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アルモンデナンデモデキルサ#20【6月は醤油ひじき/ver.1冷製パスタ】

ひびのわです。
毎週一回、stand.fmで旬の野菜をアルモンデつくる一品を紹介しています.
少ない材料と調理器具で作るシンプルな料理。
アレンジし易い柔軟性抜群なレシピ。
ひびのわが得意なのは、毎日食べたい頑張らないご飯です。

今月からはちょっと指向を変えて、週に一回、ひとつのテーマから展開する4つのレシピを紹介します。


6月のテーマはこちら。
以前も紹介したことのある「醤油ひじき」です。

我が家の冷蔵庫の常連さん

<<醤油ひじきの作り方>>
①お好みの量のひじきをさっと洗って、たっぷりの水で戻す。
 おおよそ20分くらいで戻りますが、ちょっと食べてみて芯がないようであればOK。
②①のひじきをざるにあげ、さらにキッチンペーパー等でしっかり水分を拭き取り、平たい容器(タッパー等)に入れる。
 そこにヒタヒタの醤油(ひじきがぎりぎり隠れるくらい)を注いだら、出来上がり。
 ※冷蔵庫で保存。保存の目安は2週間程。


この醤油ひじき、そのままご飯に乗せても最高に美味しいのですが、いろいろな料理に展開できる優れもの。
ver.1として今回ご紹介するのは、これからの季節に簡単さっぱりするする食べられちゃう、「醤油ひじきとトマトの冷製パスタ」です。


※画像をクリックするとstand.fmの声のレシピに飛びます。


<<醤油ひじきの冷製パスタ>>(1人前)
◇材料◇
醤油ひじき/トマト(完熟がおすすめ)/パスタ(1.4mm以下がおすすめ)/オリーブオイル/
◇作り方◇
①パスタ用のお湯を沸かす。1人前のパスタの量はおおよそ80gくらい。
 1人前のパスタを茹でるお湯はおおよそ1L。
 お湯が沸騰したら塩を入れる前に、トマトの湯むきをする。
 1人前で大玉なら1個、ミディトマトなら3-4個、ミニトマトなら8個くらいを用意する。大玉トマトはヘタと逆側に薄く十文字の切れ目を入れておく(後で皮がむきやすい)。ミディやミニトマトはヘタを取るだけでOK。
 沸騰したお湯に下処理をしたトマトを入れて、♪ハッピーバースデートゥーユーを歌う。
 歌い終えた頃には皮が弾けているので、取り出してざるにあげて(冷水に入れなくても大丈夫)熱いうちに皮を剥く。
②トマトを取り出したら、小さじ1(水に対して0,5%の塩)を入れてパスタを入れ、まずは袋に明記された規定時間通りに茹でる。
 茹でている間に、トマトをカットする。大玉の場合は乱切りに(くし切りにしたものをさらに3等分くらいにするとちょうどいい)、ミディやミニの場合は4-6等分のくし切りにして、オリーブオイルを大さじ1ほど混ぜ合わせて大きめのボウルに入れて冷蔵庫で冷やしておく。
③規定時間になったら一度パスタを味見する。
 のちに冷水で締めるので、アルデンテではなく芯がなくなるまで茹でるのがコツ。
 茹で足りない場合は+3-4分茹でて、再度味見をする。
④パスタがいい感じに茹で上がったら素麺のように冷水でもみ洗いをしてザルにあげ、水気を切っておく。
 ②のトマトが入ったボウルに水気を切ったパスタを入れ、醤油ひじきを大さじ1加えてよく混ぜ合わせる。
 味を見ながら醤油ひじきを足していき、お好みの味になったら出来上がり。

トマトの湯むきがちょっと面倒かな?
やらなくちゃダメ!とはもちろん言わないけれど、ちょっと頑張ってやってみてほしいなぁって思っています。
皮のプチッと感がない分、トマトのフワッとした食感が楽しめますし、ひじきやパスタとしっかり馴染んでより美味しくなるんです。
そして…。
「食べる自分や誰かのために手をかけた私、えらい!」
ちょっとした手間で、自己肯定感が爆上がりして、食べた時の満足感が倍増しちゃうんですよね。
日々の小さな幸せを、本当に些細なことで感じることができるなんて最高だなぁと思うんです。


梅雨入り直前の暑くて湿気の多い季節ということで、今回は冷製で紹介したこのパスタ。
秋冬は暖かいバージョンでもお楽しみいただけます。
その場合、トマトは皮を剥かずに大ぶりにカットして(ミディやミニはカットせず)、オリーブオイルを大さじ2くらい入れて中火にしたフライパンで焼き付けます。
トマトの形が崩れてきたら、醤油ひじきと茹で上がったパスタを入れて混ぜ合わせるだけ。
トマトの旨味と醤油ひじきの旨味が掛け合わされて、シンプルなのに濃厚な美味しさがたまりません、
寒くなっきたらぜひ、こちらもお試しくださいね。


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