響生

真実かもしれないし、そうでないかもしれません。

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真実かもしれないし、そうでないかもしれません。

最近の記事

喫茶ミニチュア開業中

自分だけの世界が作れたら、誰だって嬉しいはず。 それを叶えるのが、ガチャガチャだと、わたしは思っています。 ガチャガチャを集め始めたのは、1年ほど前になるでしょうか。 もともと幼い頃から、小さくて可愛いものが好きで、祖父母にはリラックマのミニチュアを箱買いしてもらっていました。 けれど、そんな思い出の品も、気がつけば、どこかへ行ってしまいました。 小さくて可愛いものが好きだというわたしの心を再燃させたのは、ガチャガチャでした。 今は空前絶後のガチャガチャブーム。

    • スマホ使用12時間→1時間に減らした8つのこと

      つい見てしまうものがありました。 その子の名前は、スマートフォン。 現代人なら誰しもが持っているものです。 初めてスマートフォンを買ってもらったとき、父に言われた言葉があります。 「スマホはあくまで道具だから、それに振りまわされないように」 父は、LINEをやっていないくらいSNSの類が苦手で、スマートフォンもあまり見ません。 けれど、禁煙アプリを入れたり、ゲームをしたりと、父なりにスマートフォンを使いこなしています。 スマートフォンを手にしてから、わたしは、ずっとス

      • 太陽を漕ぐ

        幼き頃のわたしです。 スワンボードを運転しているのだと思います。 けれど、足は届いていないようです。 日焼け止めを塗らないまま、外に出た日々が懐かしいです。

        • 泡の中に

          ジンジャーエールは、お酒だと思っていた それが生姜の入った炭酸飲料だと教えてくれた 先輩のネクタイの緩み具合が わたしは今も、忘れられない コーラとサイダー、どっちが太りますかねと そっと聞いてきた後輩の女の子の ツヤツヤとした肌の感じが わたしは、羨ましかった なかなか飲めないサイダーを 片手でひょいと開けてくれた彼の 伏し目がちな横顔が わたしは、好きだった 取るに足らない思い出は 炭酸の泡の中に込められて わたしは泡の中で いつまでもたゆた

        喫茶ミニチュア開業中

          何を信じていいのやら

          嘘みたいな色 たとえば チラシの赤 風船の黄色 早朝の青 いろんな色で成り立つ黒 17時55分の雲のピンク 凧糸の白 バケツの水色 安っぽい言葉 たとえば きみを愛している 今が1番いい時よ ぼくが悪かった わたしたちって親友だよね 毎日しあわせ! あなたのために言っていることなの もったいないわ 不確かなものを確かにする その積み重ねが人生だ

          何を信じていいのやら

          わたしは生きている

          わたしは、いつだって真剣だ なのにあなたは、ただ意味もなく笑う そうやって無作為に、時は過ぎていく わたしは、真面目に扱ってもらえないことを嘆いている 「夜、寝る前に読みたい本」を 夜、寝る前に読めるほどの 余裕がない日々を過ごしながら わたしは、わたしの選択を後押ししてくれる言葉を求めている けれど、どうやらあなたには、何も聴こえていないようだ わたしは、いつだって今を生きている 真面目に、ひたむきに 予防線を張りながら生きている 強くなりたい、けれ

          わたしは生きている

          魔法の文学館へ

          あんなふうに歳を重ねていけたら素敵だなあと思う人がいます。 児童文学作家の角野栄子さんです。 7月のある日、魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)に行ってきました。 なぎさ公園の丘の形状に合わせて建っている魔法の文学館は、建築家の隈研吾さんによる建物です。 緑の原っぱに白い建物が映えています。 扉を開けると、いちご色の世界が広がります。 最初に黒猫シアターで「リンゴちゃん」の映像を観ました。 某有名テーマパークの「ター◯ル・トーク」的な要素もあり、楽しい時間はあっ

          魔法の文学館へ

          わたしだけの美術館

          美術館に行くことが好きです。 絵のもつ力を全身で浴びられるからです。 この前は、美術館をはしごして展示を観に行きました。 最近は作品の写真を撮れる展示会が多くて、嬉しいです。 けれど、写真を撮ることに集中してしまって、作品そのものを観る時間が短くなっている気がしています。 ミュージアムショップで、毎回買ってしまうものがあります。 それは、ポストカードです。 素敵な絵のポストカードをコレクションしています。 お気に入りの雑貨屋さんがあって、そこでもついポストカードを買

          わたしだけの美術館

          葉っぱになれた日

          小さな頃から病院が苦手でした。 先にお話しすると、お医者さんや歯科衛生士さんは全く悪くありません。 むしろ良いです(?) なかでも歯医者さんは、苦手オブ・ザ・イヤー2024優勝という感じで、苦手です。 金属音や「虫歯」というパワーワードが、特に怖いです。 かわいい顔がついた歯の妖精みたいなキャラクターを見ると、「ほほえんでくるなよ」と思っていました。(ごめんなさい、君は悪くないよ) そんなわたしですが、このたび、矯正を始めることになりました。 とっても嫌なのですが

          葉っぱになれた日

          愛さなくてもいいのでは

          自分のこと、好きですか? わたしは、嫌いです。 例えば、ほっそりしていない足首やホクロが多い肌が嫌です。 痩せれば足首が細くなるかもしれないし、レーザーでホクロを除去することだってできるのに、それをしようとしない自分も嫌です。 自分でルールを作って、自分で自分を苦しめているところも馬鹿だなあと思います。 変に生真面目なのに、勉強ができるかといったらそうでもないというのも、悲しいポイントです。 何もないところで転んだ後、何事もなかったかのように素知らぬ顔して歩くところも

          愛さなくてもいいのでは