど独創的な表現も見られた。

 SNSでイベントを知り、飛び込み参加した同市渡波の中学生(14)は「小学生のころからプラモデル作りが趣味。技術的なことを話せるのがとても楽しい」と語った。阿部代表は「なじみの人たちや模型ファンが参加できるイベントとして、今後も続けたい」と話した。【渡邊裕紀】



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