7年ぶり全国サッカー大会出場 コバルトーレ女川 あす鹿児島県で1回戦
社会人サッカーの頂点を決める全国社会人サッカー選手権大会(全社)が15日、鹿児島県志布志市で開幕する。東北代表として7年ぶり3度目の出場となるコバルトーレ女川は13日、空路で現地に到着。宮崎県総合運動公園=宮崎市=で1回戦を想定した調整メニューに汗を流した。
新型コロナの影響で3年ぶりに開催される全社は、各地の予選を勝ち上がった有力32チームが集うトーナメント大会。JFL昇格チームを決める全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL・11月11日から)の前哨戦で、今年は地域CL出場12チームのうち、8チームが名を連ねる。
コバルトーレは1回戦で、今季関東1部昇格復帰を決め、Jリーガーを数多く輩出する桐蔭横浜大学FCと戦う。志布志市しおかぜ公園で午後1時キックオフ。試合の様子はYouTubeでライブ中継される。堅守型のチームを相手にコバルトーレが先制点を奪えるかが注目される。
勝てば16日の2回戦で、BTOPサンクくりやま(北海道リーグ1位)と三菱自動車水島FC(中国リーグ暫定5位)の勝利チームと対戦する。
中村雅昭監督は「東北リーグで積み上げたサッカーが全国でどこまで通用するか確認して次の地域CL、JFLへつながる戦いにしたい。多くの方の応援と支援で鹿児島の全国大会に出場できることに感謝」と話した。
選手たちは14日、志布志市内で練習を行い調整。初出場となった2014年大会以来の1回戦突破を目指す。【石森洋史】
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