ひびのこと。ー洗い場バイトその2

本日も行って参りました。洗い場バイト。家の近所にある有名なうなぎ屋さんでの洗い場。私自身そこのうなぎ屋には何度か足を運んだことがあり、馴染みのあるお店だったので応募してみた。

 開店15分前に到着して欲しいと書いてあったので早めに店へ向かうと、何ともうすでに行列が!!さすが三連休の中日ということで忙しくなりそうな予感。入店し、制服が貸してもらえるということでロッカーへ移動。ドアを開けるとたくさんの従業員のお姉様方。談笑中だったので空気を壊さないようにしつつ素早く着替える。女性更衣室の空気を感じるのが久しぶりだったのでこの時点で緊張。(むろん誰も私のことは知らないし揶揄される対象にはならないのだが。)担当の方に連れられ、本日の持ち場に移動する。
 今日は湯呑みやコップ、お茶の入っていたやかんにお盆などあまり油汚れがついていないようなものを洗う担当になった。教えてくださるのはキビキビとした女性。(ここではキビタさんとする)お盆のセッティング、お茶の準備など1人で淡々とこなしている。「無駄のない動き、うちゅくしい…」と惚れ惚れしながら仕事についての指示を受ける。

 前回の洗い場とは違い、油汚れの食器がないのでやりやすい。本当に洗い場だけで良いようでお客様が帰ってお皿を下げるまでの時間は少し空いた時間となる。他の従業員さんたちの鮮やかな動きぶりを見てさすがだなぁと感心。滞りなくお膳に料理がセッティングされ、それをスムーズに分担しながらお客様の元へお持ちする。女性が多いので気が利く職場のようで、1人の人に業務が偏らないように声を掛け合いながら仕事をこなしている。日雇いバイトからの評判もとても良かったのはこういう点なんだろうなと感じた。キビタさんも、私のような日雇いバイトに対してもお茶飲んでね、少し休んでねなど気遣う声かけをしてくださった。

 私が分からないだろうと思われることは、先回りして教えてくださり、そのまま放置ではなく適度なタイミングで確認してくださる。自分の仕事もしながらそこまで気が回るキビタさんはとてもすごい。仕事できすぎウーマンだ。

 開始40分を過ぎた頃からぼちぼち食器が下がってくる。前回教えていただいたコツを思い出しながら洗ってゆく。洗うものの数が少ない上につけ置きする食器がないのでやりやすい。

 終業時間になり洗い場を後にして、キビタさん始めお世話になった同じフロアの従業員さん、店長へ挨拶。忙しいはずなのに皆さんにこやかで、親切にしてくださりますますこのうなぎ屋のファンになった。また機会があれば働かせてもらいたいと思った。

 でも次はお客さんとして来たい(訳・うなぎ食べたい)

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