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ちょっと待って。その異常、カラダが頑張っている証拠ですよ。

なんで週末の休みの日に風邪ひくんだよ~ (>_<)

なんで4連休なのに熱でちゃうの~ (>_<)

せっかくハワイに来たのに高熱でちゃった~ (>_<)



こんなこと耳にしたことがある。

これは大脳が言わしめている言葉。

カラダのことをまったく理解していない。


カラダに言わせたら、

よくやく力を発動できて

異常を感じ取り、

風邪をひくことで偏り疲労や異常を経過させようと、回復させようと、

プロジェクトを絶賛実施中なんだよと言うだろう。



太平洋戦争で敵と交戦している最前線においては

誰も風邪をひかない。

それどころか体調不良を訴える者すらいなかったそうだ。


ところが、最前線から後退して敵と交戦しないエリアに滞在しだすと、

要は銃弾が飛び交わない場所にいると

とたんに風邪をひく者や、体調不良を訴えるものが続出したそうだ。



役者活動をしているときに

舞台公演中に風邪をひくものはいなかった。

ところが千秋楽を終えたあとには風邪をひく者がけっこういた。



平日に風邪をひかないのに

週末に風邪をひいちゃうというのは全く同じ原理が働いている。



仕事が忙しい

仕事で緊張状態にある

ということはカラダは交感神経優位になっている。

おまけに最近のデスクワークはPC作業が必須だし

プライベートではスマホやPCゲーム、YouTubeを見まくっていれば

眼精疲労は蓄積するいっぽう

休まる暇はない。


やっとたどり着いた週末や長い休み

そこで初めて、ほっとできる。

ようやく交感神経優位が副交感神経優位に切り替われるタイミング到来。


カラダが整体であるとは

緊張と弛緩が滞りなく行われているカラダ。

異常を、異常として感じとって

初めてカラダは力を動員できる。


カラダは緊張していると感じることができない。

リラックスした状態であるから感じられる。

異常を感じとれると、回復させようとしてカラダが発動する。

その表現が風邪だったり、熱や、痛みだったりする。


週末に表現されたものは

本来だったら、一日の終わりの睡眠で

交感神経優位が解除されていたら、

ホメオスタシスが毎晩動いてくれていて

不要だったはずのものだ。


だから週末や休暇に風邪をひいてしまうひとは

日常生活のなかでリラックスできていないよ

というカラダからのメッセージでもある。


風邪をひいたことは本当は歓迎すべきこと。

本格的にカラダが壊れないように

ホメオスタシスが働いて回復させようと頑張ってくれている証拠。



問題は、

なぜ日常でリラックスできていないのか?


自分に問いただしてみると

すぐに原因は思い当たるはず。

職場での人間関係に苦労しているとか

新しい業務やリーダーを任せられて覚えなければいけないことがあったり

環境の変化など。


頭をポカーンとさせて、カラダの力を抜くと勝手にカラダが動き出す

活元運動が発動するようになると

自分の頭で考えている自分の力とは別の

いのち本来の力が自分のなかで

たくましく動いていることを自覚せざるえない。

それこそがいのちを営んでいる本体だと気づかざる得ない。


風邪や発熱を通して

その力が何をしようとしているのか

慣れてくると分かるようになってくる。


最近、眼精疲労が酷くて

胸椎3番から5番付近の強張りが寝てもとれなかったんだよなあ。

発熱でその場所の弾力を回復させてくれたのね。


ふとんをかけずに寝てしまい冷やしてしまったカラダを

発熱することで冷えをとろうとしてくれているんだな。


最近、人間関係で感じていたストレスを緩和するために

下痢してくれているのかあ。


カラダがよくやく発動させた働きを

ただの異常や病気と認識して

外からばんばん薬を放りこんだり

熱を下げていくと

そこから本当にカラダの自然が乱れていく。






P.S. おまけ

山中伸弥教授とタモリさんのNHK特集「人体」にて

山中教授が言っていたが、死因でよく聞く多臓器不全なるものは

最後に打つ手がなくなったときに

投薬を止めると助かることがあると説明していた。


ぼくは野口整体の継承者という立場なので

今の世間の常識とはずれている処で生きている人間だということを差し置いても違和感を覚えた。


それを聞いたとき

いやいやいやいや、待ってくれよ。

投薬こそが、いのちを死へ急がせている原因なのではないかとTVにツッコミを入れていた。


免疫学の安保教授が

短期で薬を使うことはメリットがあるのだが

長期に渡って薬を使うことで一番の問題は

同時に免疫ネットワークをも壊してしまうことなんだと述べておられた。


世間の常識と言われていることって

カラダが敏感になって感じ取れることや

ぼくが手応えとして感じ取れることと違うことが多すぎるんだよね (>_<)


参考までに萬田医師のnoteをどうぞ。



































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